分裂の背景 顯進様の活動

顯進様のみ言:公的な使命のための私の人生は、絶対、唯一、永遠、不変である

2010年5月30-31日 ブラジル サンパウロ教会

皆さんが摂理的な観点や原理的観点をはっきりと分からないのは、これまでの間、私たち統一家がアベルに絶対的に従順するよう教えてきたからだと思います。もちろん皆さんは、理由はどうであれ皆さんに降りた指示をある程度は守らずに生きてきたのですが。(笑い)しかし、良心が啓発されるに従って、皆さんは神様と真の父母様と真の家庭を解放する時を迎えました。今は統一家が成熟しなければならない時代です。真のお父様は、数年前から後天時代の道理を準備してこられました。

お父様はまた、1990年代から数年間、皆さんが摂理を率いていく時が来ることを準備つつ、教育してこられました。復帰時代には、お父様一人で統一家と全体の食口たちの荷物を背負われました。キリスト教がお父様を受け入れず、失った基盤を蕩減するための復帰過程は非常に複雑でした。サタンがすべてのものを掌握した状況でした。お父様はすべての重荷を背負われながら、皆さんに準備させてこられたのです。「私がこれ以上、食口たちの責任を代身してあげることができない」それで、甚だしくは祈祷する時までも、自分の名前で祈祷する時代を宣言されました。

皆さんの氏族は、皆さんが復帰しなければならない時代だとおっしゃいました。皆さん各自が氏族メシヤにならなければなりません。お父様は祝福中心家庭を全世界に散らばせておいて、各国を復帰する国家メシヤとして派遣されました。そして、お父様の真のレガシーがみ言にすべて出ているので、訓読会をしなさいと言われながら、皆さんの家庭を中心とした訓読家庭教会を運営しなさいと公表されました。これは、統一家が、皆さんが摂理に責任を持つ方向に動いていたということです。皆さんの家庭は皆さんが責任を持ち、皆さんの共同体は皆さんが責任を持ち、やがては皆さんがまったく知らなかった国までも皆さんが責任を持つのです。

後天時代には、私たちが天一国の市民として、神様の息子、娘となって、個性真理体を成さなければなりません。このような人は自主権を持ち、良心を通して神様と通じるようになります。これが、お父様が平和メッセージを通して表明された人類のビジョンです。神様の理想家庭と平和理想王国が存在する天一国時代は、弁護士や判事が必要ありません。人々は、天の法と伝統に従って行動しながら、闘争で綴られてきた歴史を清算して一つになります。このような理想世界の基本は、真の愛、真の生命、真の血統の上に立てられる真の家庭の理想にあります。

真の生命と真の血統を成すのに、最も重要なものは真の愛です。真の愛が動機になった時、皆さんは真の愛を成し、真の血統、生命を成して、皆さんの子女たちと未来の後孫たちに先例を残す、真なる息子と娘になることができます。そのような先例がつくられるならば、真の父母様が地上にいらっしゃらなくても、その方の精神と教えは皆さんと皆さんの家庭に留まるようになります。そして、そこに天の主権が成されるようになるのです。皆さんは、単に教会員なのではありません。皆さんは、単にアベル的存在の資産や所有物なのではありません。皆さんは個性真理体です。皆さんは、神様の真なる息子と娘になるという願いを持たなければならず、願いを成し遂げて真の愛の主人になれる資格があります。

私がブラジルに来た理由が何だと思いますか?明らかに、あらゆる噂がつくり出されるでしょう。皆さんが昨日と今日、目撃したことが歪曲されて広がることでしょう。しかし、人間の力で源泉的な摂理の進行を妨害することはできません。最近、「アラインメント」という言葉が誤用されるのを時々見かけますが、統一家において初めてこの言葉を導入した人は、まさに私です。私がこの言葉を使った時は、いつでも縦的な軸に対する整列を意味しました。その縦的な軸の根源は誰ですか?まさに、神様です。縦的な軸は、神様から始まって真の父母様と真の家庭に繋がる線です。統一家の指導者たちと対話する時、まるでキリスト教徒がイエス様の名に依存して神様を忘却したのと同じように、私は指導者たちが真の父母様の名前に依存するのを見ました。

