分裂の背景

-申東謀氏への批判- 文顯進会長の集会を妨害したことは、真の家庭の権威に対する重大な挑戦

<< 次の記事は、申東謀会長の顯進様集会への批判文と、カン・インドン宣教師のブラジル本部教会の集会の時の状況報告に基づいての投稿です。記事の論点は、申東謀会長の集会妨害事件に焦点を当てています。 >>

私達の一生をかけて守ってきた統一家が崩れています。真の家庭の周りに真の子女様を謀略して分裂を助長している声が聞こえ、挙句の果てには真の父母様が真の子女様を異端者・破壊者として非難される状況まできてしまいました。協会と財団は、この機会に、顯進様を批判する全国巡回講演を行っています。過去には、決して想像すらできないことが今、統一家の内部で行われています。多くの食口たちが、今日のような状況について、信仰的良心に基づきこのようなことはやめるべきだと考えますが、自ら発言することを躊躇しています。

しかし、統一家を分裂させ、真の子女様のアイデンティティと権威を破壊する人々の偽りの証拠が、真の父母様の尊厳な権威に乗って、世界統一家の食口たちに流れています。真の父母様が内室で揮毫を書いておられる場面が一部始終公開され、その過程を目撃した多くの食口たちは、信仰的な危機に陥っているのが実情です。これまで私たちが絶対従順、絶対服従して信じてきた食口という立場が揺らぐ場面が、世界統一家の食口たちに露出してしまいました。

ブラジル本部教会で行われた顯進様関連集会の動画は、すでにインターネットで中継された関係で、これを見た食口らに大きな衝撃を与えました。インターネットのビデオを見た多くの食口は、その当時の状況をよく理解できず、自分たちの好みに応じて、是非が分かれてしまいました。

顯進様集会妨害事件は、事前に徹底的に計画されていた。

私たちは、今回の集会妨害事件を冷徹な理性を持って考えてみる必要があります。単純に、教会側で見せた編集された動画ではなく、その事件の前後を調べる必要があります。私たちは、今回の事件は決して偶発的に起きたものではないと思います。事前に緻密に計画され意図された事件だと考えています。これを証明してくれるかのように、南米の申東謀大陸会長が今年4月、水澤里で40日修練期間に何人かの教会指導者に手紙を送りました。彼はその手紙の中で、5月に顯進様が南米を巡回する予定だという知らせを聞いて、どのようにこの巡回を阻止し、破綻させるかについての悩みを表出しています。そして、修練を終えずに急遽南米に戻って顯進様の巡回をどのように防ぐかという緻密な準備を始めました。

申会長は、自分が顯進様の巡回を防いだ理由として、真の父母様がGPFをしないように言われ、2009年3月、束草の天情苑事件後1年の間に、すべての公職を休めと、命令されたという内容を根拠としました。彼は顯進様が、教会の食口に対しての集会の免許を停止させたと世俗的な表現を使い、自分の主張を正当化しています。しかし、今回の集会は、GPFのための集会ではありませんでした。単純に食口を訪ねて真の父母様のみ言を伝えるためのものでした。

アジアのヨン・ジョンシク大陸会長は、今回の集会妨害事件の先例を提供した。

顯進様の集会を物理的に妨害することは2009年12月から開始されています。ヨン・ジョンシク、アジア大陸会長は、フィリピンGPF準備会を公然と反対して、指導者と食口らが、その行事に協力しないよう措置をとり、実際には顯進様がフィリピンでは、外部の平和大使たちと何人かのカープのスタッフとGPF関連行事を開催している期間に、別の場所で集会を開催し、指導者と食口らに極端な選択を迫りました。そして、今年4月に行われたネパールのGPF準備の行事にも同様に、同じ方法を使ってネパールの指導者と食口らがGPF関連行事に参加できないようにしました。そのような中でも、一部の良心的なネパールの指導者や食口たちによって、GPF関連大会は勝利的な結実を結びました。政府機関や重要な関係者らが協力するGPFを開催することを約束し、その準備のため平和大使たちが積極的に乗り出すことを約束しました。しかし、この勝利も真の父母様には歪曲して報告され、最終的に顯進様はお父様の命令を破って、公的な活動をしながら、分派主義を助長するという言葉が出始めました。

