当ブログでは先日、米国ペンシルベニア裁判所における韓鶴子女史の「お父様有原罪」発言について、その法廷記録を公開しました。
ところで去る2019年12月に、有志の会は家庭連合教理研究院に対して、教理研究院が韓鶴子女史の発言を正しく祝福家庭に伝達していない問題について、公開質問状を送付し、回答を受け取っていました。
2019年12月と言えば、今回公開した韓女史の発言があった裁判(2019年3月)よりも後のことになります。
公開質問状と回答の原文は過去にも記事にしましたので、ご参照ください。ここではそのやりとりの要点のみを整理しておきます。
【有志の会からの公開質問】※項目のみ
①お母様の語られる「原罪なく生まれた独り子」とは文鮮明師のことであり、文鮮明師が原罪なく誕生されたということが間違いなくお母様の教えなのか。
②お父様がお母様を探し立てたということが間違いなくお母様の教えなのか。
③教理研究院はお母様の教えをその通りに祝福家庭に伝えることを神様とお父様の前に誓うか。
【教理研究院の回答】
①についての回答
「真のお母様は、真のお父様もお母様も共に原罪無くお生まれになり、『子羊の婚宴を挙げた』と公式の場で語っておられます。この真のお母様のみ言こそが『独り子』『独り娘』に関する真のお母様の公式見解です」と教理研究院は発表しています。この事実はPeace TVの映像にも歴然と残っているものであり、お母様が公式の場で明確に語られた内容です。「子羊の婚宴」を挙げたのは文鮮明師と韓鶴子総裁であって、それ以外の誰と「子羊の婚宴」を挙げたというのでしょうか。答えは明確です。
②についての回答
これらの内容に対する回答は『虚偽に満ちた金鍾奭著「統一教会の分裂」』(教理研究院著、光言社刊)231ページの9行目から232ページにかけて、および246ページの最後の行から252ページにかけて明確に書いています。この書籍の該当部分をコピーして同封しますので、これをお読みください。
③についての回答
教理研究院は、これまでお母様の教えとお父様の教えを真撃に伝えてきました。今後も当然伝えて行く所存です。
2019年12月の有志の会による公開質問と教理研究院の回答の要点は以上です。(回答の方は短かったため、ほぼ原文そのまま掲載しました)
ところで、先日当ブログで公開した韓鶴子女史の法廷での発言が、上記①②の内容と重なるため、以下に記載しておきます。
【韓鶴子女史の法廷での証言】
①(お父様有原罪問題)について
「私に会うプロセスにおいて、文牧師が私に会うまでは、私たちは彼が原罪が無かったとは言えない。支払わなければならない蕩減条件があった。」(韓鶴子女史2019年3月25日ペンシルベニア裁判所)
②(お父様がお母様を探し立てたのか、その逆か問題)について
「私は原罪なしで生まれたから、私は独生女である。だからこそ神様は私を救った。」「真の父母に関して言えば、6000年ぶりに原罪なしで来た独生女が独り子を探しだした。それで原罪についての答えになっているはず。」(韓鶴子女史2019年3月25日ペンシルベニア裁判所)
これまでどれだけ多くの方々が、勇気を出して真実の証言をしてきたでしょうか?教理研究院(家庭連合組織)はそれらをすべて「伝聞に過ぎない」と片付けてきました。恐らく、その場に居合わせたこともあったでしょう。
隠れていることで明らかにされないことはありません。神様が生きていらっしゃるかぎり、真実は必ず明らかにされていくことでしょう。
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4件のコメント
埴淵 久志 · 2021年3月6日 7:41 PM
余りにも内在的な問題でいまのところ神様にとり、最大重要な問題でないと思います。異端尋問のようであり正統なカトリックかユダヤ人の迫害による偽クリスチャンか習近平が政敵を贈収賄で逮捕して財産を全て取り上げ不信仰のため抹殺するレベルと変わり有りません。74億の人口で、UCと同じ原罪の概念を持っている人は30%も居ないし、そもそもアウグスチネスがマニ教から持ち込んだのでしょう。僕にとり文先生の成してきた人類史的な業績は原罪があってもなくても変わりません。今は神学論争している間に着々とサターンは最終戦争のら準備を進めています。余りに些末な内在的な意識に埋没して摂理が見えなくなったと
daichi · 2021年3月7日 7:12 AM
埴淵 久志さん
コメントありがとうございます。
>異端尋問のようであり正統なカトリックかユダヤ人の迫害による偽クリスチャンか習近平が政敵を贈収賄で逮捕して財産を全て取り上げ不信仰のため抹殺するレベルと変わり有りません。
この裁判は、韓鶴子女史(家庭連合)が亨進氏(サンクチュアリ)を異端として訴えたものです。というのは、本来の教理や活動と異なるので統一旗の使用を認めないなどとして起こした訴訟なのです。その中で結局、どっちが正統なのかというので、引用しているような箇所のやり取りが出てきたようです。お父様の妻であり真の母の立場にある方がそういうこと(息子を裁判する)をなさるということ、それ自体が摂理の破綻なのであり、神様の摂理の核心部分で重大な問題が発生していると言えるでしょう。
コン · 2021年3月7日 1:39 AM
裁判記録のお母様の答弁を見て、お母様は賢い方だと思いました。質問者は律法学者、パリサイ人の様に感じました。
daichi · 2021年3月7日 7:00 AM
コンさん
今回の場合、お母様は原告側で、その点がイエス様の立場と全く異なります。