皆さんは、2001年1月13日、神様王権即位式中に、お父様が統一家の指導者たちにどれだけ激怒されたか分かりますか?その理由は、彼らが準備しておいた真のお父様のマントが、象徴的な神様のために準備したマントよりももっと良いものだったからです。そして、彼らは神様より真の父母様をより尊び侍りました。お父様は怒られながら、「私が今までしたことは、私が栄光を享受するためのものではなく、お父様のみ旨を成すためのものだったことを、お前たちは分からないのか!」と、叱責されました。皆さんは縦的な軸に込められた意味をよく分からなければなりません。

お父様は神様の息子として、神様が人類をつくられながら願われた期待を成し、神様の心情を解放するために来られました。真のお父様は、韓国で、ずっと昔になさった約束を必ず成されなければなりません。皆さんが神様の摂理を理解できなければ、メシヤの使命も理解できません。それがすなわち、真のお父様のレガシーです。そして、皆さんが祝福家庭だということが何を意味するかも分からなくなるでしょう。

私がブラジルに来たのは、皆さんにこれを教育するためです。私は皆さんに真のお父様の手と足になって、神様のみ旨を成就して差し上げようと促します。

み旨とは、何ですか?それは神様の下に一家族を成すことです。考えなしに、表面的で人間的な面から考えて判断する人々がたくさんいます。そんな人たちは、「一つになることが最も重要だ」と言います。皆さんは単に一つになることが神様の心情を解放し、お父様を解放することだと信じますか?一つになれば、神様が人類を創造された夢がすべて成されるのですか?復帰摂理が終結しますか?お父様が全生涯をかけて献身してきた夢が成就するのですか?

絶対信仰、絶対愛、絶対服従の本当の意味を知らなければなりません。「絶対」という言葉は、どんなに時間が流れても変わってはなりません。甚だしくは、サタンもどうしようもなく、どんな人の信念や信仰、そして、愛情と服従関係に不和があってはなりません。瞬間瞬間、時々刻々と変わったり、状況に従って変わってはいけません。それは、絶対、唯一、不変、永遠であるために、絶対、唯一、不変、永遠なのです。

皆さんがここブラジルにこの夢を実現するためには、神様の下の一家族を成すという夢を実現するのにおいて、どんな試練と暴風にも揺らがない良心を持った個性真理体にならなければなりません。今から数百年後、人々が今日の話をする時、皆さんの後孫たちが皆さんをどのように評価するでしょうか?今、多くの人々は、私が服従しないと言います。皆さんは、歴史が私を服従しない人と評価するだろうと思いますか?あるいは、今日の私の行動を孝の標本とするだろうと思いますか?皆さん自身に尋ねてみてくださるようお願いします。

真のお父様は、無知には完成はないとおっしゃいました。無知な人は、神の境地に上がったという言葉に目がくらんで、皆さんと先祖たちの霊魂による踊り場に引きずられていくことでしょう。しかし堕落性から抜け出た摂理の精兵になる道は、ただ神様の下の一家族を建設する夢の主人になることです。私が今日、皆さんに語るみ言は、皆さんをブラジル教会の教会員として対し、語るみ言ではありません。皆さんは拡大した真の家庭の一員です。皆さんは個性真理体として、自分の行動に責任があります。私は私の弟、兄弟姉妹を教育するためにここに来ました。しかし、私が何を言っても、どんな指示を下しても、主人意識を持つか、あるいは追従者になるかは皆さんの責任です。皆さんが私の助言に耳を傾けないことも、やはり皆さんの責任となるでしょう。

