顕進様を支持する有志の会
事必帰正
郭錠煥(カクチョンファン)先生

集中治療室での父子の再会

2012年8月15日午後4時30分、ソウル聖母病院の集中治療室で、顯進様はお父様と劇的な再会を果たしました。 8月初め、韓国に入国し、ソウルでGPFの行事と世界平和会議の準備で、多忙な日々を過ごしていた顯進様は、15日午前、青天の霹靂のような知らせに接しました。お父様が集中治療室に入院しておられ、容態がとても危険だというのです。GPF行事の開幕を2日後に控えていた時でした。 お父様が風邪で体調を崩しているといった知らせは聞いていましたが、集中治療室におられるとは想像もつかないことでした。残念なことに、誰もその事実を顯進様に知らせなかったのです。顯進様に随行していた金慶孝氏がソウル市内の病院をくまなく探し回り、尋ね歩いた末に、カトリック大学のソウル聖母病院で金孝律氏を見つけ、そこにお父様が入院しておられることを突き止めたのでした。奇しくも、顯進様が滞在している宿所から、わずか数百メートルの場所でした。 米国から帰国したお父様は、7月16日から風邪でひどい咳が続き、そのうち肺に問題が生じたといいます。敗血症と肺不全でした。 お父様の入院の事実を知った顯進様ご夫妻は、担当主治医と連絡した後、お父様がおられる病院に駆け付けました。顯進様が来るという知らせに、集中治療室の前には、鄭元周氏を含め、お母様から送られた何人かが立ちはだかり、顯進様を制止しようとしました。「お母様に先に会いなさい」という話にもならない言い分でした。しかし彼らも、悲痛な表情を浮かべ、集中治療室に入って行こうとする顯進様を阻むことはできませんでした。 集中治療室の奥に横たわるお父様の姿を目にした瞬間、顯進様は熱い涙をこぼされました。まさにその瞬間まで、顯進様は言葉では言い表せない心の苦痛と痛みを経験しなければなりませんでした。子供のように純粋な心情で臨んだ摂理の道で、悲痛な傷を負い、それを癒しながら、時には深い山奥に入って天を掴み訴え、涙しながら、夢にまで懐かしく思い描いたお父様にお会いするまで、3年もの間、まっ暗なトンネルの中を、休むことなく通過してきたのです。 激しい心情を鎮めながら、顯進様は眠っておられるお父様の手を握りしめました。そして、真っ先に伝えたかった言葉を静かにささやかれました。 「アボジ、顯進です。アボジ! 天の摂理のために元気を出し、早く起き上がってください。私は今、韓国と全世界にアボジの夢を果たすための大きな基盤を作っています。アボジ、早く元気を出して起き上がってください」 今にも溢れそうな涙を堪えて、お父様の手を握り、切々と言葉をつなぎました。 「私の心は、昔も今も変わりません。アボジにお会いしたい思いがどれほど切実だったかご存知でしょうか。アボジ、必ず生きてくださらなければなりません。早く元気を出して起き上がってください、アボジ……」 お父様は、聞き慣れた息子の声が聞こえたのか、顯進様の手をぎゅっと握り返されました。顯進様がお父様を呼ぶ度に、握りしめた両手から、お父様の切実な思いが伝わりました。 ちょうどそこへ、國進様ご夫妻と亨進様ご夫妻が病室に入ってきました。随行員たちが顯進様を制止できないと見るや、はやる思いに駆られ、急いで駆け下りてきたのでしょう。 「もうそれぐらいにして帰ってください」 お父様の病床の隣に座した顯進様の後ろ姿を見守り、しばらくたたずんでいた國進様がそう言いました。 「邪魔をしないで、しばらく静かにしていてくれ」 顯進様は静かにたしなめ、もう一度、お父様のほうを向き直って言葉を続けました。 「アボジ、多くの人々がアボジのために祈っています。元気を出してください」 「もういいでしょう、帰ってください」 國進様はまた、急き立てました。 「騒ぎを起こしに、ここに降りて来たのか?」 3年ぶりに病床のお父様を訪ねた場にまで立ち入り、妨害しようとする弟に、顯進様は失望感を隠せませんでした。國進様とのやり取りが続きました。顯進様の忍耐を試すかのように、その不遜な物言いは度を越えていました。集中治療室で國進様とそれ以上の騒乱を願わなかった顯進様は、お父様にまた会いに来ることを約束し、病室を出て行きました。 30分にもならない短い時間。それがお父様との最後の出会いになろうとは、夢にも思わなかったことでしょう。 ソウル聖母病院を訪問した顯進様は、集中治療室に向かう前、先にお父様の主治医に会っていました。お父様の健康状態を確認するのが何よりも重要だったのでしょう。 「お父様の状態を正確におっしゃってください」 「確率は50対50です。最善を尽くしていますので、余り心配なさらないでください」 お父様の入院について押し黙っていた統一教は、顯進様が集中治療室のお父様と再会した後から、食口たちに事実を知らせるようになりました。噂を聞いて駆けつけた食口たちに、顯進様は主治医の所見を聞かせ、お父様の健康回復のために精誠を立てることを呼びかけました。お父様を他の病院に移さずに、完全に回復されるまで、続けて治療を受けられるようにお願いしたのです。 「アボジが成されなければならない重要なことが残っています。今、霊界に行かれることは、あってはならないことです」
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