ONE TRUTH有志の会は2022年6月19日、家庭連合の教理研究院へ、当ブログにて三回目となる公開質問状を公開した。

その上で翌6月20日、総合相談室のメールアドレスに、「公開質問状を公開したため、確認を願う」という旨のメールを送信した(教理研究院はメールアドレスを公開していないため総合相談室に送った)。

そしてさらに念を入れるため6月23日、総合相談室の問い合わせフォームからも、同様の内容を通達した。

本日6月30日、公開から12日が過ぎたが、いまのところ教理研究院からは何の回答もない。回答がないだけでなく、当会からのメールを確認したとか、何日までに返答するなどの連絡もない。

一方、家庭連合では去る6月4日、国家メシヤを中心とするいわゆる先輩家庭を招集し、集会が行われた。これは通例であれば年始に行われる国家メシヤの集会がコロナ禍のために行われず、時期をずらして代わりに開かれたものだが、国家メシヤ以外にも声がかかり、百数十名が参加したということである。

もともと第二部ではエンターテイメントが行われる予定であったが急遽変更され、会長である田中富広氏が登壇し金振春氏の特別講義に触れた。

「金振春教授による特別講義の内容がSNSなどで拡散されていますが、あれは公式見解ではありません」

参加者によれば、田中氏はそのように説明したという。少しでも冷静に考える参加者であれば、疑問を持ったに違いない。

金振春氏は天法院院長であり、天一国学術苑苑長である。現在の家庭連合の体制においてみ言葉の最高権威として立てられていると見て良い。そのような人物がわざわざ500名以上の指導者を集めて行う講義が、公式見解でないとすれば、一体何なのか。

さらに言えば、金振春教授を任命したのは韓鶴子女史なのであり、講義中何度も「お母様はこのようなみ言葉を語られた」という表現が使用された通り、金振春教授は韓鶴子女史を代弁しているのである。

それに対して田中富広氏は閉じられた集会の場で「公式見解ではない」と説明した。これを金振春教授の前で話し、韓鶴子女史の前で話すことは到底できないに違いない。一方で会員の混乱を避けるため密室で「公式見解ではない」とは、実に政治的・官僚的なずる賢い判断だと言えるだろう。

今回の公開質問状において、「教理研究院は今回の講義内容が、家庭連合内において教理研究院より上位にある教育内容であると考えるか」と最初に質問している。

原理はひとつなのだから、上に対する時(韓鶴子女史と金振春教授に対する時)と、会員に対する時とで態度を使い分けることをせず、立場を明確化すべきである。

韓鶴子女史の指示で行われた特別教育において金振春教授が語った内容は、明らかに家庭連合の中枢の中枢(すなわち韓鶴子女史ご自身)に異変が起きていることを示している。

それが分かっているあなた達は、この運動に生涯を捧げてきた立場で、どうすることが正しいと考えているのか。それを問いかけるために良心を信じて公開質問状を投げかけている。

すでに二週間近くが経過しているため、遅くとも2022年7月7日までに回答を願う。

 

リンク:教理研究院へ送る公開質問状(第三回)


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