摂理の方向と目標は明確である。神様の理想家庭を実現し、その基盤の上に神主権の国家と平和理想世界王国を創建することだ。メシヤは神様の種を持って来た息子としてアダム家庭の失敗を勝利的に復帰することによってその神様の摂理の方向にアラインし、目標を成就しなければならない。真の父母と真の家庭が顕現したこの時代は歴史的男性と歴史的女性の立場にいる真の父母様が定着し、神様-真のお父様-長子と続く三大王権の縦的な軸が立てられることによって真の家庭が定着し、その基盤の上に神主権の国家と世界を実現することによって基元節を完成していく時代だ。このような神様の摂理の前に祝福家庭は如何なる立場なのか。私たちに対する天の期待は何なのか。

人類が神の子女になる道

人類は如何なる姿なのか。ヨハネ福音書8章44節の「あなたがたは自分の父、すなわち悪魔から出てきた者」という証言のように、実は人間は神様の前に怨讐である天使長の子息たちである。神様の目には堕落人類は人であっても人ではない。したがって真のお父様は次のように語られた

“人類始祖がサタンの血統を受けたその日から人間はサタンとは切っても切れない血統的因縁を持つようになり、神様の前に取り返そうとしても取り返せない怨讐の子息になりました.”[1]

このように怨讐の血を受け、怨讐の姿に似た怨讐の子息になってしまった人間が神様の子女になる道は何か。真のお父様は 次のように語られた。

“皆さんは天使長の息子娘として生まれたので、息子になることができる座に入ろうとすれば、養子の立場から直系の息子を長子として侍り、直系の息子を兄として侍らなければなりません.”[2]

祝福家庭のアイデンティティ: 拡大され真の家庭の一員

真の家庭は神様の真の愛・真の生命・真の血統が生きている所だ。祝福はこの真の家庭に連結されることである。堕落人類が真の家庭の直系子女と連結され、神様と真の父母様の子女に生まれ変わるのである。したがって祝福家庭とは拡大された真の家庭の一員である。このことについて真のお父様は次のように語られた。

“祝福家庭とは何かというと、先生の家庭を中心として接ぎ木された家庭ということです。先生の家庭が主体なら接ぎ木された祝福家庭全体が対象になって一つになった基盤の上に神様が臨在し、神様を中心として個人基準、家庭基準から世界基準に拡大するのです.”[3]

真の家庭は神様が臨在できる家庭である。人類がこの真の家庭に連結されていればこそ、神様が人類に臨在できる。祝福家庭が真の家庭と連結されていればこそ、神様がその祝福家庭に臨在できるのである。

祝福家庭の責任

祝福で全てが終わるとか天国に行くチケットを持つようになるのではない。祝福を受けることによって自動的にその家庭が完成したり、神様の創造目的が自動的に実現されるわけでもない。祝福とは神様から賦与された責任を持って新しく始めることである。

拡大された真の家庭の一員である祝福家庭の責任は、第1に立てられた真の家庭の長子と一つになってアダム家庭のカインとアベルの問題を解決し真の家庭が定着することに貢献する摂理的責任である。アベル的立場にいる真の子女、特に長子権を持った息子と一つになることによって真の家庭が定着するようにしなければならない。アダム家庭の失敗を勝利的に復帰すべき真の家庭であるために、アダム家庭において子女世代のカインとアベルの失敗を真の家庭の長子と祝福家庭の間で勝利的に復帰しなければならないからだ。それゆえに真のお父様は顯進様を真の家庭の長子として立てて以後、祝福家庭に顯進様と一つにならなければならないと教えられた。下記は2000年10月6日の真のお父様み言葉である。

“地上では今や顯進が中心として一つにならなければならないのです。それゆえに皆さんが顯進の家庭を中心として一つになって父母様に従って入っていくのです。そうしてこそ全てが終わるのです.”[4]

第4アダムである顯進様と一つになって神様のみ旨を果たすことがこの時代の祝福家庭の摂理的責任だと真のお父様は語っておられるのだ。カインの立場にいる人はアベルを認め証す使命がある。洗礼ヨハネの立場にいる人の責任はメシヤを認めこれを証す使命があるのである。

拡大された真の家庭の一員である祝福家庭の責任は、第2に神様の理想家庭を実現し、神様中心の国家と平和理想世界を実現することである。この時代を生きていく祝福家庭は祝福の基準を守りながら神様を中心とした生活を通じて神様の家庭理想を実現しなければならない。また祝福家庭のこのような生き方と文化が隣人と地域社会において真実で力強い神様の真の家庭の理想を証すことになり、神様を中心とした国家と平和理想世界を実現する氏族的メシヤとしての責任を果たさなければならない。

過去10年間どういうことが起きたのか?

