2023年6月13日付で、UTS(統一神学校)の学長であるトーマス・ウォルシュ氏が、UTS同窓生や関係者に宛てて書簡を送った。以下はその抜粋である。

 


この度、当校のベリータウンの校舎・敷地について購入者との契約交わされたことをお知らせいたします。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、当校理事会において創設者FFWPU USA理事会、並びにその他の当校利害関係者(ステークホルダー)協議の上で201823日に校舎・敷地を売却する方針議決されました。以下の2018515日付のスパージン学長(当時)の書簡と、2018129日付のデイリー・フリーマン紙の記事をご参照ください。また、当校のメインキャンパスがベリータウンからニューヨーク43番通りに移転したのも20195月のことでした。

(中略)

2022年夏、コロナ禍のほとぼりが冷めつつある中、校舎・敷地の将来についての議論が再開されました。202211月、不動産仲介契約が結ばれ、校舎・敷地再び売りに出されました。そして2023年初頭、購入に対する数件のオファーがありました。

さまざまなオファーや提案真剣に吟味された結果、当校理事会で当校にとって最良の選択肢と思われるものを受け入れることが議決されました。理事会の決定後、売買のための秘密契約が締結されました。売却の最終手続き8月下旬に行われる予定です


つまり、2023年8月下旬をもって、UTSのベリータウンにあった校舎と敷地は売却されるということである。

ベリータウンのUTSといえば、かつてお父様が神学生たちに様々な教えをくださった場所であり、また、興進様が事故に遭われた車も保管されていた場所である。

家庭連合の経済的逼迫と共に、執行部のお父様の伝統に対する姿勢とが伺われる。

UTSそれ自体が存続されるのか否かについて、この書簡では触れられていない。

果たしてニューヨークに移転した分校のみをもってUTSは成り立つのか。はたまたこのまま消滅してしまうのか。

今後の経過を見守りたい。

カテゴリー: 真実

1件のコメント

· 2023年6月25日 6:08 PM

経済的逼迫を理由にお父様の精誠の記録がいとも簡単に無くなっていく様子は哀しい限りです。

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