2018.06.20(土)
インターネットを通じて引き続き資料や映像を捜してみている。今までは独生女という言葉はお母様が宣布して下さる新しい摂理の内容だと思っていたが、今は考え直しつつある。独生女論が神様のみ旨とは関係ない内容なら…、「これではいけない」と私たちが叫ぶべきではないか、という考えから捜してみるようになった。そうするうちにこんな内容を見かけた。金○○博士が書いた独生女論によると、お父様には原罪があり、お母様には原罪がない。そしてこの内容を持って、お母様は食口たちを教育せよと言われたとのことだ。その後に教区長たちがこれについて会議した録音を聴いた。金○○博士と質疑応答をする教区長たちの質問の中には「金○○博士は間違って理解しているようだ」という方もおられ、「お父様の生涯路程を見れば、お父様は原罪がないと私達は学んできた」、「それは原理に合っていない」と主張する方もおられた。それに対して金○○博士は明確に「お母様が指示なさった通りです」と報告した。全ての教区長たちの結論は「食口たちがこのニュースを知れば大混乱に陥る恐れがあるので、食口たちには『お父様にも原罪がなく、お母様にも原罪がない』と言っておこう」ということだった。金○○博士には「お母様が一度だけ公式の席上でそういう発言をして下されば、そのように歴史を整理すれば良いのではないか」と言って、笑いの混じった冗談を投げかけたりもしていた。
公職者たちは食口たちにいつもこのように説明する。離れた子女様たちはお母様を無視し自分勝手に語って攻撃するというのだ。しかし映像を見ると、そのように子女様たちを罵倒した公職者たちの態度は、彼らこそお母様を「全く無視」していた。お母様に精誠を込めて侍り愛する態度ではなく、お母様のみ言葉を自分たちが判断して、食口たちには知らせないのだ。あれほど誇らしく「お母様を中心に一つにならなければならない」と叫んできた公職者たちが何故、お母様が語られたみ言葉をそのまま私たちに伝えずに、お母様も欺いているのだろうか。本当にお母様を否定して評価するのは彼らではないか。
H1と家庭連合が違った点は真のお母様に対する理解だ。理解が違った。表向きは家庭連合がお母様に侍っているので愛するのも侍るのも優れているかのように見える。家庭連合内の人々はお母様をこう証しする。「真のお父様に従ってこられたことだけでもどれほど苦労されたことか」、「既にお父様と一つになられた」、「お母様が独生女であられることを自らが証されるのに、それのどこが問題なのか」、「私は実体聖霊の役事を実感する」、「侍慕精誠を元来は子女がすべきだったが、子女たちが皆去って心が痛むので、お母様が3年間、本郷苑のお父様に至誠を込めて侍られ、孝情の模範を示された」、「神様がしたかったことは何かというと、アダムとエバが結婚することであり、真の父母がこの地上に来ることだ」…。全ての言葉はお母様に同情し、食口たちが他の考えができないようにし、感性を刺激して不足さを感じさせて頭を下げさせる。
一方、顯進様側では、神様の創造目的を成し遂げてさし上げる公的な存在としてお母様を貴く見ていた。神様の娘として、お父様の妻として、真の子女と人類の母として説明するので、はるかに貴くて価値あるように感じられた。世間の前にも真の父母様をそのように証できればよいと思われた。原理的だったし、首を縦に振らざるを得なかった。
ところで今の状況は言葉通り「ノー・アンサー」だった。帰らざる川を渡っているのは顯進様ではなく、むしろ家庭連合の指導部だ。食口たちにちゃんと知らせてあげなければならない。