櫻井正実会長の講義から重要部分を切り抜きでお伝えしています。


(前回までの復習)

理事会を正常化するために、米国理事会を招集するのですが、「顯進様が勝手に理事を変更しています」と伝わります。

このような背景があり、2月27日まで来ました。

孝進様が亡くなるのは、2008年3月17日です。

ですから、孝進様の聖和一周年を前にして、この頃お父様はお年を召されて感情のコントロールができず、霊界の孝進様を思って、よく泣かれたというのです。

このようなお父様の心情を把握した教権勢力はどうしたかというと、「霊界の孝進様からのメッセージが来ました。そのメッセージを訓母(金孝南氏)が受け取りました」とお父様に報告するのです。

そして2009年3月8日、訓読会が始まりました。

以下に紹介するのは御言葉選集そのままなので、疑いようのない事実です。609巻107ページから始まります。

「訓母、どこに行った?訓母様!」

訓母様が霊界のメッセージを受け取ったので、それを確認して最終決定をしようとお父様が言われているから、真っ先に訓母様を探すけれども、訓母は現れません。

そして、126ページまで進むので、お父様はかなり待たれました。何と言われるのかと言うと、

「先生の勝手にするのではありません」

多くの食口はお父様が霊界から啓示を受けて、お父様が独断的に一方的に人事をするものだと考えているのです。しかしお父様はこう語られています。

「先生の勝手にするのではありません。神様と霊界に行った先生の息子である総司令官を中心としてするのです。孝進も行ったのでどうなりますか?霊肉界が一つになった基盤を中心として地上も歩調を合わせなければいけません。」

霊界メッセージに歩調を合わせて地上で先生が決定する。お父様の思う通りにしてはいけないということを、お父様は語っていらっしゃいます。

「それでは霊界から伝えてきた実相に対する報告をしてあげるのです。」

ここを覚えておいてください。明確にお父様は霊界から来た実相だと祝福家庭に言っていますね。

「訓母様が、孝進の報告を読んでください。」

しかし訓母はいまだに現れません。次は136ページまで行きます。

「霊界と地上界、オモニの所見を中心に私が決定を降ろせば、私にああだこうだ言えません。オモニにああだこうだ言えないのです。霊界の事実を知らないじゃないですか。このような報告された内容の事実を知らない人は話すこともできないのです。」

どのくらい今、霊界メッセージを重要に考えておられるでしょうか。しかしまだ最後まで訓母が現れないので、お父様が仕方なくヤン・チャンシク氏に読ませます。そして読み上げられたメッセージが、霊界からのメッセージなのではありません。

最初に孝進様からの霊界メッセージは短くあるのですが、そこに続けて人事発令文をそのまま読み上げるのです。聞いている人は全部孝進様からの霊界メッセージだと思って聞いているわけです。

ここで七男の亨進氏がトップだということが発表されるわけです。

これが終わったあと、お母様が口を開きます。

「みなさんは本体論の講義をよく聞いたでしょう?お父様が一番重要に考えていらっしゃるのは何だと聞きましたか?(絶対性です。)絶対性でしょう?(はい。)それをおいてみた時、霊界で見ている観点が正しいと思いました。それでそれを中心に最後はお父様が判断して決定してくださるとみています。」

この2009年3月8日の前までにお母様はお父様に、顯進様が性的に堕落したという報告をしています。お母様は当時韓国の漢南洞で涙を流しながら、顯進様は堕落したと言っていました。その話を聞いた史吉子先生がアメリカを巡回しながら、顯進様が堕落したと言って回りました。

「絶対性の観点からそうでしょう」というのは何を意味しているのか?先程もお父様の御言葉にあったように、「霊界も言っているじゃないですか」と。

顯進様が堕落した事実がありますか?(御本人に)聞いた人がいるのです。

「私は天の前に恥じる内容は一切していない」

する訳がないじゃないですか。でもこういう嘘とかデマというのは、言った者勝ちで、それが広がるわけです。

「それでそれを中心に最後はお父様が判断して決定してくださるとみています。」

この内容が全部決まったあとに郭先生と顯進様が外に出るのですが、その時に訓母に出くわします。訓母はいたのです。しかし会場には入ってきませんでした。なぜか?自分が(霊界メッセージを)作ってはいないからです。

「私が書いたものではない」とはっきり証言しました。

「私は何の過ちもありません。何も知らないことです。」

これがものすごく公のことになったので、一体誰が書いたのだということで、犯人追求が始まりました。長い追求の果てに、ついに犯人が白状させられました。

ヤン・チャンシク氏が「私がやりました」と。

「真のお父様の指導内容を報告書の形式で整理して、そして私が真の父母様に差し上げたものだ」

だからこれは霊界メッセージだったのでしょうか?違うのです。ヤン・チャンシク氏が書いて、真の父母様に差し上げたものだと言うのです。

ですが、どうでしょうか?ヤン・チャンシク氏の報告書は訓母報告書に化けて訓読会で発表されていました。

「真の父母様に差し上げた」と言っていますが、では「真の父母様」とは、一体誰なのでしょうか?

ではこれをお父様が知られていたとしたら、お父様がヤン・チャンシク氏と全部事前に打ち合わせをして、そして500人の本体論の講義に参加していた祝福家庭を集めて、お父様が嘘を言って、「先生の勝手にすることはできない歩調を合わせるのだ」と、ご自分のやりたいように決定したという話になります。

お父様はそのような嘘をつかれる方ではありません。

「真の父母様に差し上げた」と言っていますけれども、お父様ではないです。

 


1件のコメント

  三輪有美子 · 2023年3月29日 5:19 AM

上記の内容を見ると、御父母様は本当にメシアなのかとう疑う気持ちがわいてくる。メシアも高齢になると、感情が不安になったり、自分で神様や霊界に確認するのではなく、たとえ霊的であろうと、堕落人間に確認するなんておかしいと思う。この世でも、仏教徒など、高齢になっても精神性を保ち、生きたまま成仏される方もいるのに。途中までは、メシアとして神様とつながりながら活動したが、途中から使命が果たせなくなってのではないか?その原因としてお母様との授受が足りなかったと思う。お父様が生殖器を重視する御言葉を多発されたとき、自分は不服だった。女性は生殖器より心が大事なのに、そのことをお父様に伝えないお母様にも不満を持った。またお父様の御言葉は主語、述語がわかりにくく、自分は苦手で、彼は頭が悪いのでは?と思っていた。その点、お母様の方が、原稿も見ないで、主語述語がわかりやすい話し方をするので、頭が良さそうな印象だ。ただ遺伝子操作毒ワクチンや医学的に無意味で、恐怖をあおる手段であるマスクや、プーチンの評価に関して、真実を理解していないので、彼女も神様と一体でないとわかってしまった。

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