【韓国2世の声】真のお父様から完全に去ってしまったお母様

2020年4月8日
柳慶明(2世72家庭)

※この文書は韓国語で書かれた文書の日本語訳であり、脚注には、韓国語文献の引用元が挿入されています。

2020年4月4日、世界平和統一家庭連合世界本部は、公文によって「これ以上、統一教ではなく、家庭連合でもない天の父母様教団(Heavenly Parent Church)に名称を変更する」というお母様の特別メッセージを宣布した。これに関して、4月5日、李基誠韓国家庭連合会長と徳野英治日本家庭連合会長、そして、金起勲米国家庭連合会長をはじめとする家庭連合の指導層は、世界各地にビデオメッセージでお母様のこの特別メッセージを指導者と食口に伝達した。

「これ以上、統一教ではなく、家庭連合でもない天の父母様教団」への名称変更は、何を意味するのか。第一に、これはお母様が真のお父様のメシヤとしての使命を完全に否定し、真のお父様が勝利的に成就されたメシヤとしての遺業、つまり、神様の創造目的である真の家庭を完全に破壊していることを明らかにしている。第二に、これは真のお父様が始められた統一運動の摂理的使命と課業をお母様がすべてなくし、原理と真のお父様の教えとは全く異なる新しい宗派を作ったことを示している。第三に、これは何よりも、過去11年間、統一運動で起きたすべての問題が、まさに、お母様が真のお父様から離れてしまったことによって始まったという事実を明らかにしている証拠である。

 

I.真のお父様のメシヤとしての使命を否定し、真のお父様の遺業を破壊しているお母様

1.メシヤの使命

メシヤとはどのような方なのか。コリントⅠ15章45節に「イエス様を指して後のアダム」と記録している[1]。メシヤがアダム型人物であるということは2つの重要な意味を持つ。まず、メシヤは創造本然のアダムのように堕落とは何の関係もなく、サタンが所有権を主張することのできない神様の種を持った息子として誕生された方であるということである[2]。第二に、アダム家庭の失敗によって成就されなかった神様の創造目的である真の愛、真の生命、真の血統による神様を中心とした理想家庭を実現するという使命のある方であることを意味する[3]

メシヤは、摂理を経綸される神様のみ旨に絶対的にアラインし、復帰されたアダム、すなわち、新しい人類先祖の位置で神様の創造目的である真の家庭を立てなければならない使命を持っている。そして、全人類を真の家庭に接ぎ木することにより彼らを救い、全人類が神様の直接主管下に入らなければならない。これに関する真のお父様のみ言である。

「来られるメシヤは完成したアダムの資格で来られるので、まず、神様が絶対的基準で愛することのできる真の新婦を迎え、真なる夫婦の位置に立たなければなりません。しかし、メシヤの使命はそこで終わるのではありません。真の父母の位置に立ち、さらに、絶対的な真の家庭を探し立てるのです。その真の家庭を中心に神様の創造理想を完成した地上天国と天上天国を創建することができるのです。その目的のために堕落の末裔である60億の人類は、誰ひとり例外なく、メシヤの真の家庭に接ぎ木されなければなりません。絶対条件です。接ぎ木されなければならないのです。そのままではいけないのです。心情的な接ぎ木はもちろん、血統的な接ぎ木をされなければなりません」[4]

したがって、イエス様は十字架で死ぬために来られたのではなく[5]、真の家庭を立て、神様の創造目的を実現するために来られ、イエス様がその使命を果たせずして亡くなってしまったので、再臨のメシヤが来て真の家庭を立て、神様の創造目的を実現しなければならないと真のお父様は教えられた[6]

このような原理と摂理的観点から見ると、真のお父様はどのような方なのか。「平和メッセージ3」を見ると、真のお父様は自らを「第1アダムと第2アダムが失敗したすべてを蕩減復帰して完成しなければならない第3アダム」[7]であると規定される。第3アダムである真のお父様のメシヤとしての使命は、神様の創造目的である神様を中心とした真の家庭を立てることである。そして、人類を真の家庭に接ぎ木して救い、その真の家庭を拡大して神主権の国と世界を構築しなければならない。

