教理研究院の主張

ONE TRUTH有志の会は教理研究院に対して、「お父様有原罪」を語った金振春博士(天法苑長)の論文について、公開質問状に続いてさらに質問を投げかけました(教団内の「お父様有原罪」推進派に口をつぐむ教理研究院)。それに対する教理研究院の回答は以下です。(太字は有志の会でつけました)

 

ーーー引用開始ーーー

 「有志の会」が取り上げている金振春博士(天一国学術苑苑長)の「論文」発表について言えば、最初の論文発表が2017年2月7日であり、その改訂版発表が2017年3月のことでした。金振春博士は、この「論文」で「お父様有原罪」誕生の発言をしたと「有志の会」は述べています。金振春博士は次のように述べています。

 「『み言選集』において、真のお父様の原罪に対する直接的なみ言は発見できずにいる。すなわち、原罪があるという明らかなみ言もなく、原罪がないという明らかなみ言もない」(日本語訳14ページ)「誕生の時にサタンの讒訴が全くないと言うことは難しく、したがって、原罪が全くないと言うことが難しい点を示唆している」(日本語訳22ページ)とあるように、金振春博士は、真のお父様に「原罪」があるとも、ないとも述べていないというのが真実です。

ーーー引用終了ーーー

 

このように彼らの回答は、金振春博士の結論は、真のお父様に原罪があるともないとも述べていない、ということなのですが、本当にそうでしょうか?教理研究院の引用は恣意的です。

 

金振春論文の結論

金振春教授の論文から抜粋して見ましょう。

  • 真のお父様も神様の血筋で生まれず、堕落血統を通して生まれたため接ぎ木されなければならない。真のお父様は本然の血統から生まれなかったしサタン世界の母の系統を踏んで出て来た。真のお父様は神様の生命と血筋に連結されて生まれなかった。真のお父様はイエス様が独生子というように血筋を清めて生まれなかった。
  • 真のお父様は生まれるのをサタン世界の血筋、堕落した血筋のなかで生まれた。真のお父様も堕落していない父母・愛・生命・血統が連結されずにサタンの堕落の血統から生まれた。
  • 16歳以後から真のお父様の体と心は真のオリーブの木の本体になり、永遠なる真のオリーブの木の実を結ぶことが出来る種の手本になった。

2017.02.07 金振春博士

そして彼の論文の結論は以下の通りです。

  • 第一に、真のお父様は原罪が全くない状態で誕生したと言い難い。

  • 第二に、真のお父様は天の血統の側面も共にあるため堕落血統だけをもって生まれた普通の堕落人間とは全く違うように誕生した。

  • 第三に真のお父様は天の血統だけを持つメシアの使命のために予定され、メシヤになるための可能性を持って誕生した。

金振春博士の論文 p.244

 

ですから金振春博士の論文の内容を支持するというUTS(統一神学校)のミックラー教授は学会の席で、「あなたは文鮮明牧師が原罪をもって生まれたと信じますか?」という質問に対して「そうです」と答えたのです。

教理研究院は、「金振春博士は、真のお父様に「原罪」があるとも、ないとも述べていない」としています。しかし同じ家庭連合の中に、金振春博士の論文を読んで、これはお父様が原罪をもって誕生されたという理論だと理解し、学会で発言したUTSの教授がいるのです。

 

お父様は「無原罪と言い難い」、一方、韓鶴子女史は?

では、同じ論文の中で、金振春博士は韓鶴子女史の血統についてどのように論じているでしょうか。

  • イエス様が第一イスラエルの選民の歴史を通して3段階の堕落の血統を清算する家庭を経た後に独生子として誕生したように、真のお母様も第3イスラエルである韓民族の歴史を通して3数の摂理の堕落の血統を清算する過程を経た後に初めて独生女の立場として誕生するようになった。
  • 独生女として誕生した真のお母様は神様の娘の立場で天の血統を持つようになるため、サタンはこのような立場にある真のお母様を讒訴できなくなる。そしてサタンの讒訴条件がないということは、これまで見てきたように原罪がないことを意味する。
  • 御言葉選集には真のお母様の天の血統に関する多くの御言葉が発見される。真のお母様は純粋な血統で、サタンの讒訴がなく、堕落と関係ない位置で誕生したという御言葉が多数ある。

 

お父様の血統と韓鶴子女史の血統について、金振春博士が何と言っているか、以下に要約・整理してみましょう。

お父様・・・イエス様のように血筋を清めておらず、原罪が全くない状態で誕生したと言い難い。16歳でイエス様からメシヤの使命を引き継いだ再臨メシヤ。

お母様・・・イエス様のように堕落の血統を清算する過程を経て、原罪がない、堕落と関係ない位置で誕生した。

 

教理研究院は、有志の会を「心のねじけた者」だと、韓鶴子女史のみ言葉を捻じ曲げて見つめていると言っていますが、果たして本当にそうでしょうか?

