事必帰正
郭錠煥(カクチョンファン)先生
摂理的大転換期と顯進様の登場
それでは、お父様は生前にご自身の継代を継ぐ長子を選択されたのでしょうか。当然そうです。お父様はもうずいぶん前にその責任を果たされました。そしてそれ以後、一度として、その決定を変えませんでした。1998年の家庭連合世界副会長就任式で、顯進様をお父様の使命と権威を継承する長子として祝福されたのです。
その時にお父様がなぜ、顯進様を長子に任命されたのか、私たちはその摂理的背景を正確に知っておかなければなりません。人の生涯における重大事である結婚式も日付を決めて行うものですが、これほど重大な摂理的な意味が込められた出来事を、いつでも構わず行われるはずがありません。私が傍で見守ったお父様は、どれ一つとしていい加減に決めるようなことがない方でした。常に摂理の時に合わせて緻密に準備して、手抜かりなく神様の摂理を尊んでこられた方です。