したがって、真の父母と真の家庭の顕現こそが、人類歴史で初めて神様の創造目的が実現される新しい夜明けが来ることを示す。神様の創造目的を実現する真の愛、真の生命、真の血統の根の家庭が立てられることにより人類救援の扉が開かれ、神様の主権が確立される新しい時代が始まるのである。したがって真の父母と真の家庭の顕現は、真のお父様の生涯最高の業績であり、最も貴重な遺業である。これはまた、お母様の権威の土台でもある。

 

2.真のお父様の遺業と真の家庭の摂理的責任

真のお父様のメシヤとしての勝利的遺業である真の父母と真の家庭には摂理的責任がある。それは、アダム家庭の失敗を勝利的に復帰することである。

「再臨主は何次アダムですか。3次アダムです。3次アダムは何をしに来ましたか。真の父母になるために来ました。真の父母になって何をするのですか。真の家庭を成します。真の家庭を成して何をするのですか。…先生の後ろにアダム家庭の失敗家庭があります。これを整備しなければなりません」[8]

アダム家庭の失敗は父母と子女の両世代によって起こった。最初の失敗は父母世代であるアダムとエバが男性と女性による神様の基台を成就することができなかった。サタンとひとつになったエバがアダムまでも堕落させることで主管性転倒の問題を起こした。第二の失敗は子女世代の長子権問題においてカインがアベルを殺害したのである。アダムとエバの誤りを取り戻すために神様は子女世代を通して復帰摂理を進められたが、長子権問題でカインがアベルを殺害することにより、これも失敗してしまった。このようなカインとアベルの闘争の歴史は人類史を丸ごと戦争と葛藤の歴史にしてしまった。真の父母様と真の家庭は、このようなアダム家庭の二世代にわたる失敗を勝利的に復帰しなければならない摂理的責任がある。

 

1)真の父母定着を破壊しているお母様

そのため、まず、父母世代の真のお父様とお母様が男性と女性に対する神様の基台を成就し、男性と女性の正しい関係を確立することによってアダム家庭のアダムとエバの問題を解決し、真の父母様が定着しなければならない。真のお父様は歴史的な男性の代表として立って、男性の4大愛、つまり、息子の愛、兄の愛、夫の愛、父の愛を完成して、男性とはどのようなものなのか、神様の男性相はどのような姿なのかを表わさなければならない。お母様は、歴史的な女性の代表として立って、女性の4大愛、つまり、娘の愛、妹の愛、妻の愛、母の愛を完成し、女性とはどのようなものなのか、神様の女性相とはどのような姿なのかを表わさなければならない。したがって、人類が手本とすることのできる男性と女性の先例とならなければならない。

このような真の父母様の摂理的責任において、真のお父様は男性の4大愛を実践され、神様の男性相を明らかにすることによって、すべての男性のために先例を立てる代表的男性としての生涯を歩まれた。次に、お母様が歩まなければならない道とはどのような道なのか。真の父母様が定着するには、真のお父様が失敗したアダムを代身して神様の男性相を代表する実体となられたように、お母様は失敗したエバを代身して女性の4大愛を実践して神様の女性相の実体となることによって、すべての女性のために先例を立てる代表的女性とならなければならない。また、神様のみ旨を中心に真のお父様とひとつになることによって、エバが犯した主管性転倒の誤りを勝利的に復帰しなければならない。これに関する真のお父様のみ言である。

「エバが堕落したとき、天使長を巻き込み、アダムを巻き込みました。すなわち、エバを中心にすべてが始まったのです。それが主管性転倒なので、それを正さなければならないのです」[9]

「ただひとつ、先生を絶対に信じるしかありません。それを超えなければなりません。ですから、全てを不信したエバの歴史を蕩減しなければならないのです。それまで条件行動をオモニがしてはならないというのです。そのため、オモニは先生を利用するという思いを持ってはならないのです。オモニのためにするという気持ちを持たなければなりません。主管性転倒したことを復帰しなければ解放圏にならないのです」[10]

