今回もお母様の11.11メッセージの検証です。
「皆さんがこんがらがってはいけない。真の父母は永遠だ。これを正しく整理できずに行かれた方がお父様であるため、変な息子が出てきた。今後摂理の完成モデルは、独生女、真の母だ!分かったか?」
これは多くの方が衝撃を受けた部分だと思いますが、そうした感情は抜きに、お母様が何をおっしゃっているのかを検証していきます。
◆「変な息子」とは
まず「変な息子」とはどなたでしょうか?7人の息子のうちすでに3人は聖和されています。權進様は米国家庭連合で教育を担当されましたが、すでに解任されているでしょう。そして詳細は省きますが、國進様と亨進様はサンクチュアリ教会で別の道を歩まれています。また顯進様は現在のお母様が神様の摂理を離れておられるとして共に歩むことができず、神様とお父様の摂理的な遺産を引き継ぐ立場で歩んでおられます。
この方々をなぜお母様が「変な息子」と表現されているのかと言えば、端的に言えばお母様に従っていないからです。
その理由を、「真の父母は永遠だ」ということを整理できず「こんがらがっている」からだと説明されたのです。
◆責任はお父様にある
そして、息子たちがこのようになったのは、お父様が正しく整理できなかったからだと主張されています。
一般の家庭においても子女に対しては父母が共同で責任を負うものであり、どちらか片方の問題ということはあり得ず、それは真の家庭も同様であるはずです。
しかしお母様によれば、その責任はお父様にあると。
◆摂理の完成モデルは独生女
そして今後は、責任を果たせずに霊界に逝ったお父様ではなく、お母様を摂理の完成モデルとして、従っていかなければならないとおっしゃっています。
まとめ
元々の原理を考えてみると、すべての存在は他の存在との関係を前提に創造されており、家族の他の構成員との関係を無視して、個人を「完成モデル」と見ることはできません。
夫との関係、子女との関係を通して、妻・母として理想的であることが認められる時、そこに四大心情圏と三大王権が成り立ったのを見て摂理の完成モデル(モデル平和理想家庭)と呼ぶことができます。原理的には、最小単位は個人ではなく家庭なのであり、家庭を抜きにして個人を理想的だとか理想的でないとか言うことはできません。
悪いことの責任を夫に押し付け、ご自分に従わずに都合の悪い指摘をする「変な息子」を切り捨ててしまって「摂理の完成モデル」はあり得ないのです。
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