2004年10月3日、顯進様の講演集『心情文化の主人』が発刊され、10日後の10月13日には、郭珍満氏、金榮俊氏、金慶孝氏が漢南洞にいらっしゃった真のお父様に、『心情文化の主人』を奉呈した。

この時の出来事を、チョ・ソンイル(趙誠一)氏は講義の中で次のように言及した。
「彼ら(顯進様を支持する人々)が言う神様の下の人類一家族には、真の父母がいません。真の父母を絶対的な位置に立てずに、相対化させた後、その場にこっそり自分が入るのです。そのような思想的な部分が間違っていたので、今このような問題が生じるのです。皆さん、98年度に顯進様が公的な公職を出発なさいました。私もその時、一定の期間、一緒に活動をしました。そしてその顯進様のスピーチの内容を集めて、『心情文化の主人』という本が出ました。その出版記念を準備していたなか、それでも父母様に報告しなければということで、四名が報告しに上がりました。郭珍満、金榮俊、金慶孝、私。お父様が、、お母様はいらっしゃいませんでした。序論を一度読んでみろ。終わってからどれほど怒られたのか。その時の内容はただ一つでした。「その心情文化の主人が誰なのか!心情文化の中心が誰なのか!なぜ真の父母がいないんだ!きちんと教えなさい!」と。本当は、2009年度からは外的な現象が繰り広げられたのであり、原理的な立場で、思想的な立場で根本的に間違った内容がありました。」

最初に一言で言えば、チョ・ソンイル氏のこの発言は、完全なデタラメである。その理由を今から明らかにする。FPAスタッフを通して当事者たちに確認した内容である。

第一に、彼は2004年当時、韓国CARP会長であった金慶孝氏の下で活動していたが、お父様に近い立場ではなく、郭珍満氏、金榮俊氏、金慶孝氏と共にお父様に報告に行くような立場ではなかった。その会場にいたとしても、報告に行った立場ではなく、集会参加者としていたような立場だっただろう。

第二に、お父様はその時、『心情文化の主人』に快くサインをしてくださったし、その場にいた参加者にそれを配ってくださったのである。どこが「激怒」されたというのだろうか?しかも、お父様は顯進様の講演集が出版されることをすでにご存じだったのか、すぐにサインをされたため、本を手に取られたのはほんの10数秒程度の時間で、内容に目を通されたとしても、最初の数行くらいだっただろう、というのである。

第三に、チョ・ソンイル氏が、お父様が目を通されたと言っている序文というのは、顯進様のみ言葉ではなく、郭珍満氏による紹介文である。さらにチョ・ソンイル氏はお父様が「心情文化の中心が誰なのか!なぜ真の父母がいないんだ!」と激怒されたと言っているが、そもそもそのような内容ではない。むしろ郭珍満氏の紹介文を抜粋すると「顯進様は、真の父母様の願いを実現したいという孝の心情を抱かれながら…」「顯進様は、神様と真の父母様の夢を現実のものとするため…」という内容で、彼がいうような真の父母様が除外されているかのような印象を受ける部分は一つもないのである。

第四に、2004年当時、お父様と顯進様は緊密に連携されながら、共に歩んでおられた。『心情文化の主人』を奉呈した翌日の10月14日には、「以北出監第54周年及び霊界統一解放第4周年記念式」に参加されたし、行事が終わった後には清心青少年修練所の新築工事の現場を真の父母様と共に訪問された。10月15日には漢南洞を出られ、真の父母様の専用機でご一緒にイーストガーデンに向かわれたのである。つまり「きちんと教えなさい!」も何も、お父様と顯進様は心情的にも、行動としても、常に一緒におられたということである。

チョ・ソンイル氏の嘘に対して、上に挙げた事実を端的にまとめる。
① 彼は当時、『心情文化の主人』をお父様に奉呈した責任者の一人ではなかった。
② お父様は快くサインされ、参加者に配ってくださったので、まったく「激怒」されていない。
③ お父様は序文の内容を理解されるほどの時間、その本を手に取られなかった。
④ 序文の内容は、真の父母様にしっかりと言及している。
⑤ お父様と顯進様は、対立していたのではなく、一つになり行動を共にされていた。

ほんの1~2分の話の中に、これほど多くの嘘を盛り込める人物というのも稀だろう。しかも、当事者が聞けば、すぐに明らかにされてしまう嘘である。

さて、このように嘘を並べ立てるチョ・ソンイル氏の狙いは何であろうか?それは冒頭で引用した彼の言葉の最後の部分に現れている。

彼は食口たちが希望を感じ非常に尊敬していた2004年頃の顯進様の姿に対して、実は当時から信仰的な面で顯進様が根本的な課題(真の父母様を除外して考える)を抱えていたかのように、食口たちに印象付けようとしている。当時の顯進様の姿をよく知る二世たちからすれば、あの顯進様がズレてしまうなどということは、今でも理解できないのであるが、彼はそこに「いや、当時からズレていたんだ」ということを、非常に大胆な嘘を用いて印象付けようとしている。

事実、顯進様は神様とお父様を少しも離れていない。それを2008年頃から亨進様や國進様の下で動いたチョ・ソンイル氏のような人物たちが、あたかも顯進様が神様と父母様を離れたかのように宣伝し、虚構の対立構造を作り上げていったのである。読者の中で、今まで教会の宣伝ばかり聞かされてきた方々には、にわかには信じられないことだろう。

読者は、そのようなテレビドラマのような出来事が、本当に統一運動の中枢で起こったという信じがたい事実を、チョ・ソンイル氏がどれだけの嘘をついているかを知ることで、理解していって欲しい。統一運動の混乱が表面化した2008年頃から、統一運動の中枢(世界宣教本部室長、家庭連合世界本部長)にいたのは、このような人物なのである。

次回も続けて、チョ・ソンイル氏の嘘を暴いていくことにする。


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