実際には顯進様を分派主義者に追い詰めた決定的な事件は、アメリカのUC理事会が顯進様を理事会から除名したのが始まりです。分派や異端という途方もなく恐ろしい言葉が三人の真の子女様(仁進、国進、亨進)が出席した理事会で出され、顯進様を除名するのに使用されています。結局、この方々は、最初から顯進様を家庭の一員と思って共に行くつもりがなかったのです。

そして今年2月の遊天宮での世界指導者会議で、金孝律補佐官と朴珍用弁護士を立てて、顯進様を世界の指導者の前で公開的に非人間的行為をする人物として罵倒する人格殺人をほしいままにしています。世界のどの家庭でもない真の家庭の中で、何人かの真の子女様たちが指揮する中で進行されたということは、摂理史の羞恥であり、家庭の権威を余すところなく崩す行為でした。その方々は、これらすべてのことが真の父母様の裁可によって行われたとし、すべての責任を真の父母様に負わせてしまいました。

奸臣賊子の分裂的な行動が顯進様を崖っぷちに追いやっている。

真の父母様の周りに人の天幕を張って言論を遮断した奸臣賊子は、統一家の主な権力を掌握しており、このような状況では統一家の明るい未来を確信することは難しく思われます。今、彼らは真の家庭の内部を荒廃させ、分裂を画策し、結局、運命的に家庭の長子の立場になられた顯進様に、異端者・破壊者の烙印が押される決定的な原因を提供しています。私達が責任不能で、サタンに二人の兄を奪われた統一家がまだ正気にならずに、第三の供物をサタンにしようとしています。

サタンは、完成数の3数を探して摂理を破綻させるために、家庭の三番目の兄の犠牲を狙っているということを、その方々は分かっていないということですか?原理を考えてみると顯進様が真の家庭から離れ真の父母様の摂理と違う道を歩いていくと摂理は非常に困難な局面を迎えることを誰よりもよく知っているその方々が、顯進様を崖っぷちに追いやり、真の家庭から追放させようとあらゆる謀略と分裂的な行為をしている姿は、とても目を開いてみるのが困難です。その方々は、表面上はいつでも、顯進様が、真の父母様のもとに帰ってきて謝罪したら、真の父母様が息子を喜んで迎えてくださると信じているようです。しかし、本当に顯進様を家庭の一員として認めて一つになろうとするつもりがあるならば、顯進様を辱める行動を直ちに中止してください。

サタンは、真の家庭の三番目の供え物を取り摂理を破綻させようとする。

私たちは、興進様の犠牲を覚えています。真の父母様が20世紀、サタンの代表的勢力である共産主義との闘争のために、祖国、韓半島で勝共運動の旗をあげた時にサタンは、真の家庭を打ちました。無神論共産主義の妖怪は、真の家庭の最も忠孝な兄を生け贄として奪っていきました。真の父母様は興進様のこのような祭物的な路程の日を愛勝日と宣言し、愛で勝利した日として記念されました。憎悪と対立の理念を人々の間の闘争の関係から離してサタンの攻撃に勝ち、愛で勝利し、世界的な長子権復帰の基礎を立てられました。

世界的な長子権復帰により共産主義が敗退した状況で、サタンは再び文化的共産主義の仮面をかぶって真の家庭を攻撃しました。今度は、人種差別や宗教的迫害、そして資本主義的退廃文化の普及について私たち統一家が真の家庭を保護するための強力な囲いを作れなかった隙間に入ってきました。孝進様は、まさに文化の仮面をかぶった共産主義の攻勢に対抗して孤独な戦いをしている途中に、祭物的な路程の道を行かれました。レバレンド・ムーンの息子であるという事実のせいで、米国の社会で受けた人種差別と宗教的迫害は、短い生涯の間、孝進様の霊肉を甚だしく疲れさせました。孝進様は、肉体が崩れていく苦しい生活の中でも霊的には、それを克服し、真の文化の模範を伝えるために音楽活動に専念され、私たちが真の父母様に対する忠孝の心情を深くすることに大きな助けを与えました。真の父母様が、父母権の完成を阻止しようとするサタンの侵奪により、真の家庭が裂かれるような痛みを経験しても堂々と勝利し、新しい家庭の完成モデルを提示しました。誰もこのような祭物的な路程を行かれる孝進様とその家庭について、世俗的な基準で評価することはできません。私たちに代わって、責任のすべてを一人で背負って祭物的路程を行かれた孝進様に対し、私達がこれまで孝進様を誤解したことに対して涙で悔い改め、許しを願ってほしいものです。