 

金振春博士自身がスライドの図で自白している

2017年7月6日、韓鶴子女史の直接指示によって派遣された8名の特別巡回師は、金振春教授の講義を受けて日本へと出発しました。その講義で使用されていたスライドは以下の通りです。

写真1

写真2

※日本語の吹き出しは有志の会で付けたものです。

 

このスライドは特別巡回師の一人である文平來氏も、日本での講義においても使用したものです。このスライドでは、実線が無原罪、点線が有原罪を表しています。

これを見れば明らかなように、彼らはイエス様と韓鶴子女史は無原罪で誕生し、生まれながらの独生子、独生女であったとしています。ところがお父様に関しては原罪を持って生まれ、メシヤになる可能性を持って生まれたに過ぎないという理論を持っていることが分かるのです。

ですからこれは上記の金振春論文の結論が何なのかを分かりやすく表した図であり、教理研究院が「真のお父様に「原罪」があるとも、ないとも述べていないというのが真実です。」と述べているのは彼らの恣意的解釈に過ぎません。

そして特別巡回師である文平來氏の講義は、金振春博士の講義を受講した上で、それを日本の祝福家庭に伝えるために、韓鶴子女史の指示によって成されたものだったのです。

このように、金振春博士の「お父様有原罪」論文を、教理研究院が恣意的に「原罪があるともないとも述べていない」と解釈したとしても、その論文を読んだ同じ家庭連合内のUTS教授、そして金振春博士の特別巡回師への講義スライドは、教理研究院の解釈とは異なり、明らかにその論文が「お父様有原罪」を意図している証拠となっています。

 

教理研究院に新たに質問します。

2017年7月6日に韓鶴子女史の指示によって金振春博士が8名の特別巡回師に講義した上のスライド、そして教理研究院が金振春論文から引用しなかった、お父様が「原罪が全くない状態で誕生したと言い難い」という結論部分、金振春論文を支持するミックラー教授の発言などを見れば、これは「お父様有原罪、お母様無原罪」という理論ではないですか?


3件のコメント

そこいら辺のシック · 2021年4月29日 3:21 PM

お父様が原罪なく誕生されたことは証明不可能です。なぜなら創造主ハナニムの直接役事だからです。証明という人為的なことから超越していて当然です。

しかし女性であるお母様が、堕落圏に於いて原罪なく誕生されることは、創造原理からして絶対にないことは形而上の事実として完全に証明されているのです。

そもそも、お母様が原罪なく誕生された、ということは、お父様によって原罪をぬいだのではない、という表明です。
これはまさしく反キリストであり、再臨の基台の破壊者。

イエス様はすでに霊界におられ肉体による蕩減条件をたてることも、肉身の子女を産ませることもできない立場です。

創造原理には霊界の主体と地上界の対象が結婚することなどまったくありません。

創造主ハナニムは創造原理にないことは絶対に関与できません。
つまり原罪なる非原理的なことには一切関われないのです。
それを整理できるのは再臨された地上界におられる眞の父の特権だけです。

シック皆様の深い思慮をねがいます。
 

    tomy4509 · 2021年5月2日 1:12 PM

    そこいらへんのシック さんへ

    >お父様が原罪なく誕生されたことは証明不可能です。なぜなら創造主ハナニムの直接役事だからです。証明という人為的なことから超越していて当然です。

    ということですが、お母様とて同様のことです。

    >そもそも、お母様が原罪なく誕生された、ということは、お父様によって原罪をぬいだのではない、という表明です。/これはまさしく反キリストであり、再臨の基台の破壊者。

    父母様の「原罪の有無」を語ることなど不可能です。
    お母様の原罪をあなたの目で見られたというのであれば別ですが。

    >イエス様はすでに霊界におられ肉体による蕩減条件をたてることも、肉身の子女を産ませることもできない立場です。

    霊界におられるイエス様がそうであるならば、再臨主はどうなのですか?
    中心人物として立つためには、過去に失敗した蕩減を払わなければならないという原則があります。また、イエス様は家庭を持たれなかったのでその血統はありません。お父様がイエス様の血統を相続したとはならないでしょう。矛盾しています。

    実体聖霊としてのお母様もその血統はどこからですか? イエス様ではありません。
    創世記1章27節があります。また、黙示録19・21章からは「天からの花嫁」の預言もあります。
    アダムが神様からならば、エバも神様からでしょう。双子の兄妹として創造されました。血統は神様からです。主体と対象は片方だけというのはあり得ません。それが原理です。

そこいら辺のシック · 2021年5月3日 11:28 PM

わたしは公開の場で、私人の資質について論じることはしないようにしています。
よって約一ヶ月前に述べたように実質的な対応は控えさせていただきます。

なお、いまは論理国語という教科があります。霊界に行く前に是非学ばれたらとお勧めいたします。

霊界での審判に、保留はまったくありません。地上界での思考、行動で事実が完全に決定しているからです。

二元論は最悪中の最悪です。
どのような結果になるかはダンテの神曲にあるとおりです。

周藤健先生は、ほんとうにおきのどくです。
 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。