しかし、このような摂理的責任があるにもかかわらず、お母様は真のお父様とひとつになれないまま、お母様だけの隠された意図(アジェンダ)を持って、2000年の半ばから、お母様が勝手に自分の道を歩み始めた。真のお父様はこのようなお母様に対し嘆かれた。

「一人の女性を育てて理想的な妻にすることが世界統一よりも難しいのです。『宇宙主管を望む前に自己主管を完成せよ』ということよりも難しいのです。それをオモニは分かっていない。今、聞いたでしょう。今、分からなければなりません。一昨日にした話、『先生は原理的にしますが、私はそうではない』そう言うのです。それ以上に恐ろしい言葉がありますか。目の前で、ためらいもせず…」[11]

「オモニは、オモニが6歳の時だったか、道行くお坊さんがひとり娘を育てている大母ニムに『心配しなくてもいい、この子は大きくなれば陸海空を動かす世の中の王と結婚する』と言ったので、それを今まで自慢していました。オモニはそれを信じていました。私の話は信じずに」[12]

お母様は真のお父様が聖和された後、本格的に独生女の主張をされながら、隠された意図(アジェンダ)を実行に移している。お母様は「私は原罪のない神様の娘として生まれた」と主張している[13]。一方「真のお父様は原罪を持って生まれ、16歳の時、イエス様に会ってひとり子の資格を獲得した」と語っている[14]。そして「真のお父様が原罪を清算して祝福を受けるには、原罪のない独生女に会う前に蕩減路程が必要である。だから独生女がいる北朝鮮に行って興南刑務所で蕩減の道を歩まれた。その基盤の上に、1960年、独生女であるお母様に会って聖婚することにより、真のお父様は初めて真の父母の位置に立てるようになった」[15]と主張している。

これは、真のお父様がお母様を選択したのではなく、お母様が真のお父様を選択して結婚したことによって真のお父様の血統が復帰されたという意味であり[16]、究極的にお母様がメシヤであることを宣布するものである。ところが、そのようなお母様を真のお父様は無視されたので摂理を完成することができなかったが[17]、「今、独生女によって摂理の真なる完成が成されるようになった」[18]というのである。

しかし、それは真のお父様の教えとは全く違う。真のお父様のみ言によるとお母様は生まれる前から血統が転換されていたのではない。

「皆さん、オモニは生まれながらにプリンセスのように生まれ、オモニのように再臨主の奥様として生まれたと思いますか。言ってみなさい。堕落した血統に生まれました」[19]

一方、真のお父様は神様の直系の血統を持って無原罪で誕生した方であると自ら語られた。そして、そのような真のお父様のアイデンティティに対し疑問を持つ者たちに、それは原理と摂理に反するものであると嘆かれた。

「先生は堕落の血とは関係がないのです。それを知らなければなりません。『先生は堕落した血統に生まれ…』 と言うそのような考えを持つ人は狂った者です。原理が分かっていません」[20]

「皆さんは『先生も堕落した後孫なので血統を復帰しなければならない』と言いますが、堕落した血統を持つ者がどのようにして復帰するのですか。どうしてメシヤになれますか」[21]

「神様は原罪のある先生を用いると思いますか…先生に原罪があるとかないとかを自分たちで決めることができますか。無駄なことをしています」[22]

お母様の「独生女」主張は、神様の主権と血統を持ってこの地にひとり子として誕生した真のお父様のメシヤの権威を否定し、お母様がメシヤであると主張するものである。これはエバの主管性転倒の誤りを繰り返すものであり、真のお父様とは全く別の道を歩むことによって真の父母の定着を破壊する天宙史的犯罪行為である。

 

