顕進様を支持する有志の会
事必帰正
郭錠煥(カクチョンファン)先生

霊界メッセージ捏造事件

2月23日に米国で指導者会議があった日の夜、世界宣教本部の石俊淏(ソク・チュノ)本部長が発送した電子メールが、金炳和米国大陸会長宛に到着しました。 公文には、「仁進様の総会長の地位には変わりがない」との國進様の指示が書かれており、「亨進様はお父様の代身者であり、顯進様の上官」であるという説明が図表で描かれていました。仁進様と緊密に連絡を取り交わした國進様と亨進様側が、お父様の決定と指示事項に逆って顯進様を牽制する目的で急きょ作成して送りつけた公文でした。 翌朝、その報告に接した顯進様は、明らかに不快に思われたようでした。そうして、本来理事会に手を付ける意図がなかった顯進様ですが、「米国理事陣を原状復旧させる」ことを決心するに至るのです。こうした決定に対して、家庭連合側は「顯進様が米国でクーデターを起こしたかのように」報告し、前から顯進様に対して誤解していたお父様は、4人の子女様たちを江原道の束草に召還しました。束草の会合を通して子女たちが互いに対話を交わし、問題を解決できるように機会を下さったのです。顯進様は國進様と対話を試みたものの、始めから言い争いになり、何も得るところなくソウルに帰りました。 顯進様は、お父様が1月に指示された通り、2月27日から世界巡回に出発しました。 最初の国である日本では5万人大会が盛況の内に終わり、成功裏にテープを切りました。次の国はフィリピンで、長年にわたり顯進様が精誠を込めてきた国であるだけに、盛大な歓迎の中で行事が進められました。特に2007年12月12日、フィリピンでは最初の公式的なGPF行事が開催され、翌年2008年12月13日には、同年GPF大会のラストを飾る最後の行事がマニラのキリノ広場で開催されました。相次いでフィリピンを訪問する顯進様を多くのVIPたちが心から歓迎してくれたのです。 顯進様の巡回は、5月15日までに各大陸26ヵ国を、一日も休む間もなく訪問する大長征でした。フィナーレの行事は、ニューヨークの国連で予定されていたのです。 行く先々で、朝から夜遅くまで、ぎっしり詰まったスケジュールであり、細部に至るまで全力投球されるため、さらにきつい強行軍でした。2008年下半期だけで10ヵ国を回り、驚くべき反響を呼び起こしましたが、2009年上半期に26ヵ国の巡回を終えたら、その結果はどうなるか、想像しただけでも胸が躍りました。この勢いに乗って、2013年の基元節に向かって行ったなら……。 もしかしたら神様は地位に執着する人々には地位を与え、み旨を成しとげようとする人々には、自由に世界に出て堂々と自分の道を開拓する道を拓いてくださるのかも知れません。顯進様の世界巡回がそのように続けられていたとしたら、それは現実になっていたことでしょう。 ところが、3番目の巡回地である台湾で行事を全て終えた時、お父様が急に顯進様を束草に再び召還されました。残った巡回日程を全て取り消せという命令でした。 束草でどんなことが進められているのか、顯進様はすでに多くのルートを通して見抜いていました。束草にいたある指導者が、緊急に電話で「今ここでは顯進様を謀反者として追放し除去しようとする計画が推進されています。早く備えてください! 」という連絡をして来たからです。 しかし顯進様は、自分に近づく運命を避けようとはしませんでした。 3月8日、江原道束草の天情苑での早朝集会には、真の子女様や私を含めた家庭連合の高位指導者たち、そして日本から来た修練生など400人余りが参加していました。 訓読会が進行中だった8時頃に顯進様が到着すると、お父様は「さあ、訓読はここで止めて、今から霊界メッセージを読もう」と言われました。壇上のお母様が、封筒を司会役で訓読をしていた梁昌植会長に手渡しました。梁会長は封筒からメッセージを取り出して、孝進様の霊界メッセージを朗読しました。長くないメッセージで、お父様は途中、「孝進が霊界で感じることが多いことだろう」と簡単に言及されました。 問題はすぐ次に読んだ報告書でした。