先日は、元米国副大統領マイク・ペンス氏が、家庭連合(旧統一教会)から55万ドルを受け取ってUPF行事(ワールドサミット)で講演したことを伝えた(マイク·ペンス米国副大統領、統一教から55万ドルを受け取って行事に参加!CNNが報道!)
そして今度はトランプ氏がそれ以上に高額の報酬(200万ドル)を受け取ることでUPFのワールドサミットで講演していたことがわかった。7月13日付でワシントン・ポストが報じた。
家庭連合、UPFがこうした人物をどんなに大金を積んで引っ張ってきても、彼らが神の摂理に対してオーナーシップを持つことはない。それでも家庭連合がこのようなVIP動員を継続してきたのは、彼らの目的が神の摂理の成就にあるのではなく、教会の宣伝と維持へと変質してしまっているからだろう。
それに比して、文顯進会長が世界中で行う国際会議には、国家指導者が自ら進んで参加している。それはその会議が、その国の抱えてきた難しい問題を解決することができるビジョンやアプローチを提供する公益的なものであるからに他ならない。
今回、ワシントン・ポスト紙が7月13日付で報じた「トランプ大統領、修正申告で10億ドルの利益に関する新たな詳細を明かす」という記事は、そのタイトルを見ても、トランプ氏がUPF行事に多額の報酬を受け取って参加した事実をメインで報じたものではない。あくまでもトランプ氏が海外で得た利益について詳細を報じる中で、その一部として明らかにされたのである。
記事内容自体は家庭連合やUPFに対して、特に批判的ではないが、何気なく公表されたその事実は家庭連合やUPFにとって痛々しい傷になるだろう。つまり、彼らが行っているのは神の摂理ではないし、多額の報酬と引き替えのVIPスピーチは天運の証ではない。
昨今、天の摂理の中で真実と偽り、善と悪が次々と明らかになる中で、偶然にもこうした事実が公開されたことには、大きな意味がある。
トランプ元大統領がUPF行事に200万米ドルを受け取り参加(7月13日 米ワシントン・ポストが報じる)
米国有力日刊紙ワシントン・ポストはドナルド・トランプ元米大統領の2022年輸入内訳を公開した。
元記事:https://www.washingtonpost.com/politics/2023/07/13/donald-trump-financial-disclosure/
そしてその記事の中には、2度のUPF行事で200万ドルを受け取っていたという事実が含まれていた。
以下は記事の該当部分である。
Trump also reported more than a dozen speaking engagements, including two at Universal Peace Federation World Summits. The events, which amounted to $2 million, were hosted by the Universal Peace Federation and its co-founder Hak Ja Han Moon, whose late husband Sun Myung Moon co-founded the group and also founded the Unification Church. Church and federation spokesmen did not immediately respond to requests for comment.
(以下、翻訳)
トランプ氏はまた、12回以上の演説に参加したと報告したが、中には2回のUPFワールドサミットも含まれている。 200万ドルを受け取ったこの行事は、UPF(天宙平和連合)と同団体の共同創設者である韓鶴子さんが主催した。 韓鶴子さんと夫の故文鮮明総裁はこのグループ(統一グループ)と統一教会の共同創設者でもある。 UPFと統一教会側のスポークスマンらは論評要請に直ちに反応を示さなかった。
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