2)真の家庭の定着を破壊しているお母様

アダム家庭の失敗を勝利的に復帰するためには、第二に、真の家庭に長子が立てられ、神様 – 真のお父様 – 長子につながる3大王権の縦的な軸を確立し、長子権を持った息子がアボジの継代を継がなければならない。また、立てられたその長子と祝福によって拡大された真の家庭のメンバーとなった祝福家庭がひとつなることで、アダム家庭のカインアベル問題を解決し、真の家庭が定着しなければならない。

このような摂理的背景の中で、真の家庭の3大王権の縦的な軸が実体的に立てられた天宙史的な出来事が、まさに、1998年7月19日に行われた文顯進様の世界平和統一家庭連合世界副会長の就任式である。その日、真のお父様が語られたみ言を見ると、その就任式は単純に機関の責任を引き受けることを意味しているのではないことを知ることができる。それは1代神様、2代アダム、3代アダムの息子につながる、3大王権の縦的な軸を立てることができなかったアダム家庭の失敗を代身して、神様 – 真のお父様 – 文顯進様へとつながる真の家庭の3大王権の縦的な軸を立てる天宙史的な出来事であった[23]。したがって、その就任式は単に統一運動の内部行事ではなくより広く深い次元で行われ、真のお父様は統一運動の指導者だけではなく平和大使をはじめとする各界各層の指導者を招待され、文顯進様がどのような立場にいるかを内外に明らかにされた。

真の家庭で3大王権の縦的な軸が立てられたので、以降、神様の摂理は、二つで行われた。一つは、2001年1月13日に神様王権即位式が行われた。神様の永遠なる主権を示す3大王権が立てられたので即位式が可能であった。そして、その基盤の上に神様の主権が地上に実体化される基元節摂理が進行し始めた。

基元節とはどのような日なのか。神様の真の愛の主権がすべての人類に及び、神様の下の一家族の夢が鮮やかな現実となる日である。創造原理で説明された神様の夢、すなわち、神様の創造理想がついに地上に実現される日なのである。基元節を通して神様の夢が現実となるには、神様の主権の根であり始まりである真の父母と真の家庭の定着の基盤の上に韓半島の統一を通して神主権の天一国を創建しなければならない。

二つ目に、真の家庭で3大王権の縦的な軸が立てられたので、神様の摂理は父子協助時代に入る。真のお父様は父子協助時代に立てられた息子はただの息子ではなく、メシヤを立てるのと同じであるとされた[24]。したがって神様は父子協助時代を出発され、同時に4次アダム時代を開いてくださった[25]

第2次アダム、あるいは第3次アダムの出現は、第1次アダムが失敗したためであった。しかし、第4次アダムの出現は、第3次アダムが失敗したからではなく、3次アダムの勝利的基盤の上に神様を中心とした3大王権の縦的な軸が立てられたので、神様を中心に父と長子が責任を果たすことにより創造本然的家庭と天国を実体的に実現できる時代に入ったからである。そのため、真のお父様は次のようにその意味を語られた。

「1次アダム、2次アダム、3次アダムは、神様の恨を抱いてこの地に来ました。そのような恨を4次アダムにまで受け継がせてはだめです。第4次アダム圏時代は定着時代とならなければなりません。第4次アダムを中心に本然的家庭から天国が始まるのです」[26]

父子協助時代において文顯進様はどのような立場なのか。単に真の子女の一人の息子ではなく、再臨主であり3次アダムとして来られた真のお父様の遺業を継承する4次アダムの立場に立って、子女時代に責任を持つ立場となる。そのため、1998年7月19日の家庭連合世界副会長就任式は、4次アダム時代の出発を意味する。この就任式で真のお父様は次のように語られた。

「ありがたいことに、イエス様が30歳にして家庭を成すと出発した、そのような目的を果たせなかったことを…30歳にもならない顯進をこのようにして家庭連合の副会長に立てることを、父母として、私は嬉しく思います。それは嬉しいことです。蕩減復帰という最後のページ。サタンの血統を断絶してきれいに清算した後、天の直系の子女が家庭を中心に第4次アダム勝利圏をこのように連携することができるそのバトンを、ここで出発するという事実が信じられないことであるということを皆さんは知らなければならない… 顯進万歳、万歳、万万歳」[27]

