元STF-KOREA副団長 櫻井正実
<< 編集者注:櫻井正実氏は、それまでずっと匿名でブログを運営していましたが、2015年5月12日に実名を公表。以下は、その時のブログ内容です。>>
私は神を人類の親だと信じており、神の子として相応しい自分になろうと努力している者です。真の子女様は私の兄姉であり、真の家庭が一つになって理想家庭を築くことが摂理の最優先順位だと思っています。
その為には顕進様に対する真実が明らかにされていく必要があります。もし本当に顕進様が、教会のリーダーたちが言うように、自分を否定できない傲慢な方で、真の父母様の指示に従わず財産を奪って逃げ、自分のために生き楽な生活をしている卑劣な人だというなら、真の家庭が一つになるという夢は持つこともできないことでしょう。
しかし私が直接会った顕進様はそのような方ではありませんでした。真の父母様に対する愛が、昔STFを指導された時と何も変わっておらず、草創期の統一教会人が自分の人生を捨てて叶えようとした世界平和の夢を果たすために、誰よりも真剣でありました。み旨を本当に果たそうとするのなら顕進様が統一教会に戻るという判断を下すことができないということもよく分かりました。
私も一時は、真の父母様が摂理の中心なので(※摂理の中心は神様です)、真の父母様の元に戻り白衣従軍するべきだと顕進様側の方々に訴えていました。たとえ動機が顕進様のためを思ってしたことだったとしても、誰よりも努力される顕進様ご夫妻に更なる痛みを与えたことに対しては弁明の余地がありません。顕進様が創設された機関で働いていたにも関わらず、戻ろうとしても戻ることのできない事情を抱えていた顕進様に対して、戻れるようにお助けする代わりに、「戻るべきだ」と一方的に顕進様の責任だけを語り、石を投げつけていた自分…… 顕進様の真実の姿を知る時には、私のように後悔の念に駆られ、地を叩いて痛哭する食口も多く出て来ることでしょう。
人知れず苦労を重ね、誤解と批判を一身に受けながらも、「真の家庭を守るためだ」と一切の弁明をされずに堪えて来られた顕進様を目の当たりにし、これまで何度涙を流したかしれません。顕進様が歩んで来られた道は気楽で心安らかな道ではなく、涙で彩られた、心情的には十字架につけられたような茨の道です。
このような状況を知る者として、私は実名で顕進様がどういうお方なのかということをこれから証していきます。そして摂理は挫折したのではなく希望の道が開かれていて、これまで歩んで来られた食口の方々の苦労も精誠も全て無駄になったのではなく、正しい実を結んでいく未来につながっていっているのだということをお伝えして行きたいと思います。
顕進様側にあって傷ついてきた方々、子供の祝福も受けさせてもらえず、教会から追い出されてきた方々にお伝えしたかった、私が聞いた顕進様からの言葉を最後に記しておこうと思います。
「真実、正義、善、原理が皆さんの側にあります。頑張ってください。皆さんを私が信じています。」
櫻井正実