顕進様を支持する有志の会
事必帰正
郭錠煥(カクチョンファン)先生

私が書いたものではありません

後にこの事件は、「束草霊界メッセージ捏造事件」と呼ばれるようになりました。 お父様は霊界の実相を知らせる訓母の霊界メッセージと言われ、お母様も霊界からのメッセージと言われたのですから、誰がこのみ言葉の権威に挑戦するでしょうか。平常時であれば、想像もできないことでしょう。 ところが、とんでもない内幕が一気に現われます。顯進様がその場を離れてから、わずか10分も経っていませんでした。霊界が生きて働いているということが、恐ろしいほど、また戦慄を覚えるほど実感させられた瞬間でした。 私は顯進様を止めようと、舞台の裏門を通して外に出ました。そして、凍りついた顔で裏門の前にたたずむ訓母を通り過ごして顯進様に追いつき、「もう一度お父様のところに行きましょう」と切実にお願い申し上げました。ちょうど朱東文氏がついてきたので、私は「顯進様を連れて戻るように」と頼み、再び訓母のところへ行きました。 「訓母様! いったい何のためにそうされたのですか。これは何をしようということですか」 「会長、私は何も知りません。私は関与していません」 心が凍てつくような瞬間でした。短く一言ずつ交わしたその対話だけで、み旨の中にあって最も恥ずべきことがこの場でほしいままにされたことが事実として現われたのです。「生命より貴い天理原則を、真の父母自らがもてあそんだ」この事件をどう収拾すべきか、目の前が真っ暗になる瞬間でした。 これ以上、訓母と言葉を交わし合うべき事案ではないため、再び会場内に戻って座りました。 その後は、どんな言葉もまともに耳に入ってはきませんでした。 集会が終わり、顯進様から内幕を伝え聞いた金慶孝氏は、その翌日、司会を担当した梁昌植会長とウォーカーヒルホテルで会ったそうです。その場で「訓母が報告書を作成していないと顯進様に直接白状した」というと、梁会長はもっと驚くべき事実を打ち明けました。 「その報告書はお母様の依頼で私が作成し、金孝律氏の監修を受けてお母様にお伝えしたものです」 後の集会でお母様から手渡された封筒を開けた際、自分の作成した報告書がそこに入っていたのをみて驚いたといいます。陰謀のからくりが明かされた瞬間でした。 類推してみると、自ずと答えが出ます。お母様が梁会長に報告書の作成を指示し、梁会長が作成した草案を金孝律氏が仕上げてお母様に差し上げ、お母様がこれに「訓母報告書」というタイトルを付けて、お父様に「霊界メッセージ」とカモフラージュしたのです。 私としては、お母様の計画が余りに大胆不敵だという思いと共に、一つの疑問が浮かびました。初めから、お父様の決定と指示として言いつくろうこともできたであろうに、なぜ「一歩遠回りして」、霊界が推薦しているといった形を作り、それをもってお父様が決定されるようにしたのだろうか。 お父様は、孝進様の急な聖和で衝撃を受けられ、束草の天情苑に閉じこもっておられるかのようでした。金炳和会長の証言によると、天情苑の湖で釣りをされながら、お父様は、「私は神様と霊界の啓示のみを信じる」と周辺の人たちに繰り返し語られていたそうです。お母様はこのようなお父様の心理状態を利用して、「霊界メッセージ捏造」を準備したように思えてなりません。 正確な理由は、これを企てた当事者たちだけが知っていることでしょう。私の考えでは「お母様の選択した後継者が、霊界の認定と支持を受けている」ということを現わし、お父様にもこれを刻印させて、「お父様の決定に楔を打ち込もう」としたのではなかったかと思うのです。 結論として、「束草霊界メッセージ捏造事件」は、天宙史的混乱の中で最も恥ずべき歴史の1ページとして残りました。また、お父様の基盤を奪取した現教権勢力たちの非正統性をそのまま現わした事件として記録されました。 束草集会以後、顯進様はUPF共同議長職から免職され、お父様は「1年間休め」と言われました。金起勲会長に、「顯進様の代わりに1年間GPFの責任を担当せよ」とも言われました。同時に、顯進様の側に加担していた理事たちも皆、退くようにと言われ、特に米国総責任者だった金炳和および朴正海共同大陸会長も辞職するようにと言われました。 顯進様は束草事件以後、米国に帰ってモンタナ州の山奥に閉じこもりました。そこで5月になり、40歳の誕生日を迎え、新しく出発することを天の前に決意しました。偽の霊界メッセージを動員した、何よりも孝進様を先にあの世に送り出され、辛い思いをされていたお父様の感情まで利用した、お母様と家庭連合指導部の圧迫に、顯進様は絶対に屈することができませんでした。
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