3次アダムである真のお父様の勝利的基盤の上に4次アダムの文顯進様が立てられることにより、アダム家庭における父母 – 子女の2代にわたって失敗したことを勝利的に復帰する摂理が出発したのである。そのため、今、人類を神様の血統に連結し、神様の子女として取り戻す祝福圏が次の世代である文顯進様に継承されることになる。真のお父様に続いて 文顯進様を通じて人類は神様の血統に連結され、神様の所有権に転換され、この世の中は神様の主管圏に移されるのである。[28]

文顯進様と他の真の子女様との関係はどうなるのか。文顯進様は兄弟の中の一人ではない。もはや横的関係ではない。文顯進様は縦的な軸に立っておられ、4次アダムの位置にあるからである。[29]

ある祝福家庭は、真のお父様が真の家庭に対し、真の子女の秩序について、後継者に関する整理をされなかったので混乱が起こったと言うが、このように、真のお父様は神様の摂理において、生前にすべてを語られ、すべてのことをきれいに整理されていた。

しかし、お母様はこのような真のお父様の決定に従われなかった。過去11年間、お母様は長子権を持つ文顯進様に与えられた真のお父様の内外の相続をすべて奪った。それにも足りず、30以上に及ぶ訴訟の津波を起こし、文顯進様を刑務所に送ろうとし、殺そうとしている。お母様は文仁進氏、文國進氏、文亨進氏といった利己的な兄弟たちを利用して文顯進様を無惨に攻撃させることで、真の愛と幸福があふれるはずの真の家庭内における兄弟間の本然の秩序を破壊し、その結果、その兄弟たちの不倫、離婚、銃機祝福式などといった、社会に物議を起こし、摂理とは関係のない放蕩の道を歩んでいる。ところがお母様はそこで留まらず、ついに「孝進様の息子、3世」などと言いながら、今では泥沼にお孫様たちを引き込んで第3世代までも破壊しようとしている。

また、お母様は金孝律、朱東文、呉澤龍、朴珍用、趙誠一、文ジュンホ、ジョン・ジンファ、金甲用、龍鄭植、梁昌植、柳慶錫、梶栗正義、徳野英治など、教会指導者たちを前面に立てて、財産、権力などの偽りのフレームを作り、韓国、日本、米国をはじめ、世界各地で文顯進様を非難する集会と動画の撮影をするなど、祝福家庭たちにとって真の家庭の長子であり、真のアベルである文顯進様に従わないようにした。これは、文顯進様と祝福家庭がひとつになることでアダム家庭におけるカインアベル問題を解決し、真の家庭が定着しなければならない摂理を破壊しているお母様の天宙史的犯罪行為である。

真の父母様と真の家庭の定着によるモデル的平和理想家庭が立てられ、すべての人類がその姿を手本とし、神様を中心とした一家庭の一員となって、平和理想世界王国を建設しなければならないのだが、お母様がその道の妨害者となっている。これは真のお父様の勝利的遺業である真の家庭を破壊することであり、真のお父様に対する裏切りの局地である。6000年前、エバは神様の家庭理想を破壊するという犯罪を犯したが、今、お母様は神様の家庭理想がすでに実体化された真の家庭を破壊している。このように、お母様はエバの犯罪よりももっと深刻な天宙史的犯罪を起こして真のお父様から離れてしまった。

 

.統一運動の摂理的使命と課業をなくし、真のお父様とは何の関係もない新しい教団を作ったお母様

真のお父様は、1994年、世界基督教統一神様霊協会の40年歴史を終えて世界平和家庭連合を始めると宣布された。そして2年後の1996年、創設大会を通じて世界平和統一家庭連合(以下、家庭連合)を正式に発足された。真のお父様はなぜそのようにされたのか。