私がここに来た二番目の理由は、ブラジル国家と南米のすべての国を動かすことができる基盤を建設するためです。

この国は、非常に可能性があります。悲しい事実は、祝福中心家庭でなかった人たちすらも、神様の下の一家族のメッセージを聞いて、むしろ私たち食口よりももっと大きな主人意識を見せてくれたということです。今日、私はビショップ・マヌエル・フェレイラとの会見を持ち、三つの大きな要請をしました。この方は、「私はどんなことでもあなたと共にする」と言いました。甚だしくは、この方は韓国を訪問して私たちの内部にどんなことが起こっているのかよく知っていましたが、「そんなことは問題ではない」と言いました。彼は自分のすべての基盤をもう一度、差し出しました。私はブラジル国家を動かすために、すべての教会と宗教指導者たちを動かすビジョンを持っています。それは数百万の人口になるでしょう。皆さんは私に従って一緒にやりますか、それとも正反対に教会を立てますか?皆さんは、ただ教会を立てて、天福宮摂理のために献金を送ることを使命だと思いますか?それは矛盾と同じです。お父様は、それが神様の摂理だと教えられたことがありますか?皆さんは、彼らがどんな火遊びをしているか知りません。それでも大陸会長に従わなければならないと考えますか?

統一教が何をしたとしても、私が神様とお父様のみ旨に一致してやっていることを中断させることはできません。彼らがやればやるほど、語れば語るほど、行動すればするほど、失敗のみを味わうようになるでしょう。5日前、私は41回目の誕生日を迎えました。私を知っている人であれば誰でも、私がお金や権力、あるいは地位が動機となって動かないということを知っています。人の心を読む一つの秘法があります。お金に欲がある人は、常に他人がお金を誤って使ったと非難します。地位や権利に欲がある人は、常に服従に対して語りながら、他人が自分の権威に服従しないと非難します。力を誇示することを願う人は、政治家のように行動しながら多数の見解を反映する世相の流れに便乗し、随時、立場を変えます。

私が仮面を被っていますか?私が仮面を被っているのなら、一度、脱がせてみてください。過去12年間の公職期間を通じて、私が大衆の前や私的な場で語った内容があります。私は、私の人生のほんの一瞬でも一人でいたり、私が語ったことが記録されていないことがありません。私の人生はまるまる覗くことができるガラス管のようです。それなのに、私が仮面を被っていると思いますか?(いいえ!)1998年以来、私が祝福家庭を教育しながら語ったことが何ですか?時々、私の言葉を聞いた人たちは、おそらくよく分からないこともあり得ます。しかし、この期間、私と共に仕事をした一世や二世たちは、今日まで私が語ったことがどこに焦点を置いているか知っています。それは、私たちの責任を完遂し、然るべきレガシーを実現することです。(拍手)

真の愛とは、何ですか?為に生きる生活です。皆さんは真の愛の文化において、真の父母様の息子が、自分の家に来たのに、弟たちから語れないように禁止されることがあり得ると思いますか?誰がこのようなことを企んだのですか?統一教の指導者たちの間では、自分たちの企んだ計画の正当性を得るために、よくこのような方式が利用されました。お父様が承認されれば、すぐにお父様の指示だと考えます。私が統一教の指導者たちからそれほどまでに困難を受ける時、皆さんはおそらく、「顯進様は、なぜ同じ方法を使わないのか?」と気になったことでしょう。私は、それが皆さんと私が異なる点ではないかと思います。私はご父母様の息子であるためです。ご父母様と私の関係は、絶対、永遠、不変だという意味です。ある人が私に同じ方法で対応しなければならないと強く要請するとしても、私の良心がそれを許さないでしょう。それは一種のペテンではないですか?

