顕進様を支持する有志の会
事必帰正
郭錠煥(カクチョンファン)先生

超宗教活動と平和UN摂理

平和と平和機構の起源は、神様と人間の霊性と普遍的な道徳性にあります。ところが、国際連合(UN)憲章には、「神様」と「霊性」という言葉がありません。人類の和合と普遍的価値の実現のために、また地球星の平和のために膝を突き合わせなければならないUN会議場は、かねてから加盟国間の利益をめぐって争い合う、政治的角逐の場へと変質してしまいました。 1998年12月、米国ワシントンD.C.で世界平和宗教連合の会議を開催したお父様は、この日、全世界から参加した主な宗派をはじめ、各界の指導者たちに「UNを更新する超宗教超国家的な連合体設立」を提唱されました。 「今までUNは、人間の身体的で外的な部分を代弁してきました。人間の心と体が一つであるように、これからは宗教が参加して、心的で内的な領域を導いていく必要があります。心と体がバランスを成してこそ人間に平和が来ます。宗教はこれ以上、隠遁した者のように現実の国際問題から目をそむけていてはいけません」 お父様の演説に多くの人々が共感し、これをきっかけに、1999年2月にソウルで、インドネシアの当時現職のワヒド大統領と米国のダン・クエール前副大統領をはじめとする、全世界の前・現職国家元首と宗教指導者1千人が参加する中で、「世界平和超宗教超国家連合(IIFWP)」が発足しました。 この日の創設行事でお父様は、確信に満ちたみ言葉を語られました。 「平和の主人と起源は神様です。人類の平和のために設立されたUNは今、神様を中心に新たに更新(renewal)されなければなりません。世界平和のためのUN更新の道に、宗教と政治の両面の世界指導者たちが共に努力してくれることを訴えます」 このような組織が簡単に作られるでしょうか。 1998年12月8日、私が日本で祝福を主導した日でした。夕方、南米におられるお父様から電話が入りました。「IIFWP」創設を急がなければならないという指示のみ言葉でした。それは、韓国のアジア金融危機の時、「統一グループが倒産してしまった」という、余りにも申し訳ない報告をしてから、一週間しか経っていない時でもありました。グループ再起を後回しにして、「世界平和実現」という目標に徹しておられるお父様の心情を直感することができる出来事でした。 世の中にこんな指導者が、またといるでしょうか。 お父様の活動は、実際のところ、最初から超宗教運動でした。 1954年に創立された世界基督教統一神霊協会は、その名前から分かるように、霊性による世界キリスト教の一致を追求する団体でした。その後、50余年の間、草創期の統一家の食口たちが飢えるほどに財政が厳しかった状況でも、お父様は超宗教運動の分野だけは投資を惜しみませんでした。 私たちの教団の教会建築や牧会者たちの福祉よりも、世界宗教青年セミナー、世界宗教青年奉仕団、世界宗教協議会、世界宗教議会、世界宗教指導者会議、神様に関する会議などの毎年行われる超宗教平和会議と活動、世界経典編纂などの超宗教運動に、より多くの支援と情熱を投入してきたのです。 その結果として、世界平和宗教連合の基盤の上に、1999年、世界平和超宗教超国家連合を創設するに至りました。この団体の創設目的は、宗教と家庭の土台の上で全ての人々が、神様の下に真の愛を実践し、彼らが共栄を享受する世界市民となり、平和統一王国で共に生きる世界を実現することです。 その翌年の2000年には、UN本部で世界平和超宗教超国家連合ミレニアム総会が開催され、その場でお父様は、「二院制構想」を含むUN改革案を発表されました。 第一は、国家を代表する大使を中心に構成されている現UN総会を下院とし、全世界の霊的指導者と宗教分野の代表たちが参加する超宗教議会を新たに構成して、これをUNの上院とするという案です。 内的領域である宗教分野で上院を構成し、外的領域である政治分野で下院を構成するということです。心と体がお互いに協力して調和をなすように、宗教と国家と人種を超越して、地球村の問題に対応する上院と、国家と地域を代表する下院が協力することにより、人類を永久平和世界に導こうという方案です。 第二は、全世界の紛争地域と国境地帯を平和地区に転換しようという方案です。 具体的には、韓半島のDMZ(非武装地帯)を平和地帯とし、この地域を環境保全区域、平和のための博物館や展示館、平和公園などとして利用しようというものです。同時に、紛争地域と国境地帯を平和地区に転換することで失われる土地を補償するために、お父様は「南米のメルコスール地域に購入した広大な土地を寄付する」と宣言されました。 第三は、真の父母の日、真の家庭の日、平和UN軍の日をUNの記念日に制定しようという提案です。家庭は平和のための根本土台になります。幸福で平和な家庭が拡大することは、世界平和につながるのです。UNが真の愛と家庭の価値とイシューに集中することにより、深刻化するフリーセックス、同性愛、家庭崩壊、少年犯罪などに対して、UN次元の対応が可能となります。これはまた、創設時からUN内に蔓延している世俗的人本主義、物本主義、相対主義、唯物論の問題を解決するための方案でもあります。 