この変化は単に機関の名前や看板を変えた次元のものではなかった。宗教圏を中心とした個人の救援と選択的救援の次元を越えて、真のお父様のメシヤの使命である神様中心の家庭を基礎に人類に対する普遍的救援を実現し、宗教、人種、国籍を超えて神様の下一家族で生きる新しい文明を創造するための偉大なる変革であった。新しいワインのための新しい皮袋として家庭連合が創設されたのである。

したがってこの時期、神様の摂理は家庭連合を基盤に360万双、3600万双、3億6千万双など、人類が真の家庭に接ぎ木される祝福運動を前進させられ、これにより人種、国籍、宗教の壁を超える人類の普遍的救援が本格化した。そして人類を神様の息子娘として取り戻し、神様を中心に侍る生活をする真の家庭を実現する運動もまた、拡張、展開された。

しかし、お母様は、文亨進氏、文國進氏、文仁進氏といった子女たちを前面に立て、2008年4月18日、家庭連合をハイジャックした。その後、お母様を背負った彼らは、神様の摂理と真のお父様の使命とは全くかけ離れた違う道に統一運動を追い立てていった。当時、文亨進家庭連合新会長は、家庭連合の扉を閉め、統一教という制度化された宗教の道へと戻った。彼は、2009年6月30日、青坡洞本部教会での説教を通して、当時の「統一教」を、世界基督教統一神様霊協会、世界平和統一家庭連合、統一教の3段階で説明した。そして彼は、2009年7月17日、「統一教は、仏教、儒教、イスラム教と同じ1つの宗団」であるという公文を世界中に送り、同年8月13日、「世界平和統一家庭連合の名称を統一教に戻す」という公文を発送することにより、制度化された宗教への回帰を策定するに至る。2009年11月18日、UPF世界会長の就任式で彼は、統一教に名称を変更した理由について「過去の世界基督教統一神様霊協会から世界平和統一家庭連合に看板を変えた理由は、世界的な活動をしなければならないのにキリスト教が反対したからであり、今、堂々と本然の統一教の道を行く時になったからである」と説明し、神様中心の家庭に基づいた人類の新たな文明形成の理想と家庭連合の基盤を介してこれを実現しようとされる真のお父様の崇高な使命と統一運動50年の摂理的課業をすべてゴミ箱に捨ててしまった。

お母様によって利用された後に捨てられた文亨進氏は、今、何をしているのか。文亨進氏は、2013年、統一教会の指導者の地位を失うと、自分が統一教会の2代目教祖であるとして米国ペンシルベニア州にSanctuary churchを立てる。そして、そこから文亨進氏は、自身の正当性に酔って真のお父様の崇高なメシヤ的使命と地上に残された偉業とは関係のない、反キリスト的で猟奇的な生活をしている。神様を崇め賛美すべきこの時、彼は自身に冠をかぶせている。神様に栄光を捧げるのではなく、自らが栄光を受けようとしている。そして、彼はそこで自分の信者たちと共に銃やナイフを用いて悪を滅ぼし、神様の王国を守る、いわゆる「鉄の杖の牧会」をし、宗教急進主義の形態を赤裸々に見せている。そして、彼はついに、2018年2月28日、彼に続く信者たちと共にAR-15半自動小銃を持ち、頭には弾丸で作った冠をかぶって合同結婚式をすることにより米国社会に衝撃を与えた。祝福家庭はお母様に利用された文亨進氏を後継者として信じ、しばらくの間従った。その中の一部はいまだに偽りの後継者の蜃気楼に陥りもがいている悲惨な現実である。

このように文亨進氏によって統一運動を摂理的使命とは関係のない方向に変えてしまったお母様は、ついに、2020年4月5日、真のお父様の本然の使命と関連のある家庭連合の扉を閉め、真のお父様とは何の関係もないお母様の宗教である「天の父母様教団(Heavenly Parent Church)」の創設を宣布し、真のお父様の傍から完全に離れてしまった。

 

過去11年間統一運動起こった問題のすべてのおから離れたおによってめられたもの

このように、過去11年間、統一運動に起こった問題のすべては、真のお父様から離れたお母様によって始められたものである。父母世代における主管性転倒の問題と子女世代における長子権を持つ息子を祝福家庭が殺そうとしている問題の原因は、お母様がお父様から離れたからである。