真の父母様は孝進様の昇華を期して、”深天開放院忠孝開門主”という揮毫をくださり、忠孝の模範として天国を開門するように祝福を与えておられます。真の父母様の長子として、容易ではない生を生きていかれた孝進様は、この堕落した世界で地獄の底まで降りて再び上がって来られたにもかかわらず、肉身はサタンの侵入に​​よって祭物的路程を行かれましたが、霊体は真の父母様の祝福と天国の門を開門する中心となって、天一国復帰の大きな基盤を完成するのに寄与しておられます。二度にわたるサタンの真の家庭への攻撃について、真の家庭の兄らが祭物的な路程を行くしかなかったのですが、今、実体的王権復帰の時代に入ってはサタンの攻撃によって、真の家庭がこれ以上荒廃してはいけません。

3数完成のために、サタンは、家庭の三番目の供物を要求していますが、統一家はこれを容認してはいけないでしょう。サタンが勝利する条件を作ってはいけません。サタンは、最後の攻撃として、真の家庭全体を荒廃させるために、あらゆる手段と方法を動員しています。真の家庭と統一家共同体の内部に深く浸透し、真の家庭と統一家を完全に分裂させるための作業を進めています。このような過程で、サタンは代身者を立て、真の家庭と真の子女様に対して、直接的な攻撃を行っています。今、その陰謀は、頂点に向かっています。挙句の果てには、真の家庭では三番目の長子の立場になられた顯進様家庭を狙っています。善と悪が明確に区別されていない状況で、顯進様は、最も悲惨な場所に落ちてしまいました。今にもサタンの攻撃によって荒廃するかもしれない切迫した状況に直面しています。誰も顯進様を保護することができない中、顯進様とその家庭は孤独な戦いを進めています。

南米大陸会長による顯進様の冒涜は、教権主義者の我執と独断が見せた蛮行だ。

顯進様巡回中に、ブラジル本部教会の集会を妨害した申東謀会長は、自分が決して許すことができない事件を犯したにもかかわらず、反省するどころか、すべての事態の責任を顯進様と顯進様側に押し付けてしまいました。逆賊だ、反乱だと、非常に暴力的な用語を使用し、顯進様を非難しました。

申東謀会長は、”顯進様に追従する勢力は、大陸会長や会長に通知せずに、日曜礼拝を期して、まるで革命のように電撃的な作戦を敢行した”と批判しました。しかし、申会長の主張と相反して、2世祝福家庭であるカン・インドン副大陸会長の証言によると、”顯進様の南米巡回の際には、日曜礼拝で食口に会うという知らせを聞いた26日、申会長は、空港に直接出迎える予定である意思を伝え、本部教会で準備することができるすべての儀式と、お迎えの準備に最善を尽くすと言っていた”と言っていました。

しかし、副大陸会長の証言によると、まさに27日に、宣教本部から”真の父母様の許可なしには、正式に食口集会をすることができない″という文書が出て、ブラジルは大騒ぎになりました。本当に宣教本部の指示通り、顯進様が来られるのを防がなければならないのか、それとも、真の家庭、真の子女様がお父様の家のような教会に来られて、懐かしい気持ちで食口に会うことを、どうして防ぐことができるのか”など意見が入り乱れました。しかし、”ブラジル食口の情緒と大勢は、来られる子女様を、我々が妨害するということは想像もできない、という感情が優勢となり、その結果、5月30日、各地から集まった900人余りの人たちが参加したと述べました。

続いて副大陸会長の証言によれば、”顯進様は、10時15分ごろ、本部教会に到着し、5階に上がって小講堂から簡単に真の父母様に対する敬礼とブラジルの食口らの挨拶を受けた後、15分ほど貴重なみ言を語られました。続けて話をしようとされましたが、大講堂に顯進様を待っている900人余りの食口たちのためにしばらく待機する時間を持って頂き、私に聖歌を歌いながら、精神的な環境を作るよう指示されました”と証言しました。しかし、申会長は、顯進様が教会に到着し5階で待機しながら、既に到着後45分経過したにもかかわらず、顯進様を無視して、意図的に自分の説教を続けたそうです。このような報告を受けた顯進様は、準備が出来ていない中でも、直接、食口たちに会うと言われて聖殿に移動されたと言います。顯進様は、このような状況で何を考えられたのでしょうか?真の子女の一員として、人間的には自分が教会の組織から無視され排斥された悲しい心情を本当にたくさん感じられたことでしょう。しかし、公的な立場で真の子女の価値と権威を失わないためにじっくりと努力していくということでした。