超宗教超国家連合ミレニアム総会で、お父様は「もしUNがこの提案を受け入れなければ、国際NGOを通してでも現実化させる」という意志を明らかにされました。 お父様は私に、UNミレニアム大会を指示されながら、「あなたの責務の主流は、世界問題の解決である。韓国のIMF金融危機問題の解決は枝葉に過ぎない。国際NGO予備会談を急いでしなさい。UNに主人はいない」(2000年9月1日)とおっしゃいました。また清平21日特別修練会(36家庭から6000家庭まで参加)の訓読会では、「郭錠煥がUNを収拾し、真の父母と顯進が行く道を築かなければならない」と言われました。 UN中心の活動を行い、私は限りなく足りない自分を責める一方、UNでより大きな活動を期待されるお父様に恐縮な気持ちを持つばかりでした。UNの壁は余りにも高く、主権もなくUN大使もいない私たちは、多くの挫折を味わわなければなりませんでした。 2000年ミレニアム総会以降、お父様はUN本部で平和祝福式(Peace Blessing、2001年)を挙行されました。 真の父母様ご夫妻が主礼に立ち、全世界の政界、宗教界、教育界、文化界の代表たちが参観して祝う中、世界130ヵ国から国籍と人種と宗教を超越し、それぞれ固有の民族衣装を着て参加した新郎新婦210双が、神様を中心とする家庭を成すことを誓い、聖婚しました。 私としては、そのイベントの準備と成功まで、本当に困難が多かったため、夢のようであり、奇蹟のようなこととして記憶しています。「平和の殿堂UNで、必ず神様をお迎えした平和祝福式を挙行しなければならない」というお父様の意志のおかげで、天運によって成功した行事でした。平和祝福式の後、私たちの祝福行事はお父様の提案により、宗教と宗派を越えた宗教指導者たちが共に福を祈る、「交叉・交体超宗教平和祝福式」として挙行されるようになりました。 このような超宗教的活動を基盤に、2003年には世界の主要宗教指導者と霊的指導者たちが共に、ニューヨークで「超宗教超国家平和議会(Interreligious International Peace Council、IIPC)」を結成し、「これをUNの上院として採択すること」をUNに改めて促しました。 UNを上・下二院制に改編する方案は、私たちの提案の上程を、困難な中でも先頭に立って推し進めてくれた、フィリピン政府と米国政府、その他、数多くの支持国によって、彼らが準備した決議案として、UN総会の第58分科に上程されたのです。 超宗教超国家平和議会を発足させたこの大会でお父様は、「全ての国境線の撤廃」を訴えられました。お父様が語った国境線は、国家間の境界線だけでなく、「人類の平和と統一を妨げてきた全ての塀と障壁」を意味します。宗教、人種、民族も、その中に含まれています。 お父様は平和構築のための革新的な方法として、2003年、「超宗教超国家平和議会」に続き、2005年9月12日、米国ニューヨークのリンカーンセンターで、「天宙平和連合(Universal Peace Federation、UPF)」を創設します。この創設大会には、世界125ヵ国を代表する前・現職大統領、首相、最高位の宗教指導者、学界、文化界、NGO代表とUN大使など、各界を代表する1200人余りが参加しました。 この日、お父様は創始者の基調講演「神様の理想家庭と平和理想世界」を通して、神様の平和理想の根本を明らかにされましたが、このみ言葉は後日、『平和神経』第1章として、人類必読の教本となりました。 UPF初代会長に就任した私は、お父様ご夫妻に侍り、世界120ヵ国で創設大会を挙行しました。また、お父様の創設理想である「神様の永遠なる平和理想世界実現」のために、既存のUNの更新と共に、新たな次元でアベル的UNの機能を発揮することができる、新たな国際機関に発展させる活動を展開しました。 お父様は「内的真理を探し求めてきた宗教と、外的真理を探し求めてきた科学が調和を成す時、人は幸せを感じることができ、平和理想世界が実現される」という原理を教え、実践してこられました。 霊人体と肉身の両面が調和を成した幸福を追求する実践的な信仰生活を通して、人類はバランスのとれた幸福な人生の道を歩いて行くことができます。このような原理に基づき、霊的な価値に基づいた世界的な平和運動が行われたのです。 国家の境界を越えて活動する極端な宗教思想と世俗的な物質主義により、今日も世界の至るところで、次から次へと人類の平和を損なう葛藤と紛争が起こっています。このような時代に、お父様が築いてこられた平和活動の基盤がどれほど貴く、価値あるものでしょうか。
■ 免責事項
当サイトは「有志の会」のメンバーの主観をまとめたものであり、各種資料は自主的な調査により収集したものです。
当サイトのご利用によって生じたいかなる損害につきましても、「顯進様を支持する有志の会」は一切の責任を負いません。
当サイト内の 動画、画像、テキスト、その他 につきまして、無断引用・無断転載は固くお断り致します。
しかし、顕進様を非難するのは間違っている!と思われた方は、どんどん引用・転載・シェア・拡散してください ^^)
© 2019 顕進様を支持する有志の会