お父様はこれを「訓母メッセージ」と言われ、朗読のために金孝南訓母を探しました。 「さあ、今度は訓母様、訓母様のメッセージだ。霊界の実相だ。訓母! 訓母様は来ているのか、聞いているのだ。どこだ、訓母! 」 訓母は見当たりませんでした。 梁会長が報告書を読み始めました。 「……敬愛する万王の王、真の父母様にご報告申し上げます」 すると、お父様がまた強調しました。 「よく聞け。これは訓母様の霊界メッセージだ」 お父様がこの報告書をどう思っておられるのかを、端的に見せてくれる場面でした。これはお父様に「金孝南訓母の個人的意見を書いた報告書」ではなく、「霊媒者である訓母が霊界から受けた内容を整理した霊界報告書」ということでした。お父様がこの点を何度も強調されたので、その場にいた人々は皆、「孝進様の霊界書信に続いて、この報告書も当然、霊界メッセージだろう」と認識しました。 ところが、梁会長が読み進んでいく報告書の内容というのは、「実に異常なもの」でした。家庭連合内に葛藤が起きている組織、指揮体系、後継構図に対する具体的な提案で、すっかり埋め尽くされていたのです。一言で言うと、亨進様を相続者に任命し、顯進様はその下に、そして子女たちは必ず、お母様を通してお父様の前に出ることなどを霊界が提案するという内容でした。 さらに異常なことは、米国で組織原理に従い顯進様に侍って働いているニール・サローネン米国ブリッジポート大学総長、タイラー・ヘンドリックス統一神学大学長、ヒュー・スパージン理事、郭珍滿モンゴル分捧王などを全て免職させる人事異動の内容までありました。 今まで多くの霊界メッセージに接してきて、お父様に直接伝えて差し上げたりもしましたが、こうした種類の報告書を訓母が霊界から受けたとは、想像もできないことでした。お父様のみ言葉にも関わらず、どうして訓母が現われなかったのか、初めて理解できました。神様の摂理史においていつまでも問題となる、実に暗たんたることが起っている最中でした。 報告書が全て読まれると、お父様はもう一度「霊界がこう見ているので…」とされながら、これを「霊界の事実」として釘を刺しました。続いて所感を述べる場では、最初にお母様がこう語られました。 「最終的なことはお父様がされますが、霊界から見ていること、今メッセージを通して見ると、余り残りのない2013年に向けて、お父様の生前に……。お父様が秩序を正してくだされば……」 霊界のメッセージに対してお父様が、早く最終決定を下してくださればよいということでしょう。これが「霊界報告書」であることをお母様も再び強調したのです。お母様の次に朱東文氏も、「霊界を知らずに自分の考えのまま錯覚を起こして、こうした混乱が起きた」といったような発言を続けました。 この日、お父様は私の意見を尋ねられたので、こう答えました。 「このように定めた決定が父母様の意図なら異見はありませんが、果たしてその過程が純粋に展開されたのかという点には遺憾な内容もあります」 ここでお父様から制止されました。 お父様は「米国理事会変更の件に加担してきた人たちの責任を問うて解任する」と語られ、顯進様の意見を聞かれました。ずっと沈黙しながら聞いておられた顯進様が、ついに全体が見ている前で、惨たんたる心情を爆発させられました。 「あきれ果てるようなことであっても、お父様を見て耐え、かわいそうなお父様を助けるために世界に向けて旅立ちましたが、そんな息子を整理したければそうしてください。どうしてこうした霊界報告書で人民裁判をされるのですか。ここにいるこの人(そのメッセージによって免職された指導者)たちが私の人たちですか。まさにお父様を尊敬しながら従ってきたお父様の人たちではありませんか。彼らは位置に就こうとして従ってきたのですか。首にするなら私を首にしてください。私が全責任を負って退きます」 余りにも激しい思いに、韓国語がまともに出てこないようでした。途切れ途切れに少し話された顯進様は外に出ていきました。
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