事必帰正
郭錠煥(カクチョンファン)先生
インドネシアGPFに対する妨害
彼らのGPF行事妨害は、同月のインドネシア行事でも続きました。
彼らが阻止しようとしたアジア太平洋GPF行事は、インドネシア最大のイスラーム団体であるNUとGPFが共同開催する行事でした。結論的にこの行事は大成功し、現地メディアでは「GPF運動は最も大きく心強い守護天使に会った。それは世界最大のイスラーム団体NUだ」という言及までしました。NUの参加でGPF行事が引き立ったことは事実ですが、行事成功の最大の原動力はGPFのビジョンでした。行事会場をいっぱいに埋め尽くしたインドネシアの若いイスラム教徒の大学生たちが、顯進様の先唱に従い、「ワンファミリーアンダーゴッド(One Family Under God)」のビジョンに熱狂していた姿を、私は忘れることができません。
こうした行事を家庭連合が阻止しようとしたのですが、彼らがお父様の顔にどれだけ泥を塗って回ったか、統一家の食口たちは明らかに知らなければなりません。
アジア巡回師のロバート・キトルは、GPF行事が終わった2010年10月18日に世界本部にいる文亨進様、文國進様、金孝律氏、龍鄭植氏、トーマス・ウォルシュ氏などに「妨害(intervention)」という報告書を送りました。
彼は報告書の中で、「世界本部がインドネシアのGPF活動妨害のために、UPF所属のタージ・ハマドを送ったことは最高の戦略だった」と書きました。顯進様の行事を妨害するために、タージ・ハマドを送ったこともあきれることですが、実際には、GPF関係者たちはタージ・ハマドが入って来たことすら分からないほど、彼の及ぼした影響はありませんでした。それにも関わらず、まるでその妨害工作が大きな成功でも収めたかのように、偽りの報告書を挙げたのです。
「タージ・ハマドをここに送ったことは、最高の戦略でした。絶対的に! 彼はほぼ50回もここに来たことがあり、多くの人々を長い間知って過ごしてきました。また彼にはイスラームの背景があるため、その分、信頼が早く得られます。彼は非常に忙しく、高い地位の人たちととても容易に約束を取ることができました」
私が余りにもよく知っているタージ・ハマドを、このように過剰宣伝して、虚偽の報告をする彼らを私は理解することができません。
ロバート・キトル氏の報告書に接しながら、胸深く悟ることができました。
摂理的方向とビジョンを喪失した家庭連合が、どれだけ早く影響力の微々たる組織に転落してしまうかを。
その反対に、神様の摂理とビジョンに一致した運動が、わずか一回だけでもどれだけ大きな影響力を発揮するかを。
その真理を、この行事を通して天ははっきりと見せてくれたのです。