更に、カン・インドン副大陸会長の証言によると、”顯進様が聖殿に到着されると、場内のすべての食口たちは、歓声と大きな拍手で顯進様を熱くお迎えし、学生は顯進様を連呼しながら場内の熱気を盛り上げました”、”大陸会長は顯進様を迎える立場に立って一緒に歓迎し、礼儀を示すと思っていましたが、なぜ顯進様はこのような突発的な行動をするのかという態度で、大陸会長を辱めて日曜礼拝を無視したという立場で、顯進様が壇上に立たれたにもかかわらず、横に立って席をはずしませんでした”と説明しています。そして、このような状況の中で、”顯進様は、周囲の指導者たちに退きなさいと強い口調で言われ、私を呼んで真の父母様に対する礼儀を示すと言われました。”真の父母様に対する敬礼が終わって顯進様がみ言を語り始められても、申会長は壇上を離れようとしませんでした。その間に警備員の間で衝突があり、申会長が壇上で2度、はねのけられ、その場で大の字に横になってしまいました(礼拝前と礼拝後に二度も)”このような不幸な状況が続くと、”教会側の警護チームは、誰の命令でもなく、雰囲気上、申会長がこれ以上暴れるのを見ておれず、食口が慌てているのを防がなければならないと考えたのか、申会長を外に追いやることになりました”と伝えています。このような騒々しい状況が整理された後、顯進様は、”約3時間、み言と訓読をして食口を教育し、真の父母様の一生の夢と希望を語ってくださり、神様の夢とビジョン(One family under God)を成す主人としての責任を果たさなければならないと力説されました。そして、集会の後にも指導者を別に呼んで継続してみ言を語り、指導者一人一人に神様の夢の主人になることを誓い、決意を示す愛情を見せてくださいました”と証言しています。

翌日の訓読会でも、顯進様は、申東謀会長に対して寂しい気持ちがありましたが、真の子女の立場から申会長を訓読会に来いと言ってみ言を与え、教育されたといいます。しかし、申会長はその場でも自分の犯行が正当であることを強弁し、顯進様の火のような性格に触れる言い訳を続けました。これらの過程で激しく怒った顯進様は、申会長に、前日の悪意を大きく非難し、足で蹴とばし、手で申会長の頭を握るところまで行きました。これは、まるでお父様が誤った指導者や食口を教育する時の姿と似ている姿でした。しかし、申会長チームは、あらかじめ用意された脚本に基づいて、これらの顯進様の行動をビデオを使って集中的に撮影・編集し、真の父母様へ報告するに至​​りました。全体の状況を撮影したビデオではなく、自分たちに有利な画面を編集して、前後の状況を知らない真の父母様と食口たちに、顯進様の暴力的な行動を浮き彫りにさせようとしています。しかし、その現場にいた人々は、お父様の火のような性格に似ている顯進様が、この日の訓読会では本当にたくさん我慢しておられる様子だったと伝えています。

真の子女の立場から、そのような恥辱と屈辱を受けたにもかかわらず、その程度のレベルで非難するのを止めて、申会長の無知を悟らせようとした顯進様の努力が全く涙ぐましいという感想を伝えてくれました。しかし、現場の状況を知らない人たちは、真の子女様がなぜあそこまでするのか考えたと思いますが、その前日の集会妨害事件と訓読会で見せた申会長の無礼で傍若無人な態度を見たとすれば、おそらく理解できるでしょう。統一家は、その歴史の中で、一人の指導者が真の子女様にこのような冒涜と侮辱を与えた事例はありませんでした。勿論、すべての記録は、後日、顯進様のスタッフが撮影したビデオや写真、報告によって、より正確に食口らに知らされることと信じます。

事件当時、正副会長の相反する報告を暴き、真実は分別する必要があります。

このような状況の説明が正反対に出てきたのは、申東謀大陸会長とカン・インドン副大陸会長との間の、集会妨害事件を見る目が全然違うからです。しかし、申東謀会長は、大陸会長という教権にこだわった報告をしており、カン・インドン副大陸会長は彼の立場を置いてまで、自分の信仰の良心をかけて事件の顛末を報告しています。申東謀会長は顯進様一行を暴徒と規定したのに対し、カン・インドン副大陸会長は、顯進様の集会を、教権に執着して真の子女様のみ言を阻止し、故意に妨害した大陸会長の非常識な行為と規定しています。

