元11R(九州)・4R(北陸)責任者 郭炳憲
<< 編集者注:郭炳憲氏は、お父様に選ばれた「日本8功臣」の1人です。>>
(GPFが主催したフィリピンGPC2017国際行事に参加して感じた感想)
私は日本家庭連合所属の石川教区能登教会に牧会者として勤めていた郭炳憲と申します。フィリピンで開催されたGPC2017行事に参加する前、日本家庭連合本部より待機発令を受けました。
去る2月21日、日本の世界平和家庭連合のメンバーと祝福家庭に捧げる声明を発表した直後、GPFが主催するGPC(Global Peace Convention)2017に参加し、直接見て感じたことを報告します。
ヨハネによる福音書14章11節にある「わたしが父におり、父がわたしにおられることを信じなさい。もしそれが信じられないならば、わざそのものによって信じなさい」の聖句のように、行われることを通して彼が誰なのかを知ることができます。顯進様は、8年間にわたる歩みを通して私たちに顯進様が誰なのか見せて下さいました。
GPC2017が2009年以後8年ぶりに、2月28日から3月3日までフィリピンのマニラで開催され、全世界の学界・企業・宗教・教育・市民社会など、各分野のリーダーが世界の平和と韓半島統一というビジョンを共有するために集まり、「道徳的・革新的なリーダーシップ」という小テーマの下、韓半島の統一、経済、教育、女性運動など、各セッションで議論されました。
ビニシウ・セレッソ グアテマラ元大統領、グロリア・アロヨ フィリピン元大統領、エドウィン・フォールナー 米ヘリテージ財団創設者など、約20カ国の政府・学界・市民団体の関係者など計3千5百名が参加し、一同に「平和」を訴えました。
顯進様は開会式の場で「今は、持続可能な開発と自由、人権、平和などの肯定的な発展が必要な時」とし、「平和と統一を念願する市民社会が下から上に向かう“草の根市民運動”を実現するのなら、人類も一次元高く跳躍するだろう」と強調しました。
参加した世界の指導者たちは、GPCに顔だけ見せて去っていく人々ではなく、誰もが「神様の下の一家族」の夢を持つ「主人」として、自分で費用を出して参加した人々でした。 今回の大会に参加して強く感じたことは、神様と真の父母様の夢を顯進様が確実に継承し具体的に実現しておられるということでした。
特にフィリピンGPC2017国際会議に出席したアメリカのヘリテージ財団のエドウィン・フォールナー創設者は、 Global Peace 財団が授与する Global Peace Awardの受賞所感で、顯進様に対し「韓半島の統一において最も重要な本を書いた文顯進博士」と表現しました。フォールナー博士はヘリテージ財団を創設し、40年近く引っ張ってきた世界的な碩学です。またフォールナー博士は、米国の対外政策に最も大きな影響力を持っており、特に韓半島情勢と南北統一問題について長きに渡り深い関心を寄せてきた方でもあります。彼は、今回のアメリカの大統領選挙でトランプ氏が大統領に当選すると、大統領職引継ぎ委員会の顧問として委嘱され、韓国内でも大きな注目を受けました。
「コリアン・ドリーム」の英語版には、エドウィン・フュルナー博士の推薦の辞が載っています。フォールナー博士は「韓半島の分断状態は東北アジア地域の繁栄に障害があるだけでなく、世界の安全保障への脅威である。‘コリアン・ドリーム’は、韓半島の統一が世界のための平和の基礎であることをよく説明している」と述べました。
今回、フィリピンのマニラでは「Global Peace Concert One Korea」が3月2日午後8時(現地時間)より、SMアリーナホールで開催されました。
サイ、シャイニー、AOAなどの韓流スターがアメリカやフィリピンのトップスターたちと共に韓半島の統一を熱望する歌を歌いました。この歌は、マイケル・ジャクソン、ジャネット・ジャクソン、アッシャーなどの曲をプロデュースし、グラミー賞を6回も受賞した世界的ポッププロデューサーの“ジミー・ジャム&テリー・ルイス”が制作した新しい統一の歌です。
