顕進様を支持する有志の会
事必帰正
郭錠煥(カクチョンファン)先生

顯進様の就任の辞 - 家庭連合世界副会長 (1998年)

愛する真の父母様、内外貴賓の皆様、世界平和統一家庭連合の会員の皆様、そして紳士淑女の皆様、世界的な組織の副会長に選任され、今日、皆様の前に立つことは、私にとって非常に光栄なことであります。 家庭連合は父の生涯路程の最後の結実を結ぶものなので、今回の選任は、私にとってより一層意味深いものであります。神様を中心とした家庭を通して、この地に神の国を立てようとしてこられた父母様を助けて差し上げることが、私の生涯の究極的目標でした。今日の就任を通して、私はついに、父母様のこのような救世活動に同参できるようになったのです。 最初に、この日を祝ってくださるために、今日ここにお集まりいただいた皆様に感謝の気持ちを伝えたいと思います。私はこのような温かい歓迎、そして皆様の深い声援と支持に深く感銘を受けました。本当にありがとうございます。 世界平和統一家庭連合の会員の皆様、今日、私たちは新しい千年を迎える岐路に立っています。皆様の過去3年間にわたる努力により全世界に肯定的変化の種を蒔いてきましたが、いまだに世界では戦争、社会では倫理的衰退、そして家庭の崩壊といった問題に憂いています。毎日のように私たちは、地域主義的、人種主義的、民族主義的、さらには宗教的対立に対するイメージとニュースの洪水に接しながら生きています。 このような葛藤は、人間世界に対する冷笑と敗北主義の火花を起こしつつ、全世界に、私たちの地域社会に、あるいは私たちの家庭に起こっています。高い離婚率や10代の妊娠、薬物服用、少年犯罪、そしてエイズなどの驚くべき統計数値は、このような悲惨な状況を証明しています。 このような猛攻撃の実際の犠牲者はまさに家庭です。ですから、神様を中心とした家庭を確立し、世界平和を成就しようとする家庭連合の使命は、今日の世界の多くの問題を解決する上で非常に重要であると言えます。 父は非常に幼い頃から、人類の苦しみだけでなく神様の悲惨な状況を解決する鍵は、神様を中心とした理想的な家庭、すなわち真の家庭の形成にあることを知っておられました。父の教えによると、完全な形の家庭は神様の理想の最高の現れです。このような基礎的社会単位の中で、個人としての男女の目的は、夫婦をなし、愛の実である子女を持つことによって初めて完成されます。さらに、その時に初めて、子女、兄弟、夫婦、父母の関係の形で表現されるすべての心情圏が完成されるのです。 私たちが誰であり、人生においてどのあたりにいるのかにかかわらず、私たちは皆、誰かの子女であり、兄弟であり、夫婦であり、そして父母なのではないでしょうか。つまり、私たちは家庭内で、最も基本的な心情的関係を体験することができます。そしてこのような心情的関係は私たちに、信仰、信頼、服従、憐憫、許し、謙虚さ、そして最も重要な、無条件の真なる愛を教えてくれます。また、家庭内で社会意識が育てられ、世界観が形成されるのです。 もしこのような根本的社会単位に欠陥が生じたならば、その時には、それが人類社会全体と世界全体に影響を与えるのではありませんか。私が思うに、答えは非常に明確です。最初の人間の家庭で起きた問題は、人類歴史を経て、氏族、民族、そして世界を汚しました。父は、人類の最初の家庭を復帰し、人類が再び神様の懐の中で安息することができるように、これまでの60年間、休むことも知らずに苦労してきました。 父が3年前に世界平和統一家庭連合を誕生させるまでに耐えてきた十字架は計り知れず、誰も経験したことのない痛みそのものでした。息子として、私は父が耐えてきた犠牲をあまりにもよく理解しています。父は、父がそれほどまでに切実に助けたいと願った人たちによる嘲笑と誣告、さらには獄中生活までも耐えなければなりませんでした。 私は、父がダンベリー刑務所に入るためにイーストガーデンの家を出て行かなければならなかったその日を、いまだに鮮明に記憶しています。私はその当時、わずか14歳でした。私はその時、父を侮辱し、さらには投獄までした米国に対してどれほど大きな怒りを感じたかを覚えています。