顯進様が、ブラジルの教会で話をする準備をされたのは、次のようなプロセスを介してなされました。顯進様一行は、ブラジルを訪問する前に、ブラジル教会の理事会と元老の食口の代表から、日曜礼拝に出席し、食口たちにみ言を語ってくれという要請を受けました。しかし、当初から顯進様のみ言に否定的だった申会長は、ブラジル教会の理事会と元老食口らの依頼を無視して独断的な決定を行い、予定にない自分の説教を計画しました。しかし、食口たちの顯進様のみ言への熱望が高まって周囲の状況が不利になると、申会長は、わざわざ世界宣教本部に、”顯進様が教会でみ言を語るのは、真の父母様の許可事項ではない”という内容の公文書を出すことを要請し、最終的に宣教本部では話にならない公文書を急に南米大陸会長に出しました。

申会長はこのような公文書を持って周囲の指導者や食口らを説得しようとしたが、真の子女様に対する食口たちの心情的な慕わしさとみ言の熱望を抑えるのに失敗しました。すると、計画を変更して、顯進様が壇上に立つのを阻止するために、自分の説教を長引かせる計画を立て始めたようです。そして、聖日の説教を異常に引きずって時間を遅らせました。一部では、申会長が事前に顯進様のカリスマ的な性格を逆利用して、事前にこのような状況が起こるのを予測し、まるで自分が犠牲者かのように、そのような事態を誘発する行為をしたという批判が出ています。

申会長による顯進様の批判は蛮勇だ。

申会長はこのような、自分の幼稚な行動が真の家庭の父子間の隙間を限りなく大きく開いて、親が子供を異端者・破壊者として非難させたことに対して反省するどころか、”顯進様集団は、南米の食口たちの、このような真の父母様と直系子女である真の子女を偲ぶ心情を悪用した最も悪質な心情蹂躙行為を行っている”と改めて主張してきました。一歩進んで、彼は顯進様が、”経典を侵犯して真の父母様への反逆を犯したと批判しています”、さらに申会長は卑俗にも、より一層感情的な言葉で、”顯進様が、資格もなく近付いてきて神聖な儀式を中断した行為は、歴史を置いて、統一家の恥ずかしい過去の歴史として記録されるだろう”と主張しています。そして、真の子女は、教会の伝統的な、法の上に存在するのかという部分では、”真の子女様が好きにしてよいという考えを持つように人格を作ったのは、まさに私たちがしたことなので、私たちは、悔い改めの項目にこれも1つ付け加えなければならない”と言いながら皮肉を言っています。また彼は、”顯進様が偽りの情報をそのまま信じる良識が失われた姿、行動や感情すら調整することができない不安定な様子、摂理的事件の理解不足、み言の偏向的な理解や歪みなどの”負の側面を強調する文章をホームページやカフェに掲載しています。そして、”すべての統一家の兄弟姉妹は憤然と立ち上がらなければならない”と扇動し、”我々が単にはいと回答したり、外的に好きだからと言って単に支援すれば、それはそれで終わるのではなく、顯進様に自信を越え驕慢の翼をつけさせることになり、より大きな力で真の父母様に近づくどころか、さらには、大敵にまでなる可能性に注意しなければならない”と勝手な推論をし、分別のない暴言を吐いています。そして最後に、”顯進様は、真の父母様の決定に従わなければならない。言い訳しないでほしい。これ以上・・”:神のみ旨”という言葉を使用してほしくない”と、おこがましい忠告までしています。真に申会長の傍若無人さは極まっています。

申会長の傍若無人な行動の背後には教会権力の隠れたカルテルがある。

まず、申会長のこのような文章に触れながら本当に嘆かずにはいられません。かつて申東謀会長が、ブラジル本部教会の集会を逆賊行為と規定して、インターネット上で持続的に自分の主張を展開して顯進様まで直接名指しで個人攻撃しながら、人格破綻者だと批判しながら、真に超えてはならない線を超えたからです。そして、6月4日の父母様の揮毫が出て以後、仁進様のブラジル訪問を通じて、食口を再び集めて顯進様の集会を批判した後は、顯進様に対する礼儀は全く考えず、決して使ってはならない非難と定罪、そしておこがましい忠告までしていることに驚かざるを得ません。いくら自分の信念が強く、彼自身の行動が正しいと信じたとしても、私たちの兄であられる顯進様に公開的に恥辱を与え、真の父母様が異端者・破壊者と揮毫を書かれるほどまでに、虚偽の報告によりその原因を提供し、仁進様を招待して顯進様のブラジル集会を批判するなど、食口に混乱を加重させて、真の子女としての顯進様の価値を卑下して人格殺人するなど、天が嘆く蛮行を犯したにもかかわらず、自分の正当性を強弁している姿こそ全く容赦することができません。