「Global Peace Concert One Korea」に参加した1万5千人のフィリピンの若者が顯進様のスピーチに熱狂的な支持と応援を送る様子を見て、胸がいっぱいになりました。韓国最大の放送局である KBSが主管放送局として参加し、韓国では3月28日に放送されるというです。アメリカの有名プロデューサーであるジミー・ジャム&テリー・ルイスによってつくられた新たな統一のための歌は今後「Global Peace Concert One Korea」の世界ツアーで歌い継がれていくそうです。
また今回の行事では、韓国からは「統一実践する人々」の各地域の代表が100名ほど参加しました。彼らは今回のGPC2017の行事を通じ、顯進様のリーダーシップとビジョン、GPFの世界的基盤を目の当たりにし、完全に目が開かされたと述べていました。顯進様は「私がお父様を証明する」と仰っていました。南北統一はお父様の生涯の夢であり、願いでした。
フィリピンでGPFはAll Rights Villageの奉仕活動、GPFの生活教育システム、Global Peace Youth Exchangeを含めて、フィリピンの発展に寄与するプロジェクトを進めています。 今回の行事に参加した人々は主人意識を持って自ら行事の参加費を払うなり、また寄付をして参加しました。そのくらい参加した方々の主人意識やGPC2017行事の位相がとても高かったのです。今回の行事に参加した世界的な学者たち、前・現職の大統領や指導者たちがGPF活動を世界最高として認識していることがわかります。 2009年に出発したGPC国際会議が今や社会、国家、世界から認められる段階に至ったと見ることができます。韓国やフィリピンから沢山のマスコミの記者たちが参加して行事の全般を取材しました。
顯進様は去る8年間、家庭連合からあらゆる人格殺人と迫害を受けたにも関わらず、ただ真の愛の心情と実践を通じて神様のみ旨と真のお父様の偉業を実体的に実現して来ました。顕進様は祝福家庭に対する深い懸念を表明しながら、ご自身の最大の関心と懸念はあくまでも神様の摂理とお父様のレガシーを実現することであることを明確にしました。同時に、顕進様は、ご自身とご家族を破壊しようとする人たちとお父様の業績と摂理を深刻に損傷させて来た人々を非難するよりは、むしろその人たちのために祈っているとおっしゃいました。
神様の創造目的の中心には、真の家庭理想があります。神様の摂理における最も重要な結実は神様を中心とした真の父母様と真の家庭です。真の家庭なくして真の父母様はありえず、真の父母様のいない真の家庭はあり得ません。真の家庭があってこそ祝福家庭が存在することが出来、真の家庭と一つになって神様のみ旨を成していくことが私たち祝福家庭の崇高な使命です。
私は今回のフィリピンの国際行事に参加して、神様の摂理と真のお父様の偉大なるみ旨が真の家庭の長子である顕進様を通してさらに発展し、全世界的に実現されていることを確認することが出来ました。顕進様は真の家庭の長子として誰よりも心からお母様を懸念し愛しておられ、真のお父様の位相とレガシーを輝かせていました。私は顕進様が南北統一と平和世界の実現のために世界の指導者たちの支持と共感を導き、神様の下の人類一家族の夢を地球村の至る所で実現して行く、驚くべき希望を今回のフィリピン行事を通じて直接見て感じました。
真のお父様の業績は、神様の真の愛、真の生命、真の血統を中心とした真の家庭理想が実体化されることにあります。真のお父様は、神様の真なる息子としての先例を立てて摂理のみ旨を成す為に全生涯を捧げられました。真のお父様の業績は、名分や位置、または権力によって継承されるものではありません。
祝福家庭の皆様、
真の父母様と真の家庭を愛するすべての食口は、顯進様の真実について正しく知らなければならないし、実際に顯進様の活動に参加して自分の目で確かめるべきだと思います。確認もせずに批判することは誤ったことです。すべての祝福家庭はもう一度、過去の過ちを悔い改めて新たに出発しなければなりません。そして、拡大された真の家庭の一員であるすべての祝福家庭は、真のお父様のレガシーを継承し真の家庭理想の完成と神様の国の建設のために邁進している顕進様を神様の3大王権の真なる長子として歓迎し、侍っていかなければなりません。また、顕進様と一つになって神様と真の父母様の崇高なみ旨と夢を成して差し上げるために、祝福家庭全員が先頭に立つべきだと思います。
祝福家庭の皆様に神様の祝福と愛が満ち溢れることをお祈りいたします。
有難うございました。
2017年3月15日 郭炳憲