今回もお母様が11月11日に清平修練苑で韓国牧会者を対象に語られたメッセージの意味を検証していきます。

韓鶴子総裁のスピーチ(2020年11月11日清平修練苑)

【フル音声公開】お母様の11.11メッセージ

「①特に統一教会の古い元老という人々。50生涯、60生涯、お父様だけ見てきた人々が、私が独生女だと言う時、受け入れられなかった。②私が60年を耐えて待ってきた。よく耐えた。」

 

今回も分かりやすいように①と②の番号を入れました。順番に考えていきましょう。

 

「特に統一教会の古い元老という人々。50生涯、60生涯、お父様だけ見てきた人々が、私が独生女だと言う時、受け入れなかった。」

 

まず、お母様が独生女だということを受け入れなかった元老というのは、どのような方々のことを指しているのでしょうか?

 

代表的な例は、三弟子のひとりである金榮輝先生であると見てよいでしょう。

 

当ブログでは、金榮輝先生がお母様が無原罪で生まれたのではないと公的な集会で語られたことを紹介しました。(金榮輝先生「生まれた時から独生女ではなく、原罪をもって生まれる」

 

次に、お父様の忠臣であったような方々が、お母様を受け入れないというのはなぜでしょうか?

 

普通に考えると、お父様とお母様が一体であるならば、60年間お父様の忠臣であれば、お母様にも自然と繋がるはずです。しかしそうならないのは、お母様の語られることが、お父様のみ言葉と食い違うからです。

 

お母様が初めから真の母となるべき唯一の女性で、無原罪で誕生されたという独生女主張は、明らかにお父様が語られてきた原理と反するため、お父様のみ言葉を熟知している方ほど、受け入れなかったということでしょう。

 

①のみ言葉で言えるのはここまでですが、当ブログでこれまで2回、11.11メッセージについて検証してきた内容を踏まえて、さらに述べてみます。

 

お母様も、御自身が語られる内容がお父様のみ言葉と様々な観点で食い違っていることはよく分かっておられるはずです。それでもお母様は堂々と独生女を主張されます。なぜでしょうか?

 

お母様の11.11メッセージを検証してきたこれまでの内容を見てみると、お母様は御自身とお父様に対して以下のように見ておられることが分かります。

  • お父様は地上で完成できなかった、お母様は地上で完成した。
  • お父様は基元節のゴールを切れず、準備をしただけである。お母様は基元節をゴールして、天一国を開いた。

(参照:11.11メッセージの意味①11.11メッセージの意味②

 

ですからお母様は独生女主張を堂々と展開しながら、お父様とお母様のみ言葉が食い違う時、どちらを信じるべきかを考えなさいと言っておられるのです。

 

地上で完成しなかった方と完成した方、基元節のゴールを地上で迎えられなかった方と迎えられた方・・・。

 

「私が60年を耐えて待ってきた。よく耐えた。」

 

60年というのはいつからなのかと言うと、1960年のご聖婚から数えて、今年はちょうど60年です。お母様はご聖婚以来、耐えてきたとおっしゃっています。

 

何を耐えてこられたのでしょうか?直前の①のお話からして、御自身が「独生女であるというお話」をできずに耐えて待って来たということでしょう。

 

では、なぜ耐える必要があったのでしょうか?

 

  • お母様が生まれつき真の母となるべき唯一の女性で、無原罪で誕生されたという話を、お父様がご存命の時に語られたら、お父様は承認されたでしょうか?
  • お父様のお考えとお母様が一つになっていたのであれば、お母様は「耐える」必要があったでしょうか?
  • お父様が知らない真実をお母様はずっと御存じであり、それを語らせてもらえずに「耐えた」のであれば、「すべてを教えた」お父様は間違っていたのでしょうか?

 

以上の質問に答えていくと、お母様が「60年を耐えて待ってきた」理由が自ずと分かるのではないでしょうか。

 

今回はここまでとします。(次回に続く)

カテゴリー: 真実

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