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顕進様の真実〜希望の未来へ
真実を求めて
(祝福家庭の皆様へ送るメッセージ)
櫻井正上氏ブログのまとめ

15.王子の乱 ―聖地を巡って 汝矣島訴訟の真相 (2010年〜)

前編

小学校低学年くらいまで、私はよくケンカをしていました。ただ、それでも自分の中では、「『正しいケンカ』でなきゃいけない」(?)みたいな中途半端な正義感があったように思います。間違いなく、ウルトラマンと戦隊ヒーローの影響でしょう(笑)。親友がやられたとか、下級生が上級生にいじめられたとか、こっちが先に陣取っていたコートを取られた、とか…。無論、なんだかんだ言って、正義も大義もない、くだらない理由でケンカすることも―例えば、お菓子を奪い合うとか(汗)―ありましたが、自分に非があるケンカで先生に怒られた時ほど、バツの悪いことはありませんでした。 ある時、ケンカ好きのクラスメートが学級委員となり、「ケンカの仲裁に入る」と言っては、一緒になってケンカをしていたことがありました。「お前がケンカしたいだけじゃないのか(^^;」と思ったりしましたが、よく考えてみると、ウルトラマンなんかも、「怪獣から地球を守る」という「大義」のもと、他人様のビルを相当「壊して」いたような気がします(汗)。「大義」があると、どんなことでも許されてしまうのかもしれません。^^; 戦国時代などは、大義のために戦(いくさ)をするというより、戦をするために大義を求めていたようにも思えます。朝廷や幕府からの命令を取り付け、自らの領地拡大を図ったり、反乱の鎮圧という名目で遠征に出かけ、遠隔地を平定したり。中世ヨーロッパでは、「宗教(上の正義)」が戦争の大義名分に用いられることもありました。「十字軍戦争」はその典型であったに違いありません。 十字軍は11世紀、イスラム教国家からの「聖地奪還」という名目のもとに(東ローマが西ローマに支援を要請して)結成されますが、実際には「領地争い」でした。途中、同じキリスト教徒の領地を奪ったり(西ローマが東ローマを攻撃)、大義を失った騎士たちが戦地で略奪を繰り返したこともよく知られています。 宗教の目的は、神の願いのもと、国や世界の恒久平和に貢献することであって、一宗教の正義が普遍的な社会正義や国益に優先されてはならないでしょう。 さて、2010年10月、統一教維持財団(以下、統一教財団)は、韓国ヨイド(汝矣島)の開発プロジェクト(通称:パークワンプロジェクト)を進めていた施工会社(通称:Y22)を相手に訴訟を起こします。統一教財団はその敷地の所有者であり、Y22は統一教財団からその敷地を使用する権利(地上権:建築物を作って売買する等)を得てプロジェクトを推進していた施工会社でした。当時、ヨイドは政府から「金融開発地域」と指定され、その開発はソウル市が推奨する巨大プロジェクトとなっていました。工事中断となれば、被害は甚大、且つ広範囲に及ばざるを得ません。 この前代未聞の事件にマスコミ各社が注目しました。朝鮮日報、中央日報、東亜日報、毎日経済…。また、施工会社Y22が●●●財団と関わりのある会社であったことから、これは結局、●●●財団(理事長:顯進様)と統一教財団(理事長:國進様)との「統一教団内の利権争いだ」とされ、各紙一面に「統一教・王子の乱」という見出しが並べられるようになるのです。 一方、教会内では、「顯進様がヨイドの『聖地』を売り払った」と伝えられ、韓国在住の食口たちに「聖地奪還」(デモ活動)が呼びかけられました。(表向き、信徒の自発的行動とされていましたが、実情は違っていたように思います)。一体、どういうことだったのでしょうか? お父様がヨイドの土地を購入されたのは1971年。当時の願いは、そこに「世界宣教本部」を立てることでした。が、ソウルの中心地に宗教施設が建てられることを国が許すはずもありません。78年からの計13回に及ぶ建築許可申請はいずれも却下。その後、97年の経済危機の折、巨額の負債を抱え込んだ統一グループはヨイドの地を抵当に入れざるを得なくなりました。こうした危機的状況を脱するために打ちだされた起死回生の案が「パークワンプロジェクト」だったといいます。 簡単に言えば、2棟のオフィスビル(72階・56階)を中心に、ホテル、ショッピングモール等からなる大型の業務・商業複合施設の建設事業です。これは国益に適うものであり、そのオフィスの一角に世界宣教本部を設置するものとされました。 無論、2兆ウォンを上回る資金調達は容易ではありません。そのため、金融界で名のある人物を立て、Y22を通して国内外から融資を募り、ヨイド開発事業で生じる収益金から、後日、融資元に配当金を準備する(=プロジェクトファイナンス:以下、PF)といったプランが立てられました。 以下、月刊朝鮮(11年1月号)からの要約です。