しかし、我々はこのような傍若無人の申会長の行動が、ただ一人の血気から出てきたものではないことを知ってほしいのです。その背後には彼の衝動と、今回の事件を利用して自分たちの権力を強固にし、永遠の長きに渡って持続しようとする人々の陰謀が潜んでいることを指摘せざるを得ません。このような無分別な行動を大陸会長と呼ばれる立場の公職者がしたということも、私たちの教会の指導者のレベルの低さを示すだけでなく、このようなレベルの意識を持つ人々が、これから真の父母様と真の家庭を適切に補佐していくことができるかについて、大きな心配を抱かざるを得ません。

申会長は、真の子女様たちに対する尊敬の念を根本的に備えていない。

申東謀会長は、普段から、すべての子女様を批判してきたそうです。顯進様の前では亨進様、国進様はだめだと言い、また他の方の前では顯進様はだめだと言い、また自分たちだけで集まった所ではすべての真の子女たちが、だめだと饒舌をまき散らしていたそうです。もちろん申会長はこの噂が根拠のないものだと話しますが、これを証明する人は多いし、何よりも彼自身がよく知っているものとみなします。

申会長をはじめとする教会最高指導者の中には、ここ数年間に真の家庭内で真の子女様の間に起こった一連の事件を通じ、今後摂理を真の子女様に任せてはいけないという危険な意識を持っている人々がいるというので本当に驚くばかりです。彼らは今、自分たちの目的のために、真の父母様の権威を前面に出して真の子女様を一人ずつ打ち始め、最初に狙った対象に顯進様がなったのです。実名を挙げたくもないでうが有力な情報によると、申会長をはじめ、教会内の最高責任者の中には、その中心に立ち、おおっぴらに、彼らだけの個人的会話の中で、このようなテーマが扱われているそうです。どれだけサタン的で天人共怒だと思いせんか?結局、サタンは、真の家庭を分裂させるために、真の家庭の奥深くまで浸透して、お互いを離間させ、真の子女ではいけないという意識を植え付け、いわゆる彼らが主張するモルモン式教会体制を構想していく計画をしているという話が出回っています。

顯進様も、この知らせを聞いて、大きな懸念をされました。何年か前にも顯進様は、”教会を2つに分けて互いに競争をしてこそ発展することができる”と某指導者が主張したという報告を聞き、その指導者を大きく非難し、いつかはこのような扇動が教会内に雨後の竹の子のように現れるのを深く懸念されたことがありました。その指導者は今も真の父母様の大きな信頼をもとに、財団関連高位公職を務めていますが、ここでは、実名を明らかにはしません。

サタンは、真の父母と真の家庭を分裂させる反逆行為の源である。

私たちは今回の事件に接して、真の父母様と真の子女様を離間させ、家庭の中心の茎を根こそぎ否定する反逆勢力が、私たちの内部に深く存在することを確かに見ました。自分たちの反逆的行為を、あたかも真の子女様が真の父母様を裏切り反逆したかのように見せかけて、真の父母様と食口たちの目を覆っています。サタンの陰謀ではない以上、このような非原理的な行動をすることはできません。彼らは、摂理のためという名分で真の父母様のみ言と権威を利用して、今では勝手に真の子女様を非難し、真の家庭から追放するために血眼になっています。真の家庭内で絶対にあってはならない非原理的な行動と措置が行われています。

ひたすら彼らの口に合う真の子女様を迎えるために(もちろん、後にこの子女様も、結局同じ運命を辿ることになるかもしれません)、他の真の子女様を一つずつ蹴り落とそうとしています。ここで一番怖い存在だった顯進様を異端として非難したので、顯進様は真の父母様を離れ、別の暮らしを楽しんだという人がいるかもしれません。しかし、顯進様は、普段からそうだったように、一度も真の父母様を離れず、離れる心もないと言われました。なぜなら、真の家庭が分裂して家庭の中心が揺れれば、それは摂理が壊れ、神様と真の父母様の夢が破綻するからです。

