顕進様を支持する有志の会
事必帰正
郭錠煥(カクチョンファン)先生

21日指導者修練会で表出した葛藤

この時、顯進様は一世指導者たちとは違い、「内部から先ず革新されなくては、世俗的文化に対抗できる新しい文化革命を主導することは不可能」ということをよくご存知でした。構造的な変化と革新よりも、根本問題として「統一運動指導者たちのリーダーシップのパラダイムと、祝福家庭の文化に革新が起きなければならない」と見られたのです。そして、このために全世界の48歳以下の指導者たちを対象に、3次にわたる21日特別指導者修練会を断行(2001年上半期)しました。これが「定着時代のための新しい指導者のパラダイム」を主題とした特別指導者修練会でした。第1回は2001年3月9日から30日まで、カナダのケベックで行われ、第2回は2001年4月19日から5月8日まで、米国ニューヨークのUTSで、第3回は2001年5月28日から6月17日まで、リトアニアで各々開催されました。 21日修練会を通して、顯進様はご自身の立場を明確にしました。 「統一家の信仰の中心の根は、神様-真の父母様-真の家庭としてつながる縦的な軸にあります。また祝福家庭は、縦的な軸に接ぎ木された拡大された真の家庭です。定着時代(天一国時代)のための祝福家庭の責任は、真の父母様の使命とレガシーを正しく継承し、それを成して差し上げることにあります」 ところが修練会は、出発から困難にぶつかってしまいました。顯進様は、第1回21日修練会を期して、多くの問題を抱えていた日本のリージョン責任者たちを全員整理したのですが、ここで統一運動全体を革新しようとする試みが強い抵抗にあったのです。問題は第2回21日修練会中に大きく浮かび上がってきました。 修練会中、顯進様が「家庭連合指導者の中には政治的な人が多い」と指摘すると、このみ言葉に憤慨した梁昌植会長が、顯進様のみ言葉に真正面から反駁するかのように、「真の父母様に侍り、み旨のためにあらゆる迫害を甘受しながら、青春を捧げて信仰の道を歩んできた」ことを強く主張しました。感情を収められないまま壇上で荒々しく抗言し、修練会の雰囲気を完全に乱してしまいました。その渦中に米国で活動していたク・ベクチュン教区長が、修練会の途中でお父様を訪ねて、「顯進様の教えはお父様の教えとは違う」と讒訴したのです。ク・ベクチュン教区長の報告を受けたお父様は、修練生全体をイーストガーデンに呼び出し、くじ引きをして半分はUTSに留学するように措置されました。 ちょうどその日、修練会を訪れた私は、しばらく前に膵臓癌の手術を受けて奇蹟的に生き返った内容の証をしましたが、そこで第2回21日修練会当時の複雑な事情を知るようになりました。 顯進様は21日指導者修練会を企画して、「成約時代と定着時代におけるお父様のみ言葉を最もよく理解し、摂理的なみ言葉を最もよく教えられる人は誰か」と問い、皆が異口同音に周藤健講師を推薦したと言います。 「済州島国際研修院で実施した日本女性指導者16万人修練会の時、原理講師としてお父様の指導を受けながら、成約時代のみ言葉を最もよく伝授された人は周藤健講師です」 そのように抜擢された周藤講師でしたが、これが問題になりました。日本食口たちは済州島3泊4日修練会を通してお父様のみ言葉を聞き、周藤健講師にも教育を受けていたので、その方の講義スタイルに慣れていましたが、近年にお父様が語られた新しい次元の摂理的進展と、それに関連するみ言葉をよく知らない韓国人指導者たちは、周藤健講師のみ言葉のフレームに慣れていなかったのです。そのため、修練生の一人であるク・ベクチュン教区長が、「周藤健講師が顯進様の主導の下で、とんでもない理論を教えている」といった歪曲された報告を、お父様に申し上げたのです。 第1回修練会以後に断行した日本統一教会指導者たちの人事異動も、実は顯進様の意図というより、徳野英治氏をはじめとした日本統一教会幹部たちの要請に応じて顯進様が行ったものでした。ところが後で、「日本からの献金が急激に少なくなったのは、顯進様の無理な人事異動のせい」だという言いがかり的な報告が上がり、このために顯進様はお父様から激しく叱責されたのです。 顯進様としては重苦しい状況が続く中でした。 指導者たちが顯進様を讒訴すると、お父様は公式的には彼らを叱るよりも、むしろ顯進様をより叱責されました。そして顯進様は、それを「摂理的な責任を負ったアベルが負うべき十字架」と理解しました。お父様から叱責され、はなはだしくは誤った報告によって地位から退くようになったとしても、それは顯進様には何ら問題になりませんでした。地位や体面といったものは、初めから顯進様の関心の対象ではなかったからです。 顯進様が本当に葛藤した部分は、それとは別のところにありました。お父様と真の家庭の周囲において、誤った指導者たちが何らかの影響を及ぼす場合、お父様が育くみ築いてこられた摂理基盤と業績が、ともすれば揺るぎかねないという問題でした。顯進様はこういった憂慮と苦悩について、お父様に率直に告白しました。その度ごとに、お父様は顯進様の摂理的な責任がどれほど重要であるかを懇切に語ってくださいました。 40年荒野路程の中で固まっていた「統一家の文化とリーダーシップパラダイム」を転換するための顯進様の挑戦と革新は続きました。食口たちと二世たちは歓迎しましたが、これにより、既得権層を形成していた統一家の核心指導者グループとの反目は、避けることができませんでした。顯進様は特に6000家庭を主軸とする一部の指導者グループが、「真の父母様の側近勢力に寄生し、政治勢力化していること」に対して、「コウモリ」という表現まで使いながら叱咤しました。
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