このように、真のお父様を裏切って真のお父様とは全く違う道を歩みながら天宙史的問題を起こしたお母様は、祝福家庭に真のお父様に従うのか、お母様に従うのかを選択させている。これはまるで母親が父親と離婚することになり、父親と母親のうち一人を選択しなければならない困難な境遇に子女を立たせているようなものである。お母様が作った避けられない状況の中、祝福家庭たちは誰を選択しなければならないのか。お母様は子女たちにお父様ではなくお母様を選択するように強制している。

「今、皆さんの主人は私一人しかいない。それをらなければならない」[30]

なぜ、お母様が文顯進様を相手にUCI訴訟をしているのか。真のお父様を裏切って去ったお母様を文顯進様が選択しなかったからである。お母様ではなく真のお父様を選択した文顯進様を罰し、強制屈服させるためである。[31]

サタンは6000年前にエバを利用してアダムを破壊した。今、サタンはお母様の「独生女」アジェンダを利用して3次アダムである真のお父様の遺業はもちろん、4次アダムである文顯進様まで崩そうとしている。

このようにお母様が真のお父様とは全く違う道を歩んでいることが明らかなのにもかかわらず、独生女に従う教会指導者たちは、祝福家庭に「お母様は真のお父様とひとつである」と教えている。そして「母なくしてどうして子が存在するのか、孤独なオモニを私たちが守らなければならない」と情を刺激している。これは真のお父様に対するお母様の裏切りを正当化し、このようなお母様に従い、真のお父様とは何の関係もない道を歩む自分たちを合理化するための策略である。そしてこれは、祝福家庭を欺瞞することにより、天宙史的犯罪に祝福家庭を誘い込むためのものである。

祝福家庭たちよ!真のお父様が聖和されたまさにその年、2012年1月19日に「オモニがアボジの言うことを聞かずにオモニの言うことを聞きなさいというのは、ルーシェルよりも恐ろしい存在だ!」[32]と泣き叫ばれた真のお父様の声が耳元に木霊(こだま)しないのか。皆さんも腐敗した教会指導者と同じ、真のお父様から離れたお母様に従うことによって真のお父様を裏切り、神様の摂理を破壊する天宙史的犯罪の共犯者となるのか。

 

IV結論のお遺業の継承

今回「天の父母様教団」の創設事件は、お母様が真のお父様を離れ、完全に違う道を歩んでいることを明らかに示している。祝福家庭は、この事件をきっかけに原理と摂理的な視点を持って真のお父様を裏切る偽りの道を歩むのをやめ、真のお父様の遺業を継承する真なる道を歩まなければならない。

真のお父様は、すべての人類を神様を中心とした家庭に導く世界的運動を遂行するために家庭連合を創設された。文顯進様は、1998年7月19日、家庭連合世界副会長に任命された時、神様と人類の前に神様中心の家庭を立てることにより神様の天国を建設するという真のお父様の夢を受け継ぐと約束した。家庭連合は真のお父様が立てられた本来の使命から外れたので、もはやその組織を通して活動することはできないが、文顯進様は、2017年12月2日、家庭平和協会を創設することにより、その神聖な約束を守っている。文顯進様は、家庭平和協会を通じて亡父である真のお父様の生涯に命を吹き込んだ本然のビジョン、すなわち、神様中心の家庭による平和理想世界の実現という神様の夢を前進させることだろう。

今は摂理的に見ると非常に重要なときである。長子権を持つ真なるアベル文顯進様と拡大された真の家庭の一員である復帰されたカイン、祝福家庭がひとつになって真の家庭を定着させ、歴史を通して神様と人類を悩ませてきた国家的、世界的なカインアベル問題を解決しなければならない4次アダム時代であり、子女責任の時代が今である。

「地上今、顯進を中心ひとつにならなければなりません。そのため、皆さんが顯進の家庭中心ひとつとなって、父母様ついて入るのです。そうしてこそすべてのことがわるです」[33]