UCI定款の改正は、非営利平和奉仕活動を支援するための手段に過ぎない。

申会長は顯進様が、UCIを真の父母様を中心とする統一家の財産を奪い、統一教会と関係のない法人にしたと批判しています。 UCI定款を改正し、ボランティア団体やその他のNGO活動に寄付できるようにしたことに対して、自分たちの団体のお金を横領したと批判しています。しかし、このような批判は、米国の法律を知らない申会長の無知をそのまま見せています。公的法人で、私的目的のためにお金を隠匿する可能性があると思うのは、知らないにもほどがあります。お父様が、80年代の脱税容疑で無実の獄苦を受けたことを知らない顯進様ではないのに、どうしてそんなことができると考えるのでしょうか?ハーバードMBAを出ておられる方が、そのくらいのことも分からないと思いますかと申会長にお聞きしたいものです。顯進様は、もともとUCIが一般企業のように登録されているため、その限界をよく知っており、今後は、社会奉仕や世界平和運動のための財政的支援をスムーズにするために定款を改正したと聞いています。でも、それも米国法が定める限度内でのみ可能です。

統一教会も、社会貢献活動を通じて大衆的な価値の向上に努めなければならない。

実はこれまで私たちの教会は、社会奉仕に出し惜しみをしており、大衆的な価値を高め、市民に共感を得ることができる活動が多くありませんでした。お父様が定められた数多くの摂理の団体があり、対社会的な活動をしてきましたが、統一運動を国民に積極的に位置づけさせるための決定的な重要なキーワードを確保するのに失敗しました。国民に統一教、統一運動をして肯定的に連想させることができる内容がなかったということです。

数年前に家庭党選挙の時、ギャロップを使って国民向けの世論調査をしたことがありました。その調査で、国民が統一教といえば、最もよく連想する”重要キーワード”が何なのかという質問に、”異端”、”お金が多い”、”文鮮明”、”合同結婚式”などの言葉を思い出す人々が大部分で、その中で最も多くの人はお父様の名前を除いて、”異端”と”お金が多い”とのことでした。このような連想作用はこれまでの我々の努力にもかかわらず、いまだに、ほとんどの国民が、統一教に対する否定的な認識をしており、特に社会貢献をほとんどしていないという意見を発表しました。実際には統一教をどのように考えいるのかという質問に、ほぼ10%前後の人たちだけが、やや肯定的な反応を見せました。このような絶望的な状況について、家庭党は選挙に出ましたが、最終的に誰も当選せず惨敗しました。もちろん、選挙後、真の父母様は絶対服従の条件としてその選挙に敗北したのではないと食口を慰めてくださいましたが、客観的な次元での選挙の惨敗は、否定できないものでした。

家庭党の選挙結果は顯進様のGPF活動をより一層強化したきっかけとなった。

家庭党選挙の結果について、顯進様は、GPFを通して世界の人々の統一運動に対する認識を全面的に転換させなければならないという確信を持ちました。顯進様は、GPFの3大コアバリュー(超宗教平和運動、真の家庭の価値の向上、ボランティア文化の拡大)をもって、現実社会の中で主導的な影響力を持つ人々と団体が参加する中で、統一運動の地位を向上させ神様と真の父母のみ旨である”神様の下の人類一家族(One family under God)”の理想を実現し、天一国建設のためのモデル国を探して出すための世界的な平和運動を展開して来られました。しかし、これらの顯進様の活動について、顯進様を中傷謀略している人々は、GPF活動は、真の父母様の意思と無関係に、顯進様の勢力を拡張するためのものだと真の父母様に報告をし、父子間の隙間をより大きくしてしまいました。

結局、真の父母様は顯進様にGPF活動を当分するなとおっしゃり、このような誤解が繰り返され、今回のブラジル集会妨害事件が発生し、教会側の一方的な報告だけに基づいて真の父母様が真の子女様を異端者・爆破者と非難する、摂理史の中で最も悲しい日を作ってしまいました。真の家庭の理想が粉々に砕かれ、真の父母の遺産が風に飛ばされるように散らばってしまう危機を作り出した人々が果たして誰なのでしょうか。教権に執着して、真の子女様が慕う食口に会って、真の父母様の理想を実現するために主人になれという集会を妨害したことが本当に正しい行為だと強弁することができますか?摂理史に、このような拭うことのできない汚点を残した人たちが、まるで凱旋将軍のように、真の父母様に最も忠誠を尽くす忠臣のようなふりしている姿は、全く見るに哀れな姿です。