そして私はまた、ご自身の犠牲を通じて、神様が米国をさらに祝福してくださるだろうと語られながら、私と私たち兄弟姉妹をどのように慰められたか、その父の姿も覚えています。 私は、父が生涯にわたって受けたような迫害に耐えることのできる人は、この世の中には誰もいないと思います。しかし父は誰に対しても、ひどい感情や一抹の悪意さえも持ってはいません。先駆者の道を歩む父は、ひるむことなく今日の私たちのために道を整えてくれました。残念なことは、この道を整えるその代価として、多くの血と汗と涙が流されなければならなかったことです。 世界平和統一家庭連合が立てられるまでの大きな苦難の内容があったことを考えた時、今日、このような選任を、私は何の条件もなく受けていると感じずにはいられません。人生の試練をまだまだ経験しなければならない若者として、私には学び準備しなければならないことがあまりにもたくさんあります。私には経験不足の一面もありますが、若い覇気と共に、父の役に立てるよう固く誓った強く熱い思いで補っていきたいと思います。 私には世界平和統一家庭連合に積極的に貢献することのできる2つの領域があると考えています。一つ目の領域は教育の分野です。息子として、私は父の偉大な生涯を直接目撃することのできる幸運に恵まれました。私は現在の食口だけでなく、初期の頃の多くの食口が見せてくれた献身と信仰にいつも感銘を受けてきましたが、父が語る信仰、愛、服従の基準に合わせて生きる上で、多くの食口が困難に合うところを見てきました。父が生きてきた基準に近くから接しただけでなく、自分自身もそのような基準に合わせて生きようともがいてきたので、そのような支援の必要な方に指導と協助を提供することができる唯一の位置にいると思っています。 第二に、私には、統一家の二世を蘇生させるだけでなく、世界の若者たちのための新たなビジョンを提供しなければならない明確な責任があると思っています。私は二世が、統一家はもちろん、世界の希望の源であると固く信じています。なぜなら、彼らは父の業績の直属の相続者だからです。しかし、今までは体系的な教育と開発過程が完備されず、若者たちが統一家の相続者としての生得権を受け継ぐことができるように準備させることができなかったことは事実です。その結果、多くの人が幻滅を感じ脱線するようになりました。 私は平和と愛の世界を成就するにあたり、歴史的人物として自身の価値を認めることができるよう、二世をもう一度鼓舞し、現在のような状況を打開することを固く誓います。このような二世の若者たちを育て、彼らが神様の理想を代表する時、彼らは世界の若者たちの前に新しい代案的な生の基準を提供することができるようになるのです。 今までの3年間に渡って、世界平和統一家庭連合は合同祝福式や再誓約式だけでなく、学術、宗教、政治、言論などの分野で和合と理解を増進させようとする多くの努力を通じて、数億の生命に影響を与えてきました。このように歴史の浅い組織が世界の問題を解決するにあたり、このような影響力を発揮したという前例を見たことがありません。 家庭連合の成功は、「平和と調和の新しい世界建設のための礎石として、神様を中心とした家庭を創造するため」という趣旨文からその起源を知ることができます。私は皆様が、このようなスローガンを胸深くに刻み、このメッセージを全世界に広め、父の生涯の使命を完結することができるように、私と共に前進してくださるようお願いいたします。 愛する家庭連合の会員の皆様、私たちは新しい時代の春を迎えました。今日、私たちが撒いた種は、将来、収穫されることでしょう。歴史の起点に立っているこの時点で、私と共に立ち上がり、衰退しつつある世界を希望と生命の世界に再び導くために挑戦しましょう。 私たちが新しい千年を迎える今のこの時、60億の人類が罪悪と憎悪、葛藤の重いくびきから解放され、喜びの歌を歌うことのできる、そのような日が来ることを確信しながら共に前進しましょう。2千年代が、再び人類が神様の心情の懐の中で生きることのできる、新しい人類歴史の時代となることを切に願います。ありがとうございます。 <1998年 7月19日> 『統一世界』1998年8月号 54-58ページ
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