しかし、過去10年間に独生女教団の指導者たちは、神様の創造目的であり真のお父様のメシヤ的使命の実体的遺業(レガシー)である真の家庭とその真の家庭において長子権を持っておられる顯進様を徹底的に無視した。さらには顯進様と祝福家庭の原理的関係を破壊した。2010年2月22日に金孝律は世界指導者総会で顯進様を誹謗しながら、「私たちの縦的なラインは真の子女様ではなく真の父母様に常に連結されるのだ。もはや私たちがお父様とそのラインを中心としている時、彼らはお父様と私たちの間にはいない。これが私の信念だ」という発言も躊躇しなかった。

独生女教団の指導者たちは明らかなアジェンダがある。それは第4アダムである顯進様ではなく真のお父様の弟子である自分たちが真のお父様の後継を引き継ごうとする所謂「法統継承」アジェンダである。

彼らは自分たちのアジェンダを成し遂げる為に先ず、亨進氏を利用して統一家から顯進様を除去しようとした。それで 2009年1月1日、15日、31日の3回にわたって挙行された万王の王神様解放圏戴冠式を亨進氏の後継者冊封式に変質させた。その後彼らは祝福家庭に「亨進氏の後継者冊封式が 3回にわたって進行された」という虚偽を流布した。

しかし、亨進氏の後継者冊封式はなかった。彼らが言うその式は専ら神様のみの為の式、万王の王神様解放圏戴冠式だった。この式を進行しながら真のお父様は亨進氏に対して何のみ言葉も語られなかった。専ら神様が人類の真の父母として顕現され人類が神様の実存を称賛できる意味を込めて式を厳肅に挙行した。それゆえにこの神様解放圏戴冠式を前後した真のお父様のみ言葉を見ると、そのどこにも亨進氏の後継者冊封式と理解される言及は見つからない。寧ろ真のお父様は明らかに

“神様だけの解放圏戴冠式であって、他の人ではありません.”[5]

と語られた。

しかし、この神聖で厳肅な式さえ顯進様を除去しようとする利己的で非原理的な目的の為に変質させてしまった独生女教団指導者たちの行動に利用された亨進氏とサンクチュアリは今何をしているのか。神様を崇め尊び褒め称えるべきこの時に彼らは自らに王冠を被せている。神様に栄光を捧げるのではなく自らが栄光を受けようとしている。祝福家庭は、非原理的アジェンダを成そうとしてきた独生女教団の指導者たちに利用されて数年間亨進氏を後継者として信じ従い、その中の一部は依然として偽りの後継者の幻想に陥ってあがきもがいているのが現実だ。

また独生女教団の指導者たちは顯進様の基盤を完全に破壊する為に教会全体を動員した。彼らは韓国は勿論、世界全域を歩き回りながら「顯進様は堕落したアダムだ。教会の財産を盗んだ。顯進様は真のお父様に反逆した。顯進様に従う人々は郭グル-プだ」という文顯進様人格殺人キャンペーンを繰り広げてきた。そして文顯進様を相手に世界の随所で約30回の訴訟を起こしながら殺そうと血眼となり、彼の世界的平和活動を妨害する為には不法行為も躊躇しなかった。これは今この時刻にも休みなく続けられている。

文顯進様に対する独生女教団指導者たちの悪意的行動と蠢動は何を意味するのか。これは神様中心の家庭に基礎を置いて神主権の国家と世界を実現しようとする神様の摂理、そして真のお父様の生涯の遺業に正面から敵対する反逆行為だ。そして、長子権を持ったアベルを認めないで殺したカインの犯罪を繰り返す行為であり、メシヤを証さずに妨害した洗礼ヨハネの犯罪を繰り返す行為だ。

2000年前に神様の息子イエス様に何が起ったのか。神様のみ旨が成されないようにイエス様を屈服させようとするサタンの計略は、イエス様を悲惨に殺そうとしたことでその頂点に達した。サタンはアダムを屈服させる為に神様がアダムの為に創造したエバを利用したように、イエス様を殺す為にサタンは神様がイエス様の為に準備したユダヤ教の宗教指導者たちとユダヤ民族の基盤を利用した。サタンの計略に捕らわれたユダヤ教の宗教指導者たちを通じてユダヤ人たちをけしかけてイエス様をピラトの法廷に立たせたのだ。ピラトの法廷でユダヤ教宗教指導者たちにそそのかされたユダヤ人たちはイエス様を木の十字架に付けて叫びデモをした。彼らは何のために「十字架に付けろ」という死刑の方法まで提示してイエス様を殺そうとしたのだろうか。その頃のユダヤ人たちにとって木の十字架は宗教的に特別な意味があった。”木にぶら下げられて死んだ者は神様の呪いを受けた者”というのだ[6]。したがってイエス様の木の十字架上の死は単なる死ではなかった。イエス様を神様の呪いを受けて死んだ者と見えるようにしようとするサタンの極悪なる計略だった。サタンはイエス様の肉体だけ殺すのではなく、イエス様を霊肉共に完全に挫折させ、神様のみ旨を踏み躙ろうとしたのだ。そして「イエス様は神様の呪いを受けた者」というイメージを作って、これ以上人々の心の中に「神様の息子」という考えが育たないようにしたのである。