真のお父様が遺言のように残されたこの要請を記憶し、祝福家庭は文顯進様とひとつになって、真のお父様の遺業を継承する道を歩まなければならない。

真のお父様は神様を中心とした真の家庭を勝利的遺業として地上に残された。祝福家庭は人類の前にアベルとして立ち、真の家庭に人類を接ぎ木し、彼らが神様の息子娘の資格を備えることができるように摂理的役割を果たさなければならない。宗教と人種と文化と経済的葛藤により人類がますます分裂しているこの時、祝福家庭はすべての人間が神様の子女として尊重される世界を成就するために共に努力しなければならない。人類が各家庭において神様中心の家庭をなし、「神様の下の人類一家族」の新文明を創造し、これを拡大するという偉大なる仕事を共に成就するにあたり、全力を注ぐ神様の真なる息子娘であり祝福中心家庭とならなければならない。


[1] 「祝福と理想家庭」145ページ。

[2]  「文鮮明先生御言葉選集」285巻、24ページ、1997年4月19日。

[3] 「原理講論」215ページ。

[4] 「み言選集」478巻、285ページ、2004年12月2日。

[5] 「原理講論」155-160ページ。

[6] 「平和神経」第3章

[7]  Ibid。

[8]  「み言選集」284巻、119ページ、1997年4月16日。

[9] 「み言選集」29巻、309ページ、1970年3月12日。

[10] 「み言選集」312巻、184ページ、1999年10月15日。

[11] 「み言選集」488巻、156ページ、2005年2月21日。

[12] 「み言選集」491巻、258ページ、2005年3月22日。

[13]  2017年10月25日、天正宮、元老牧会者特別集会。

[14]  2014年7月1日、天正宮。

[15] 2016年10月4日、天正宮、日本の指導者特別集会。

[16] 2016年12月30日、天正宮、元老夫人食口集会。 2018年7月13日、UCI訴訟関連の証言。

[17]  2019年7月25日、釜山教会。

[18] 2018年2月16日、天正宮。

[19] 「み言選集」461巻、26ページ、2004年7月19日。

[20] 「み言選集」真本611巻、307-8ページ、2009年5月17日。お母様の指示で「み言選集」から削除。

[21] 「未出版 み言選集」2010年2月7日。

[22] 「み言選集」真本608巻、276ページ。 2009年2月27日。お母様の指示で「み言選集」から削除。

[23] 「統一世界」通巻330号、1998年8月号、20ページ。

[24] 「み言選集」314巻、229ページ、2000年1月5日。

[25] 「み言選集」332巻、256ページ、2000年9月23日。

[26] 「統一教会時代の主要な儀式と宣布式Ⅲ」、2001年。

[27] 「統一世界」通巻330号、1998年8月号、29-30ページ。

[28] 「み言選集」332巻、299-300ページ、2000年9月24日。

[29] 「み言選集」324巻、142ページ、2000年6月18日。

[30] 2012年12月24日、天正宮、日本の幹部たちに。

[31] 2018年7月13日、UCI訴訟関連証言。

[32] 2012年1月19日、天正宮。

[33] 「み言選集」335巻、285ページ、2000年10月6日。


3件のコメント

匿名 · 2020年4月14日 10:27 午後

ありがとうございますございます。
「基元節とは」・・・。

『聖和・について述べてほしい。

感謝を込めて。

松本 孝二 · 2020年4月15日 1:50 午前

真に明確、正確な見解に感銘しました。
未だ、混迷と不信の中にある多くの祝福家庭、兄弟姉妹達を一日も早く覚醒させ、御旨と摂理の正道に立ち帰らせて、天の長子である第四アダムと一つとなって御旨の完成、平和理想世界の実現に向かって決起する時であることを確信しました。感謝!

内田敬二 · 2020年4月15日 3:52 午前

別な宗派を設立されたのですから、お父様が設立された「世界平和統一家庭連合」の名称を使用できないものでしょうか。

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