天の父母様聖会(家庭連合)の食口の方々は、「天一国憲法」あるいは「法統」という言葉をご存知でしょうか?

真のお父様の聖和以後、教権派の責任者達は、お父様が指示されたものとは全く異なる天一国の憲法を発表しました。

そしてそこでは、真の父母様の聖和後には、「血統」(真の子女)ではなく、「法統」すなわち教権派の彼らがすべてを率いていくことが既定路線となっているのです。

この事実は、意外と天の父母様聖会に残っている食口ほど知らずにいるかも知れません。

郭錠煥先生のインタビュー動画、第七編では、偽の「天一国憲法」と「法統」について、それらが出現した経緯を詳しく語られています。

郭先生のインタビューを動画で観たい方は、こちら

第七編 偽の天一国憲法と根本のない法統の登場

インタビュアー:神様やお父様の立場から見ると「摂理歴史に一度だけだった歴史的な三代を立てる瞬間」と語られましたが、これを根拠として考えた時、その場にいた指導者が法統継承ということを実際には最近主張してきたのではないでしょうか。これに対してはどうお考えですか?

郭会長:神様の創造理想の実現という原則的観点から見ると、法統という言葉はあり得ません。存在の余地がありません。

なぜなら神様の真の愛・真の生命・真の血統は、必ず三代を経ながら血統を通じて縦的に伝承されるからであり、それ以外はだめなのです。

そのことを誰よりもよくご存知であるお父様は、このような質問もされました。

「イエス様に直系の息子娘がいたとすれば、イエス様の王冠を弟子たちに与えただろうか。教皇が被っている冠が弟子たちに行くはずがない」というのです。

ですからお父様は天道を既に全て究明され、既に全てを知っておられたから、そのような「法統」というものは有り得ないというのです。

必ずそれは三代で引き継がれ、伝承は血統を通じて代々伝承されなければならないのです。

ところが教権派においては宗教的な枠組みや儀式など、習慣的なことから抜け出せないため、既成教団が行っている代表選出のような法統を連想するのかも知れませんが、それは原理と摂理の原則から妥当ではない設計です。

インタビュアー:「法統ということは実は話にならないことだ」と明確に語って下さいました。ところが「天一国最高委員会」という、少々聞き慣れない名前かも知れませんが、これが真のお父様の聖和以後にできて、その最高委員会がこのような摂理的な事柄を引き継いでいくとも主張しています。これについてはどうお考えですか?

郭会長:「天一国最高委員会」という言葉は、彼らが持っている「天一国憲法」に規定されている内容だと思います。

実際に「天一国憲法」の由来は私が一番よく知っています。

1997年末だと思いますが、お父様が「郭錠煥が家庭憲法を作ってみよ」と言われました。「家庭憲法」と言われました。

そう言われながら「各家庭で度々祝福の問題が起こるが、その祝福の問題はこれからは家庭憲法によって、その家庭自体内で整理し解決しなければならない。それゆえ私たちには家庭憲法が必要だ」と語られ、何人かをすぐに編成して「準備委員会」なら「準備委員会」として、この家庭憲法を起案しました。

ところがその後、別の命令を出されないまま時が過ぎましたが、恐らく2005年だったと思います。ヨスで大きな大会をしましたが、その日の夕方大会を終えた後にお父様が「郭錠煥は私が以前話した『天一国憲法』を3日以内に持って来なさい」と言われるのです。

「お父様、家庭憲法と語られましたが」と言うと「違う『天一国憲法』だ」と言われるので私は非常に驚きました。

そう言われてから「家庭盟誓が天一国憲法だ。家庭盟誓を中心に天一国憲法の草案を作れ」と言われました。

それで、これからは家庭盟誓が入らなければならないから、み言研究会…編纂委員会の人とか先輩家庭を何人かまで入れて教授を入れて、準備委員会を作って草案を作成しました。

そうしてお父様のみ言を引用した「法条文」というものをご報告する為に、み言に「法源」、法の根源となるみ言まで引用したものを準備して、それが恐らく2008年12月の初めでした。

その時「郭錠煥『天一国憲法』がもう全てできたのではないか」。「持って来なさい」とおっしゃり、「天一国憲法には罪や堕落や復帰という言葉が入ってはならない」と言われるのです。

これほどの青天の霹靂があろうかと思うほどでしたが、家庭盟誓を中心として憲法草案を作りましたが、そこには罪や復帰という言葉も全てあったので、今一度急いで修正し準備して、それなりに私もかつて法律を勉強した人間なので、そういう点でさらに力を注いで「天一国の体制」、その次に天一国の中に世の中の法とは違うものの、そこに天一国の中になければならない「法の体系」はこうでなければならない、というものを考えながら草案を作って、2008年12月、これは私がはっきりと記憶していますが、12月30日に捧げました。

ところがその後、お父様がその草案を持たれて鉛筆で、またある時はボールペンで校正もされ、参考にされ見ておられるお姿を、私は3、4回見たこともあります。

その後2009年になり正月だったと思いますが、「私は既に天一国憲法の草案を完成した」と公式の場で語られました。

「この憲法は基元節の時に私が発表する」

それで私が「あ、そうか•••基元節から本格的な天一国が始まるのでその時に憲法を発表されるんだな」と思いましたが、ご存知の通り基元節前の2012年にお父様は聖和されましたが、聞けば2013年に金孝律を中心に憲法委員会を作って憲法を作るという話を聞き、聖和1周期記念式で、お母様にそれをさし上げたという話を聞きました。

私は誰よりも関心があるので、その内容を見てみると、本来お父様にさし上げた憲法草案とは全然違う内容でした。

一言で言えば「統一運動の全世界的な財産をどう管理するか」という問題や「食口たちを体系的にどう管理するか」というような、お父様は既に聖和されましたが、彼らはお母様の聖和以後までを考えながら、自分たちが天一国での最高の決定議決権を、正にこの(天一国最高)委員会に与えると規定しています。

私がそれを見て感じた最初の印象は、「ははあ、これはこの人たちがこうしてこれから真の父母がおられなければ真の家庭まで全て除去して、自分たちがこれ(委員会)を中心として法統として引き継ぐ可能性もあるな」と思いましたが、時折そういう話があちらから聞こえるのを見ると、私の見当が当たっていると思いましたが、とんでもない内容です。

神の摂理と原理、またはお父様のみ言から見て、話にもならないことです。

インタビュアー:会長が今語られた内容を考えてみると、「天一国憲法」というものも結局は真のお父様が、神を中心とした理想家庭が正しく生きていくのに役に立つ、そういう方便として直接作って下さったものと言えますが、現在「天一国最高委員会」またはそこが発表した「天一国憲法」は、「教会をどう維持しどうコントロールするか」、このように…完全に変わったものと理解することができますね。

郭会長:一言で言うと「天一国憲法だ」とタイトルだけ作って、その内容たるや世俗にある「宗教法」です。

お父様が語られた「天一国憲法」は、み言の通り「天一国の創造本然の秩序」です。「創造本然の秩序原則」です。さらにはお父様が校正されたその草案が、何処に行っているのか私は知る由もなく、何の発表もこれまでありません。実に残念な話です。

インタビュアー:名称は「天一国憲法」と言っていますが、お父様が意図された「天一国憲法」はまだないと見ることができますね。

郭会長:存在せず彼らが作ったものはタイトルこそ「天一国憲法」ですが、世俗の宗教団体の法みたいなものであって、話にもなりません。

「創造本然の秩序」と語られました。基本秩序です。それについて言及されるべきですが、あまりにも距離が遠いのです。

(第八編につづく)

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