真の父母様の揮毫執筆動画の公開は、協会と財団の意図をよく見せた事件

今、多くの食口が、お父様が揮毫を書かれている動画を見て、信仰的ショックを感じています。協会側ではこの動画を利用して、真の父母様が顯進様を直接非難している証拠として、食口に見せるつもりだったようです。実際、仁進様は、ブラジル本部教会で再び集会を開き、そのビデオを食口らにそのまま見せたといいます。しかし、韓国語を知らない外国人の食口にとっては、この動画を証拠資料として使用することもできましたが、韓国の多くの食口と若い2世たちは、この動画を見て大きな衝撃を受けました。そして、2世たちはもちろん、信仰的な良心を持つ多くの人が、真のお父様が揮毫を書かれる過程と、その中で行われた会話の内容に接し顯進様に同情する世論と共に、ここまで父子間を離間させてきた奸臣賊子に対する怒りが沸騰しています。

どうして顯進様をつぶすためにここまでできるのか、多くの人たちが理解できていません。これまで、顯進様が真の父母様にどのような過程を通じて誤解を買い、それがさらに深刻化したことを心で感じる人が増えています。私たちの恥を赤裸々に見せた今回のブラジル集会妨害事件と真の父母様が揮毫を書かれる動画の件について、協会と財団は食口が納得できる対策を行うことです。

私たちは、信仰的な良心に基づいて、主人意識を持って適切な摂理の道を開拓しなければならない

真の父母様の周りを取り囲んでいる奸臣賊子は、このように主張しています。真の父母様が決定したので、食口たちは、絶対服従の立場で従わなければならないと。真の父母様の権威を利用して、自分たちが行った非原理的な行為を隠蔽し、食口に対して黙ってついて行かなければならないと説得する彼らの姿は真に哀れです。今回の事件を通じて、多​​くの人々は、果たして正しい信仰者の姿とは何なのかを考える機会を持つようになりました。誰がこうした状況まで真の父母様、特に真のお父様をだましているのかに対し、食口たち自ら知ることができる機会が、今回のきっかけで生まれたのは遅い感はしますが、むしろ幸いなことかもしれません。

しかし、こういうことが真の家庭の権威を大きく傷つけたことに対しては、心配せざるを得ません。いざ手術する部位を検出できず、むしろ健康な肉をえぐり出して、それを恐れて早めに覆いかぶせようとする、いかがわしい技術をもつ医者のような人々は、もはや真の父母様の周りにいてはならないということを、真剣に示す事件だということができます。これから、食口たちは自分たちの信仰の良心によって、善悪を分別して、立ち上がる時が来たと思います。

お兄さんを愛するならば実践的に真正性を見せてください

最後に亨進様、国進様は、今回の事件を政治的に利用しないでいただきたいと思います。できれば、お兄さんを断罪するための全国巡回講演を直ちに中止してくださるよう願います。そして、お兄さんと率直な対話を通じて隙間を埋め一つになるため、お兄さんに近づいていくことを切にお願いいたします。真の家庭の兄が本当に家庭の一員だと考えるならば、どのような障害がある場合でも、お兄さんを訪ねて会う必要があります。お兄さんが、教権の下にいると考えて押さえつけたり、すべてを捨てて真の父母様の前に来て、ひざまずいて、悔い改めなければならないと一方的に主張しないでほしいです。神様と真の父母様のみ旨に全力を尽くすお兄​​さんの純粋な行為を、これ以上非難しないでほしいです。そして、これ以上、真の父母様と食口たちに見せるための二律背反的な行動をしないようお願いします。お兄さんを断罪する巡回講演中に、お兄さんが真の父母様に戻ってくることを願うという内容が含まれている8日間の断食精誠を言及する亨進様の思いを、素直に受け入れることができるかどうか分かりません。

本当にお兄さんを愛するならば、心より実践的に真正性を見せるように願います。そうしなければ、食口は、表裏不同の行動と言葉を信頼しないでしょうし、結局、真の父母の代身者であり、相続人の印を受けた真の子女様の信頼度を維持することは困難です。多くの食口の犠牲と真心を基に成し遂げようとした天福宮の理想は、真夏の夜の夢のように飛んでしまうでしょう。その後いくら後悔してもその時は時すでに遅しなのです。

2010.06.11 金白山

-分裂の背景