神様は絶対、唯一、不変、永遠でいらっしゃいます。神様の摂理も絶対、唯一、不変で永遠です。お父様の遺産(業績)も絶対、唯一、不変、永遠です。公的な使命を始めた後から、私の人生も絶対、唯一、不変、永遠です。蛇は舌が二つあるので、そのように語ります。しかし、私が公的なことをできないようにどんなにお父様の名前を売って努力しても、そのようにはならないでしょう。私はお父様の心情を知っており、この時代の重要性を知っています。多くの人々が自分だけのための人生を生きていますが、お父様は天の前に命懸けで闘って出て行かれており、歴史がこのような内容を知るようになるでしょう。私はこれを知っている息子です。

指導者として、神様のみ旨に従って他の人々を正しく率いていかなければならない責任があるならば、私たちは、統一家の新しい文化のためにふさわしい先例を立てなければなりません。み言を中心として、絶対整列されなければなりません。それは真の愛の文化、為に生きる文化、そして人々が自由意思によって動くように率いるリーダーシップを根拠とする文化です。「お父様が承認された」式の強要的なリーダーシップは今までお父様の信頼に違反し、食口たちの信頼に傷を与えました。

私は、私たち統一家において数多くの企画が失敗したのを見ました。その失敗の内、90%は間違った教育を受けた食口たちによってなされましたが、結局、すべての非難と責任はご父母様が引き受けられなければなりませんでした。そして、結局、私たち統一家全体が被害を負いました。今は私たち統一家に、私心なく真実性を持って神様のみ旨を成す、真なるリーダーシップが発揮されなければなりません。(拍手)私たちは、誰が仮面を被っていたのか見るようになるでしょう。

皆さんは今、私たち統一家を分裂させる人が誰だと思いますか?過去3年間、長くは5年まで遡っていくと、このような嘘が私たち統一家全体に深く広がりました。いわゆる指導者という人たちが皆さんを訪ねてきて、私があらゆる邪悪なことをしたと言っても、私は皆さんの前に、私自身のために反駁一つしませんでした。私が感情もなく、超人であるためでしょうか?統一教は、その機関を動員して組織的に私に対する人格殺人を犯しました。皆さんの考えが問題だと思い、このような嘘で皆さんの心を制御することができると思う人がいるならば、そのようにしてみなさいと言いましょう。しかし、そのように考える人は、神様がどのように役事なさるかまったく分かってない人です。

私はこれを、決して政治的な立場から見ませんでした。このような問題は、私の家庭内で始まったために、私が沈黙を守っていたのです。それは、ご父母様の品位と真の家庭の品格に関する問題です。しかし、皆さんすべてがこのような嘘に惑わされるとしても、そのような嘘によって私が自らを曲げることはないでしょう。そして、このような稚拙なことが展開することに対して、私が私の家庭のために蕩減を受けなければならないとするならば、そのようにします。しかし、私は私の家族のために責任を持つでしょう。最小限、真の家庭の一員の中で、一人でも神様と人類が期待する最高の人生に従って生きようとしたならば、私の家庭の高潔な品位は守られることでしょう。私が家族、皆を探す日が来るでしょう。しかし、まだそのような時になっていません。

祖国建国を思いながら、お父様が天法を制定しようとされました。それは今の事態のように力ある地位を持った人たちが天のみ旨に従わず、自分たちの権威を誤用するということが起こるまさに直前でした。皆さん祝福家庭は、5%の責任分担を果たしてこそ後天時代を迎えることができます。良心は神様が皆さんと疎通することができる窓口であるために、皆さんは良心に従って行動しなければなりません。

皆さん、特に二世たちは、とてつもない期待を受けています。過去の2年間に私は多くのことを体験しましたが、皆さんは私の意志にわずかでも変化があったと思いますか?どんな弾圧や嫌がらせを受けても、甚だしくは追い出されることがあっても、私は私が行くべき道から少しも外れませんでした。このブラジル国家とブラジルの統一運動に、すばらしい希望があります。この時代を恐怖の暗黒期と見ないでください。統一家の明るい光が射すでしょう。難関を克服して立ち上がる時、私たちは成熟した信頼と愛、そして真なる服従の姿勢で、より強靭になることでしょう。ありがとうございます。

2010.5.30-31(サンパウロ事件当日)
ブラジル・サンパウロ本部教会

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