後編

2005年6月、統一教財団とY22との間で地上権設定契約(99年間)が結ばれ、統一教財団は地代として、毎年、公示地価の5%(250~300億ウォン)を受け取るものとされました。また、建築工事はサムソン物産が担当。当時、ソウル市長であった李明博前大統領はこのパークワン事業を契機に、ヨイドを国際金融中心地と定めます。こうして、2006年7月には建築許可が下り、翌2007年6月に着工。完成予定は2013年上旬とされました。 資金調達に関しても、14の金融機関が初期段階の貸付に応じ、PFは1兆3000億まで進んでいたといいます。そうした中、2010年10月、統一教財団による「地上権登記抹消」を求める訴訟が起こってくるのです。契約締結から5年、着工から既に3年が経過していました。(工事も25%まで進行) 切っ掛けは同年9月、Y22がオフィスビル2棟の売却を決めたことにあったといいます。それは「PFの規模を減らし、リスクを回避するため」であり、当初、貸付に応じた金融機関の要請によるものだったといいます。この「Y22のオフィスビル売却が契約違反であったか」が訴訟の争点となるのです。(さらには「5年前の地上権設置の契約自体が無効であった」というのが統一教財団の主張でした。)しかし、そこに法的問題を見出すのは困難であり、訴訟の理由が極めて不可解であったため、マスコミ各紙はこれを「教団内部の利権争いである」と踏んだのです。(以上、記事からの要約。以下は記事を踏まえた解説です。) 実際、Y22がオフィスビルを売却したところで、統一教財団に支払われる地代は変わりません。また、統一教財団は地主です。オフィスビル内に世界宣教本部の事務所を構えることに支障が生じるはずもないでしょう。事務所の賃貸料の支払い先がY22になるか別の会社になるかの違いです。したがって、これはひとえに、統一教財団が(ビル売却を差し止め)「地上権」そのものを取り戻そうとした構図にしか見えませんでした。 しかし、仮に統一教財団がこれを取り戻せたとしても、宗教施設を作れない以上、同じく、商業施設の一部を世界宣教本部とする他ありません。また、資金調達を考えれば、現プロジェクトの形を踏まざるを得ないでしょう。むしろ統一教団が前面に立った場合、どれだけの会社・機関が融資に応じてくれるでしょうか? 事実、訴訟を通し、教団が深く関わっていることを知ったことで、PFから手を引く事業体も現れました。そこまでして訴訟を断行した目的は何だったのでしょうか? もはや、●●●財団、言わば、顯進様側を、是が非でもこのプロジェクト(利権)から退かせよう、ということ以外、目的を見出せないように思えます。 前年2009年以降、教団は●●●財団への支援を大幅に縮小、さらには支援中断を決行することで、ワシントンタイムズ社をはじめ、●●●財団の指揮下にあった各機関が経営困難に追い込まれました。(当時、日本教会に生じた課題を知る者として、致し方ない部分も理解していますが、それを顯進様側の責任問題にすることはアンフェアに思えました。)力づくで、顯進様をその位置から締め出そうとしたのでしょう。パークワンプロジェクトの中断阻止も、その一環だったのではないでしょうか? また、2011年11月号の中央時事マガジンにはこう記されています。 「問題は、パークワンプロジェクトが訴訟で中断されながら、訴訟当事者や施工会社、金融会社全てにおいて、被害が甚大に膨れ上がる点である。…現場管理費用と未払いの工事費、貸出の利子など、現在までの工事現場関連の被害だけで400億ウォンを越えるという。…施工会社のサムソン物産も被害が大きい。…パークワンプロジェクトに投資したり、ビル購入を予定していた金融会社の被害も少なくない。Y22に貸付を行った14の金融会社は貸付満了にもかかわらず、貸付金を回収できずにいる。…ヨイドを国際金融中心地に発展させると広報してきたソウル市はこの問題への介入を躊躇している。…政府とソウル市が手をこまねいている間、パークワン現場は錆ついてきている。これ以上、放置すれば本当に『凶物』になり得るだろう。」 教団内の利権問題は内々の問題でしかありません。国益に大きな支障をきたしてしまったことのほうが深刻でしょう。同時に、私が問題に思ったことは、これを「信仰問題」として「一般食口」を動員したことです。これはお父様の本来の願いや聖地の問題とは一切関係のないことです! 既に述べたように、これは誰が主体になろうと、まず社会との信頼の中で進められなければならないことであって、教団内の論理や利権を先立てるべきではないはずです。 ヨイドの工事現場前で「統一教の聖地に金融会社が何の用か?」「ヨイド聖地は統一教世界本部が立たなければならない!」といった食口たちのデモ活動もマスコミに取り上げられていました。それは一般市民の目にどう映ったでしょうか? 統一教会が「国益より自らの立場を先立てる団体」と思われていいのでしょうか?それはお父様の思想に反した姿ではなかったでしょうか? それをただ、食口たちの「自発的行動」だったと言ってしまっていいのでしょうか? 一年前の2009年に、お父様の自叙伝「平和を愛する世界人として」が出版されたばかりでした。お父様の生涯と伝統を愛し、大事にしていたなら、この訴訟を起こすために、必死になって「お父様の許可」を取り付けるようなことはしなかったのではないだろうか―。私は改めてそう思います。
「真の宗教は自分の教団を犠牲にしてでも国を救おうとし、国を犠牲にしてでも世界を救おうとするものです。いかなる場合であっても教派が優先にはなり得ません。…国を生かし、世界を生かすために、もしも教会の看板を外さなければならないとするならば、今でも私はそうすることができます。」(平和を愛する世界人として 第3章より)
月刊朝鮮(11年1月号) ソウルヨイド統一駐車場敷地法的紛争:2兆円を巡って争う統一教“王子の乱” 月刊朝鮮(11年1月号) 中央時事マガジン(11年11月号) ヨイドパークワン“凶物”に転落するか:統一教・施工会社間の訴訟で6ヶ月工事中断…双方の損失額、雪だるま式増大 中央時事マガジン(11年11月号)
前編:2018-01-12 22:57:16
後編:2018-01-12 23:03:58
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