同じくサタンは真のお父様の為の基盤であるキリスト教指導者たちを利用して真のお父様に対して「血分けをする似非宗教の教祖、異端の魁首」などのイメージを作って6回も獄苦を経験させて真のお父様を屈服させようとした。そして人々の心の中に「神様の息子」という考えが育たないようにした。

今ではサタンは顯進様の為の基盤である統一運動の指導者たちを利用して「教会の財産を盗んだ泥棒、真のお父様を背信した者、堕落したアダム」などの偽りのイメージを作って顯進様を荒野に追いやり殺そうとすることによって顯進様を屈服させようとした。そして、それに留まらず、祝福家庭の心の中に「真の長子、アベル、第4アダム」という考えが育たないようにした。

しかし、顯進様は決してサタンに屈服されなかった。

“お父様が一生準備され、そして私が相続されることを願われた全ての基盤を持って、むしろ統一教会の指導者たちが私を殺そうとしていた状況でした。何の基盤も、生き残る可能性もない荒野に追い出された立場でした。しかし、何らかの挑戦に直面する度に神様のみ旨を果たそうという決心を持って命をかけて挑戦し、今この全てを成し遂げたのです。サタンがどれほど私を殺そうとしたかご存知ですか。お前は何者かと、甚だしくは私の家族の口を通して私をそのように非難し皮肉りました。神様の前の決意と約束を動揺させる為に、神様を捨ててしまわせようとしたのです。しかし、神様の前に神様の道具となるという揺れることのない決心によって、お父様の生涯を率いてきたその夢を成し遂げようという決意を通じて韓国を動かそうという位置に立っているのです.”[7]

1998年7月18日以後、顯進様は長子の位置で真の家庭の責任を負い、神様の祖国を創建する為の世界的な基盤を築いてきた。天宙史的葛藤によって統一家から荒野で追い出されたにも関わらず、顯進様が全ての試練を克服したことに対して神様に感謝せざるを得ない。顯進様の勝利的な21年公的路程と家庭・国家・世界的な基盤を通じて今日私たち祝福家庭は真の家庭に連結された拡大された一員として自信と希望を持って未来を展望できるようになった。

結論

祝福家庭は神様の子女であり、拡大された真の家庭の一員である。祝福家庭は誰でも、神様と真の父母様と真の家庭を尊敬し愛する心と統一運動に対する炎のような心を持っていた。今はそういう心の前に過去の日を率直に照らして見なければならない。お母様の独生女の主張と亨進氏の2代王の主張、統一教会指導者の法統継承のアジェンダを盲目的に支持したり沈黙したりしてきたことが、拡大された真の家庭の一員として真の家庭の定着に寄与し神様を中心とした理想家庭を創るべき祝福家庭としての責任分担遂行を妨げる大きな問題になってきたということに対して、深刻に省察し悔い改め、新しく出発すべき時である。

ある時は真の家庭の三大王権の縦的な軸を破壊しようとする亨進氏を先頭に立て、またある時は真のお父様とは180度異なる道を進んでいるお母様の独生女の道をけしかけている独生女教団指導者たちの脱線が、窮極的に神様の摂理と真のお父様の遺業継承にとって深刻な障害物となり、祝福家庭自らと私たちの子女たちを殺す毒になっていることを祝福家庭は念頭に留めなければならない。

祝福家庭は今、神様かサタンか、真のお父様かお母様か、真の家庭か腐敗した教会指導者かの選択の前に立っている。一方は生命の道であり、もう一方は死亡の道であることは自明である。原理と神様の摂理に対する正しい理解によって生命の道を進む祝福家庭とならなければならない。そして神様が賦与して下さった5%の人間の責任分担を完遂する拡大された真の家庭の一員であり、成熟した神様の息子娘とならなければならない。


[1] 『み言葉選集』13巻、p. 175、1964年 3月 15日.

[2] 『み言葉選集』120巻、pp. 344-5、1982年 10月 20日.

[3] 『み言葉選集』 295巻、p. 271、1998年 9月 8日.

[4] 『み言葉選集』 335巻 p. 285、2000年 10月 6日.

[5] 『み言葉選集』 607巻、p. 17、2009年 1月 24日.

[6] 申命記 21章 23節.

[7] 顯進様、2019年 3月 2日、ソウル・ピースセンター.

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